あらすじ
いちばん困るのは「興味を持てない相手」との会話です。
「会話が苦手」という人はたくさんいますが、
仲の良い友達や家族との会話に困る人は少ないでしょう。
リラックスして話せて、相手に聞きたいことも溢れてきます。
多くの人が本当に頭を抱えているのは、
会社の先輩、後輩、上司、取引先など、
それほど親しくなかったり、親しくなりたいと思えない人と話すときです。
「仕事相手との距離を縮めたいけど、話すことがないな……」
「今度、上司と飲むけど、プライベートには興味が湧かないな……」
こういった、「興味を持てない相手」との会話こそ、
「なにを話せばいいかわからない」という感情を抱いてしまう、
会話の悩みの本質と言えます。
本書の著者であるいしかわさんも、
かつては多くの人に対して「興味を持てない」と悩んでいました。
ですがいまでは、「当たり障りなく会話できる」スキルを
身につけられたそうです。
本書では、そんな著者が見つけた、
「興味を持てない相手」ともうまく話すためのコツをお伝えします。
・「1対1」のサシで話す状況をつくる
・相手に会う前に「情報収集」をしておく
・「聞きたいことメモ」をこっそり忍ばせる
・主語を「自分」から「みんな」にしてみよう
・「オススメ」を聞いて、その場でポチる
・「ヤバくない?」と言われたら「ヤバーい」と返す
・「つなぎ言葉」で時間をかせぐ
・「知ったかぶり」より、無知の「知りたがり」に……など
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
あと2週間早くこの本と出会っていれば…。
センスさえあれば芸人さんになりたかった私。
しゃべるの大好きなんです!
ただ、この前の町内会の役員の引継ぎのとき、やらかしてしまいました。
新副町内会長の私は、本来なら町民のみなさんの聞き役にならなければいけませんでした。
それが自ら挙手し発言・提言を繰り返してしまって…。
あぁ、恥ずかしい…。
「傾聴」ということを学んだばかりだったのに…。
この本で再度「聞くこと」の色々な意味での大切さ学ばさせていただきました。
でも、まだ1年の任期は始まったばかり。
とりかえすぞ!
Posted by ブクログ
とても読みやすくサクッと読めました!
私も話すことや人とコミュニケーションをとるのに苦手意識があり、
共感出来るところがたくさんあったり、これなら自分でも出来るかもと思うこともありました。
少しずつ実践してみようと思います。
Posted by ブクログ
前著の書く習慣が良かったので購入。他人に興味がなくても、聞き上手になれる。具体策が示してある。人は自分の話を聞いてほしい。人の話を奪わない。感情と返事をする。会話が弾む返し方が参考になった。
Posted by ブクログ
私はコミュニケーション能力に自信がない。少しでも人との会話を楽にできないかなと考え、聞き上手になれる本を探して見つけたのがこの本。
活かしたいなと思うことがたくさん詰まっていた。
・流行り物には幅広く手を出してみる(→会話のネタになる、人と話を合わせやすくなる)
・会話中、相手のターンを邪魔しない(確かに、自分が気持ちよく話している時に話題を重ねてくる人いるけど、あまり気持ちいいものではないよね)
・質問攻めをせず、返答を受け止めてから次の質問へ(聞き役に回ろうと必死になって次々に質問すると、面接みたいで相手も恐怖を感じてしまう)
・知らないことを知ったかぶりしないで教えてもらう
・自分の記憶力をあてにせず、日々のちょっとしたことをメモに残す習慣をつける
等々
この5つは特にすぐに実践していきたいこと。
人との会話に早く使ってみたくてちょっとワクワクしてきた。
Posted by ブクログ
・準備・情報収集をして臨むこと
・聞きたいことメモをこっそり作ること
・答えやすい質問をすること、質問の意図まで伝えること
私の仕事にも活かせると思った。大切だけど忘れてしまいがちだった。連休明けから仕事も頑張りたい。
Posted by ブクログ
▫️聞く習慣
コミュニケーション力の中でも聞く力が大事だと考えている。
会話をしていて、自分に対して質問をしてくれる人、良いリアクションをしてくれる人と話をするのは楽しいから私も聞き上手になりたい。
この本は、話を聞くことの大切さや話を聞くときに何に気をつければ良いかわかる本。
▫️会話のメリット
①活きた情報が入る
②良い人っぽく見られる
③会話はストレス発散
1️⃣会話を楽にするための準備
①相手に会う前に情報収集
②聞きたいことをメモしておく
③映画や本、漫画なんでもトレンド押さえておく
2️⃣話の引き出し方
①何かおすすめを聞くときはカテゴリを絞って聞く
②聞く理由をセットにすると答えやすい
3️⃣リアクション
①自分が思う1.5倍のリアクション
②「はぁって言うゲーム」相槌に感情を持たせる練習になる←やりたい
4️⃣聞くときに気をつけること
①クソバイスしない
5️⃣聴いたことを書く
①感想やお礼を文字にしてもらえると嬉しい
②記録に残して記憶に残す
③自分なりの感想を入れて書く
6️⃣聞くことの良さ
①人の役に立てて自己肯定感上がる
②聞くだけで人に好かれる
③自分だけの情報が得られる
④誰とでも会話できる
⑤井の中の蛙を抜け出せる
⑥人の気持ちがわかるようになる
⭐️他の人とやってみたいこと
・オンライン雑談(最近の自分ニュースの共有)
・インタビュアーごっこ、聴いたことを記事にする
・「はぁって言うゲーム」などコミュニケーション力上がりそうなボードゲームやる
⭐️やること
・聞いてみたいことリスト作った
・映画などトレンドおさえる(カラオケランキング上位お気に入りに入れたので聴いてみる)
・相手に会う前に情報収集
・人との会話を記録しておく
Posted by ブクログ
人への興味の薄く(相手によるところが大きいけど)、人と関わることに苦手意識があった私には共感の嵐でした。
こういう人が私以外にもいて、共通の悩みなんだなと思うと自分をもっと肯定してもいいんだなと思えました。
聞く習慣チャレンジ実践してみたいと思います。
Posted by ブクログ
著者いしかわゆきさんが、「おそろしいほど他人に興味がない」と書いていたことに120%同意し、読み始めました。
コミュニケーションが苦手、興味がないから相手に聞きたいことがないと思っている人にこそ、聞く力が必要だそうです。
人との関わりが戻ってきている今だから、少しでも聞く習慣が身につくように、まずはSNSで誰かにコメントをしてみることから始めてみます。
Posted by ブクログ
サクッと読めた。
私みたいな話すことが苦手な人でも、聞くことに重点をおいてこなしていくとなんとかなるという話を簡単に教えてもらった。
この石川さんて方、私と似てるなと共感持てた。
書く習慣の方もさくさく読めてこれから読み返したいし、ブログでも紹介したくなった。
Posted by ブクログ
聞くのは自分のためという新しい発想。ゆぴさんならではだなという思いクスッとなりました。
いいリアクションが尋問を会話に変える
・リアクションは1.5倍ぐらい
・相手が話しやすい質問を続ける
・話したくなる良い返し
・ポップな相手にはポップに返す→相手の会話のテンポに合わせることを意識する
会話が楽しくなるコツ
・自分はどうでもいいけどみんなが知りたそうなこと←おそろしく他人に興味がない人たち
2.奥義
意図が分からない質問は怖い。なぜ知りたいのかもセットにして相手に伝えることを意識してみる。
深堀りをしていくために相手の価値観がわかる質問「仕事(学業)」「人間関係」「お金」を用意しておく。
相手も深堀りをしていくことで面白さが分かってくる。
Posted by ブクログ
ゆぴ氏の本。自分は人の話を聞いたり会話するのが嫌いではないので共感できない部分と、沈黙がこわい、何を話せばいいかわからないといった共感する部分があったけど、独自の視点がすごく大事にされていて参考になる本。
その人に聞いたら面白そうなことを聞く
誰もが共通して話せるテーマは仕事や学業、人間関係、お金の話
相槌では何を言うかよりもどう言うかでバリエーションをつけよう
Posted by ブクログ
難しい表現もなく、読みやすくて面白い。
読む前から、私は人の話を聞くことが好きであるという自覚があったのだが、読んで再確認できた。無意識にできている事が多かったように感じたが、新たに意識的に取り入れたいテクニックもあった。
自分の得意に気が付けた。読んでよかった。
Posted by ブクログ
共感できる部分もありつつ、自分にはあまり参考にはならなかったかな。
相手に気持ちよく喋ってもらうためのテクニック本。インタビュアーとしては必要な知識やスキルが載ってる。
でも職場の飲み会では放っておいてもずっーと自分のことばかり喋ってる人や、だから何?っていう拾いどころのない話を延々する人、会話スキルが絶望的でいくら話題を振っても一方通行でキャッチボールが全くできない人もいる。そういうクセの強い人との会話を楽しめる方法が知りたかった。
Posted by ブクログ
筆者がどれだけ苦労して、どれだけ努力して乗り越えてきたかがわかる。
私は何に対しても興味が湧かないので、他人も例に漏れず興味はない。
人と無理に会話しなくてもいいと割り切ろうとしているけど、それも少し無理がある。
世の中には無数の会話術が溢れているが、そんな中で出会ったこの本は信用できる方かなと感じた。
新しい人と出会う今の環境で、やれそうなことを少しずつ取り入れてみようと思う。
Posted by ブクログ
2023/09/15予約 5
「自分では興味を持てない相手やテーマでも、「みんなはなにが知りたいだろう?」と考えてみると、聞いてみたいことが見つかる」というところ、言いたいことはわかるが
うまく思いつかないと思った。
話すのが苦手な人は「自分が1を振って、相手に10話してもらう」。そのために必要なのは「相手が話したい話を聞くこと」です。ポイントは「みんなが聞きたい話」を考えること。「会話なんてそもそもくだらないものです」。失礼なことを言ったり、怒らせたりするような発言さえ避ければ恐れる必要はありません。
これは、なるほどと腑に落ちた。
この本を家族も読み、上記の『1振って…』同士の会話のときはどうしたらいいかな、と言っていた。
確かに…
Posted by ブクログ
以前読んだ『書く習慣 』と同じ著者の本。
他人に興味がないのに会社の都合でインタビューライターになった著者が
・誰かと会話することに苦手意識がある
・「面白いことを話さないと」というプレッシャーを感じてしまう
・他人に対して「聞きたいこと」が浮かばない
・でも誰とも会話しないのは寂しい
という人のために書いた本です。インタビューライターの仕事で経験したことを織り交ぜて、話を聞くコツを説明されています。
特に心に刺さったのはこの3つ。
・求められていないのにアドバイスするのは、野暮。アドバイスするというのは自分自身が気持ちいいことなんです。自分がその人のために、なにかをしてあげられている。有益なことが言ってあげられている。そんな充足感を得られるから、ついアドバイスをしてしまうのです。
・「口下手」はそうすぐに改善できないけど、「聞くこと」ならすぐに実践できます。
・わたしが誰かとした「会話」のなかで得られた情報は、わたしとその人だけのものです。その人が自分のためにシェアしてくれる情報は、なによりも貴重なものです。
「未来の自分」のために話の内容を日記に残しておくことも大切とありました。
やっぱり人と会う、話す、書く、子供に余計なアドバイスをしないって大切だなと思いました。
Posted by ブクログ
読みやすい本でした。書いてあることは、自分にとって真新しいことは多くはなかったですが、重要なことだと再認識できました。
謙遜しているような書き方が特徴的だと感じました。
Posted by ブクログ
文章が若者言葉多めなところもあって合う人と合わない人に大きく割れそう。
人に勧めるなら前作と一緒に。結局は両方大切だよねって話で纏まった。
どちらかと言うと若い人向けなのかな?良くも悪くも読む人を選びそうな印象。
Posted by ブクログ
世の中のトレンドを広く押さえておく
人の良いところ、面白いところを探す
インタビュアーになったつもりで、「読者」が知りたいことを考えれば興味の湧かない人とも話せる
第三者を使って「間接的」に相談を持ち込む
自分のテンションやリズムを徹底的に相手に合わせる
相手の話を聞きながら、深掘りする質問を考える
Posted by ブクログ
インタビューライターであるいしかわゆきさんの聞き方指南書。
以前出版された、いしかわさんの書くことについての本『書く習慣』は大変ためになりました。
元コミュ障でありつつ、インタビューライターとして活動しているいしかわさんがどのように話を聞けばいいのかを教えてくれる一冊です。
まえがきに、いしかわさんの「他人にあまり興味がない」という潔い宣言があります。
そんないしかわさんでも普通に話を展開させるぐらいのスキルを身につけて、今があるそうです。
本書には相手に興味がない状況から聞き手として話を展開する技術が書かれており、すぐに活用しやすいです。
例えば「おすすめのものを質問したら、その場で検索したりネットで即座に購入する」など、すぐにでも活用ができます。
聞き手としてすぐにでも活用できる技術が知りたいという方におすすめの一冊です。
Posted by ブクログ
筆者は、他人に興味がないと言いつつ、興味がなくても「興味がある風」を見せろ!と言う。筆者は、かなり場数をこなしてインタビュースキルを訓練したんだなぁと感じた。また、第5章は一番気合が入った内容で、筆者の書くことへの好き・こだわりをひしひし感じた。「80%は興味のあることをやる。20%は好きなことをやる。」そのことをこの本は示している。