いしかわゆきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
以前読んだ『書く習慣 』と同じ著者の本。
他人に興味がないのに会社の都合でインタビューライターになった著者が
・誰かと会話することに苦手意識がある
・「面白いことを話さないと」というプレッシャーを感じてしまう
・他人に対して「聞きたいこと」が浮かばない
・でも誰とも会話しないのは寂しい
という人のために書いた本です。インタビューライターの仕事で経験したことを織り交ぜて、話を聞くコツを説明されています。
特に心に刺さったのはこの3つ。
・求められていないのにアドバイスするのは、野暮。アドバイスするというのは自分自身が気持ちいいことなんです。自分がその人のために、なにかをしてあげられている。有益 -
Posted by ブクログ
前著『書く習慣』が、とてもよかったので、こちらも。本当は急ぎたい本があるのだが、ちょいとおおごとに直面して、こちらの方の感想を先にする。
発達障害や繊細すぎる影響で、ちゃんとする気があるのに、普通出来そうなことができない…そんな方への生活指南とエールの詰まった本。文章自体はすごく読みやすいのだが…。
この本、難しいなあ。いしかわさんと同じような状態で悩んでおられる方には、ドンピシャで刺さると思うし、人とのお付き合いの仕方は誰しも頷くところが多いと思う。ただ、お仕事に関しては、フリーに誰もがなれるわけでもないし、ずっと若いままでもないので、こういう考えもあるよというくらいに思っておかないと、 -
Posted by ブクログ
インタビューライターであるいしかわゆきさんの聞き方指南書。
以前出版された、いしかわさんの書くことについての本『書く習慣』は大変ためになりました。
元コミュ障でありつつ、インタビューライターとして活動しているいしかわさんがどのように話を聞けばいいのかを教えてくれる一冊です。
まえがきに、いしかわさんの「他人にあまり興味がない」という潔い宣言があります。
そんないしかわさんでも普通に話を展開させるぐらいのスキルを身につけて、今があるそうです。
本書には相手に興味がない状況から聞き手として話を展開する技術が書かれており、すぐに活用しやすいです。
例えば「おすすめのものを質問したら、その場で -
Posted by ブクログ
ポンコツとはいえ、やはり本が出せるぐらいなので、人より突出したものはあるんだろうなと思います。
そうした才能も特になく、それでいてポンコツとなると、やはり今の日本の世の中は生きづらいような気がします。
私自身も若干ポンコツで、一般の同年代に比べると明らかに体力がないので(独身中年男性)、できれば一日6時間ぐらいの仕事に就きたいのですが、特に才能のない自分にはそのような職はなく、8時間働いてやっと自分一人生活できるぐらいです。幸い、特に今のところ障害はないのですが(過去に軽度な鬱で精神科通院歴はあり)、それがゆえに、体力のある人と同レベルで働かざるを得ず、本音としてはちょっと辛い・・・。8時間