沼田和也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
発達障害があり、問題を起こしてしまい閉鎖病棟へ入院となった牧師の体験記。
自分の弱さと向き合うって本当にしんどいことだなぁ。
まず弱さを認める事の難しさ。
「先生」と呼ばれる職業ゆえのプライド。
自分自身で認めて変わりたいと思わない限り何も変われない。
心に残ったのが、同室だったマレという少年。妹を金槌で殴ってしまい入院した経緯がある。本人はそれを「悪いこと」とどうしても認識できていない。反省を、、というがそもそもそれ自体が悪いと感じる事ができない以上は難しいのではないかといった事が書かれていた。いろんな体験や自分が感じた部分から罪悪感や善悪の区別がついていく過程をえるのだとすれば、それに -
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Posted by ブクログ
私も宗教2世、いや、正確には3世です。
皆さんの体験談は、自分と重なるところも多く、改めて、自分もいろんなことを我慢してきたんだろうな、本当の自分を出すことができずに大人になったんだろうなと感じました。
せっかくなので、私の記録も(長くなりますが)ここに残します。
私は、父方の祖母、母方の祖父母が創価学会に入会し、父と母は子どもの頃から学会員で、学会活動の中で出会って結婚し、私が生まれました。
父母は地元でちょっと有名な活動家だったので、その長女である私も期待されていると(勝手に)感じていました。
小学生になる頃、母から勤行唱題を教わり、土日には未来部として会合や合唱団の活動に参加しました。 -