沼田和也のレビュー一覧

  • 牧師、閉鎖病棟に入る。

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    閉鎖病棟の少年達を思うとキツイ。
    勉強したいのにできない環境…
    少年達とちゃんと向き合うことのできる人達が現れることを望みます。

    鬱になるのは、男性の方が多い
    その理由に、男だから、男なのになどと言われたりして自分の気持ちに正直に思い泣くことができなかったり

    子供に、男の子なんだから泣かないのって言うのはやめます。

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    2021年09月12日
  • 牧師、閉鎖病棟に入る。

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    発達障害があり、問題を起こしてしまい閉鎖病棟へ入院となった牧師の体験記。

    自分の弱さと向き合うって本当にしんどいことだなぁ。
    まず弱さを認める事の難しさ。
    「先生」と呼ばれる職業ゆえのプライド。
    自分自身で認めて変わりたいと思わない限り何も変われない。

    心に残ったのが、同室だったマレという少年。妹を金槌で殴ってしまい入院した経緯がある。本人はそれを「悪いこと」とどうしても認識できていない。反省を、、というがそもそもそれ自体が悪いと感じる事ができない以上は難しいのではないかといった事が書かれていた。いろんな体験や自分が感じた部分から罪悪感や善悪の区別がついていく過程をえるのだとすれば、それに

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    2021年08月14日
  • みんなの宗教2世問題

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    編者は自身が宗教二世であることを明かしている横道氏。自身の発達障害についても触れている。

    第一章は宗教2世らの生の声。
    そして著名人らによる様々な意見。
    いろんな人の声に耳を傾けるということの大切さがよくわかる。

    後半は宗教二世を扱った作品についてデータベースのようになっている。今まで気づかなかったが、これだけ作品化されているということは、表現者がそれぞれに問題意識を持って発信しているということでもある。

    安倍元首相銃撃事件から3年経過し、改めて読んでみようと手にした一冊。

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    2025年07月11日
  • みんなの宗教2世問題

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    私も宗教2世、いや、正確には3世です。
    皆さんの体験談は、自分と重なるところも多く、改めて、自分もいろんなことを我慢してきたんだろうな、本当の自分を出すことができずに大人になったんだろうなと感じました。

    せっかくなので、私の記録も(長くなりますが)ここに残します。
    私は、父方の祖母、母方の祖父母が創価学会に入会し、父と母は子どもの頃から学会員で、学会活動の中で出会って結婚し、私が生まれました。
    父母は地元でちょっと有名な活動家だったので、その長女である私も期待されていると(勝手に)感じていました。
    小学生になる頃、母から勤行唱題を教わり、土日には未来部として会合や合唱団の活動に参加しました。

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    2024年06月21日
  • 街の牧師 祈りといのち

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    メンタルヘルスやアンガーマネジメントの色彩が濃いエッセイ。引用が少し多め。ひとつのテーマを深めていくと言うよりも日記に寄った内容。

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    2024年01月31日
  • みんなの宗教2世問題

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    安倍元総理大臣襲撃事件の容疑者山上氏の行動からクローズアップされた宗教2世 さまざまな宗教2世の生の声がつづられている。一時はマスコミも騒ぎ立てたが今では、冷めてしまったようだ。この本を読みもう一度宗教2世について考えることとなった。

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    2023年08月31日
  • 弱音をはく練習 悩みをため込まない生き方のすすめ

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    端的に言うと、
    「人間は急に調子が悪くなるし、醜い心も持っているし、人を妬むんだけど、そんな心を認めて何とか落ち着いている状態を続けられるように気長にいこう」
    ということなんだろうと思う。

    ただ、『端的に言う』ということが、そもそも人間の気持ちを捉えるのに不適当なのだと思う。


    また、しんどい時は視野が狭まって目の前のことしか考えられなくなるが、仕組みとしてしんどくなりやすいのは、やはり政治の影響が大きい。心理的に元気な人が、庶民を困窮させようとする政治に睨みを効かせておかなければならない。

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    2023年08月31日