中島花野のレビュー一覧

  • ぼくはうそをついた

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    ネタバレ

    原爆で亡くなった会ったこともない祖父の兄に思いをはせるリョウタと、原爆で息子を亡くした曾祖母の力になりたいと思うレイ。2人の思いが交差し、リョウタの優しい嘘がタヅさんを救ってくれてよかった。被爆時の描写が子ども向けとは思えないくらいリアルで、読み応えがあった。リョウタのピュアな恋心もかわいく、子どもにも読みやすい本だと思う。

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    2026年05月24日
  • フェミニスト紫式部の生活と意見 ~現代用語で読み解く「源氏物語」~

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    あまり深く考えたことがなかった「ヒロイン視点」で源氏物語を読み解くことができ、とても面白く興味深かった。
    古典はやっぱり面白いと思う。
    千年以上前の人たちの生活を知ることができる。また、どんな感情を抱いていたのかと思いを馳せることができる。
    それは、とても幸運なことだと思う。

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    2026年02月04日
  • ぼくはうそをついた

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    あの戦争を私は何も知らないに等しい。広島や長崎、沖縄の人たちは今も背負っている。子供たちも小学生の頃から教えられているのに。原爆ドームも行かなければと思いながら行けていない。知ろうとすることから始めなければ。
    この本は中味もわからずタイトルで手にとった。
    ついたうそは優しいうそ。リョウタのウソに胸が熱くなった。この本に出会えて良かった。

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    2025年08月30日
  • フェミニスト紫式部の生活と意見 ~現代用語で読み解く「源氏物語」~

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    現代の女性の視点からみた「源氏物語」面白かった。
    紫式部、そして平安の女流文学
    は実に多彩だったことに今更ながら驚く。時代が違っても、感情や抱く思いは、想像できる。
    読み飛ばしていた中に、こんなにいろんな考える芽があったなんて。読んでいるうちに、何を何故不快に感じていたのか、何故好ましく感じていたのか、自分の感覚が整理されていくのを感じた。

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    2025年01月30日
  • ぼくはうそをついた

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    2024年読書感想文高学年課題本
    現代も続いている戦争の傷跡を小学生の目を通して映し出している。
    広島、長崎、第五福竜丸と日本が受けた放射能の被害はしっかり後世に伝えていかなければいけない、とこの年になって思います。

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    2025年01月01日
  • ぼくはうそをついた

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    平和学習を通して原爆について学ぶが、それ以外にはないかもしれません。
    私自身もそうですし、子どもたちもそうかもしれません。本書は、被爆した人の家族の思いをシゲルさん、タヅさんから知ることができます。お話を通して、戦争を忘れてはいけないと改めて考えることができる一冊だと思いました。

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    2024年08月15日
  • ぼくはうそをついた

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    原爆で亡くなった息子を、今でも探し続けるタヅさん。リョウタとタヅさんの河原での会話は、涙なしには読めなかった。
    周りに戦争体験のある大人がいる人は、いまやかなり少ないと思う。だからこそ、こういった本から、間接的にでも体験者の記憶や感情を読む経験はとても貴重だ。
    今も世界からなくならない戦争という理不尽なものが、巻き込まれた人たちに何を遺していくのかということを、目を背けてしまいたくなるけれども後世に伝えていかなければならないと改めて思う。

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    2024年08月03日
  • ぼくはうそをついた

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    広島の原爆にまつわる記憶をおじいちゃん達に聞く話、かな。彼の地には行ったことがあるし記念館にも入った(昔なのであまり記憶はない)けど、街路樹が世界各国から送られてきた話は知らなかった。また行くことがあればそこも見てみたいなと思う。

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    2024年07月30日
  • セゾン・サンカンシオン

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    精神科で働いている時に読みたかったな

    依存症について、細かい専門書を読むよりリアリティだし入り込みやすいと思う
    依存症の人を見たことがある分、家族が間違いなく崩壊していくのも見たことがあって
    どちらも疲弊していた

    受け止めることが大事

    よく聞くけれど、当事者家族としては物凄く難しいことだと思うし、それができたら家庭崩壊しないよね

    埋もれてるのがもったいない、もっと知って欲しいと思える本でした

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    2024年07月14日
  • ぼくはうそをついた

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    祖父やひいばあちゃんとのつながりから戦争について考えていく子どもたちの物語。

    リョウタは祖父から戦争体験を聞き、戦争で亡くなった祖父の兄の足跡を辿りながら戦争を自分とつながりあるものとして捉えていく。レイは戦争で亡くしたはずの息子を探し続けるひいばあちゃんを支えたいと思っている。

    レイのひいばあちゃんを接点に、リョウタとレイが戦争への関心を共有し、つながっていくところがよかった。恋が芽生えている様子もあって、甘酸っぱくて素敵。子どもたちには、こんなふうに自分の中の大切な気持ちを共有できる人と恋をしていってほしいな、と思ったりもした。

    リョウタがうそをつく場面が、やはりいちばん印象深い場面

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    2024年06月21日
  • ぼくはうそをついた

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    最後は泣きますね。
    よく判らないけど相手をおもんばかって、噓をついたわけでしょう? なんと思いやりにあふれた行動か。

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    2024年06月20日
  • ぼくはうそをついた

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    ネタバレ

    令和6年読書感想文高学年の部課題図書。
    原爆が関係する話で5年生のぼくの「うそ」がなんなのかを考えながら読む。
    シゲルじいちゃんの話の遺品袋のところなど涙が止まらない。それを聞いて、主人公が当時のことを知ろうと行動にうつすところがいい。5年の教科書の「たずね人」に似ている。
    年代が少し合わないので、大人になるのかと思ったが敢えての設定だった。

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    2024年06月15日
  • ぼくはうそをついた

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    2024年読書感想文課題図書·高学年
    小五のりょうたは夏休み。最近同居を始めたおじいちゃんと過ごすことが多い。釣りを教えてもらったり、野菜を育てたりするうちに、おじいちゃんがここ広島の地で原爆を体験した話を聞く。
    そして、りょうたのバレーボールチームは弱いけど、他の強いチームの選手レイ(美人)のおばあちゃんを知る。
    回りにさけられ、バカにされるようなレイのおばあちゃんの行動には昔のつらい思い出が関係していた。
    原爆の追体験と、りょうたの心の成長、レイへのあわい恋心が読みどころです。

    レイとの恋愛模様がもう少し後を引く感じで描写されていればもっと好みだったかも。あ、課題図書ですよね。すみません

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    2024年06月26日
  • ぼくはうそをついた

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    2024課題図書

    子どもを原爆で亡くした親
    遺骨が無くて、60年経っても死を認められない苦しみが伝わる

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    2024年06月14日
  • ぼくはうそをついた

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    5年から。2024読書感想文高学年。5年生のリョウタは、おじいさんから兄のミノルさんが原爆で亡くなった時のことを聞く。そして、先輩のレイさんのおばあさんには、原爆で失くした息子さんがいることを知る。消えない戦争の傷痕と人々の苦しい想いを考えるため、原爆資料館や周辺を当時を想像しながら歩き回るリョウタ。戦争を後世に伝えていくことと、痛みが少しでも癒えることを願う一冊。
    作者の母親が太平洋戦争の終戦の年に教員であり、その話を元に描かれているそうです。街の様子や学校の様子が分かるお話。

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    2024年05月26日
  • フェミニスト紫式部の生活と意見 ~現代用語で読み解く「源氏物語」~

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    ネタバレ

    フェミニズム的な視点で源氏物語を読み解く。
    源氏が紫の上や玉鬘に「教ふ」ことが多いこと、どれもキモいんだけど、それを「マンスプレイニング」でまとめるとなるほどなと思う。昔も今も、おっさんは若い女性に上から目線で教えたがるもの。
    薫は誠実な男性の印象が強いけど、妻ではなく都合よく関係を結べる召人が結構いた、とか、大君の人形を作りたがって中君に引かれているとか、むっつりスケベ感が意外と強くて印象が変わった。浮舟は大君に似た人形として薫に愛され、主体性のない女性なんだけど、匂宮が戯れに渡した硯で書いた歌に無意識の本心が表れてしまったり、自殺未遂後に手習をして独詠歌を何首も詠み、そこで自分の言葉を獲得

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    2024年01月03日
  • セゾン・サンカンシオン

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    アルコールやギャンブル、窃盗などの依存症に苦しむ女性達とその民間療養施設、セゾン サンカンシオンの物語。

    初めて知る依存症の現実ばかりだった。「再飲酒は風邪の時の鼻水のようなもの」「完治はしない」「回復を続ける」という表現に、この「病気」の難しさと当人の苦しみを感じだ。

    そうなるには、皆大きすぎる悲しみや辛い体験を抱えている。だからこそ人の温もりが回復のための大きな力になるのだろう。物語の最後に希望の光が見えて救われる。

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    2023年08月07日
  • ぼくはうそをついた

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    原爆は主人公のリョウタにとって遠い時代の話だが、祖父の語る話を聞いて自分なりに受け止めようとする姿に希望を感じた。

    作者の過去作『ぼくがバイオリンを弾く理由』の登場人物も関わってくるが、どちらも独立したストーリーなので先にこちらを読んでも構わない。

    広島出身の作者にとって原爆の話は継承しなければならないテーマなのかもしれないが、押しつけがましさがないので今の小学生が読んでも素直に共感できると思う。

    夏休みの読書感想文にぴったりな本

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    2023年07月26日
  • セゾン・サンカンシオン

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    前川ほまれさんの新刊 児童書を読みたいと思い、初作家さんはどんな本を書いているのか知りたくて手に取った本。
    アルコールや薬物、ギャンブルなど依存症の人達とその家族、療養所のセゾン・サンカンシオンと指導員の塩塚さんの話。
    依存症は周りの理解が難しいこと、本人の辛さ、詳しく書かれて、暗く深い内容に何度も挫折しそうになりながら、でも読まない選択ができない本でした。

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    2023年07月23日
  • セゾン・サンカンシオン

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    様々な依存症の女性達が暮らす民間施設セゾン・サンカンシオン
    依存症になってしまった女性達と家族の物語。
    第5章のタイトル 三寒四温を目にしてようやくセゾン・サンカンシオンと結びついた。

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    2023年01月04日