中島花野のレビュー一覧

  • 佐藤の告白

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    とても面白かった。時間を忘れて読んだし、未だかつてなく早く読み終えた気がします。一人称視点になる主要人物の心情描写がとても好きです。わかりやすく共感性も高いのにどこか余白を残していて、想像力が掻き立てられて読んでいて楽しい本でした。

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    2026年08月22日
  • 佐藤の告白

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    価値観がかなり一致していて別世界の私が書いたのかと思った。
    私の心をちょっと軽くしてくれる物語だった。ありがとう。

    悪意には慣れたくないな。他人への悪意も。
    悪意を正当化するような発言ヒヤヒヤした。

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    2026年08月13日
  • 佐藤の告白

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    「俺って悩んでたほうが良いんですか?」
    幅広い世代にオススメできる本。文章の構成がとても魅力的で、多様な人生を箱庭から覗いてるみたいです。いずれも、様々な境遇に置かれた人間(いま読んでる私たち読者も含め)が、再びこの「学校」という閉鎖的な空間に閉じ込められるような、そんな体験ができる本です。

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    2026年06月13日
  • 佐藤の告白

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    デビュー作とは思えないほど構成も文章も上手で面白かった。
    子供も大人も関係なく、「これは私たちの物語である」と思わせる説得力があった。

    一番最初の語り手である「ひなの」のパンチがすごく、ここでグッと物語に引き込まれる。
    好きな人との夢小説を書いたり恋心が暴走したりゴリラになったりと忙しなく、語彙の豊富さに笑います。

    一転して先生、母、鈴木視点ではそれぞれの繊細な感情の機微がしっかり描かれており、学校という閉鎖空間での生き方を考えさせられます。
    いじめをしていた生徒や鈴木と佐藤の関係の落とし所も爽やかでとても良かったです。

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    2026年06月08日
  • ぼくはうそをついた

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    ネタバレ

                    戦争というものは正義なのか

     戦争というものは正義ではない、人の楽しみや生命まで奪ってしまう本当に怖いものだなと思いました
    この本の題名を見て、『なんでうそをついたんだろう…』と思いながら表紙と絵にひかれ読んでみました✨️

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    2026年07月27日
  • ぼくはうそをついた

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    #ぼくはうそをついた
    #西村すぐり
    #ポプラ社
    #児童書
    #平和学習
    あとがきを読んで、著者がこの物語を長い時間をかけて大事に大事につくりあげたんだということがわかった。うそをつく場面はグッときます。我が子を、家族を戦争で失うということは受け止め難い事実です。戦争反対。核兵器反対。

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    2024年11月26日
  • ぼくはうそをついた

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    原簿で家族を失った心の痛みはいつまでも消えないということに改めて「戦争をする意味」ということを考えさせられる本。なぜ戦争になるのか、有史以来途切れることがない中、今平和な日本に生まれたことのありがたみを感じるとともに自分が何をするのかを考えてしまう。

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    2024年07月02日
  • ぼくはうそをついた

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    リョウタと一緒に
    広島の街を巡った気分になった。
    遠い昔に行った原爆資料館のことを思い出す。
    今年の夏に、もう一度行ってみようか。
    戦争、原爆。ほんの数十年前に日本で起こっていた紛れもない現実に、思いを巡らせるきっかけをくれた良い本でした。

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    2024年06月21日
  • ぼくはうそをついた

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    たんたんとし過ぎてて、決して読みやすい文体とは思わないんだけど、ぼくのついたうそに涙が出そうになった。
    どうか子供たちにも伝わって欲しい。

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    2024年06月16日
  • ぼくはうそをついた

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    あの日から60年経っても、違うカタチで苦しむ人がいることに涙が溢れてきました。
    認知症の家族がいるせいでしょうか。
    必要なうそが沢山あります。

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    2024年06月07日
  • フェミニスト紫式部の生活と意見 ~現代用語で読み解く「源氏物語」~

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    研究書って、読みにくいのだけれど。
    これは面白い!
    と思ったら、研究者でもあり作家さんでもあるんですね。
    ならば、他の本も読んでみたい。

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    2024年04月23日
  • セゾン・サンカンシオン

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    依存症も様々。なった理由も様々。スリップする背景、生き方依存症に関わるものとしてとても参考になった。

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    2024年03月30日
  • ぼくはうそをついた

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    ネタバレ

    戦争で息子を亡くしたタヅさん。その息子の友達のミノルはリョウタの祖父のお兄さん。二人とも広島の原爆で亡くなったのだが、リョウタは祖父から当時の話を聞き、ミノルの足跡をたどってみることにした。記憶が曖昧になり息子を探し歩き行方不明になったタヅさんにリョウタはうそをついた。すごくやさしいうそをついた。ちなみに作中にでてくるミドリ先生は作者のお母さんがモデルだそうですが実体験も含めて戦争の恐ろしさと悲しさ、現代と過去、そして淡い恋心がうまくまとまった良書だと思いました。

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    2023年09月26日
  • セゾン・サンカンシオン

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    すごいものを読んでしまった…
    依存症の現実を垣間見た気がします。
    家族が受け入れることは簡単じゃない、そう分かっていてもつらすぎる。
    何年経っても完全に解放されることはなく、「回復を続ける」という表現も重い。
    自分が当事者になったら、あるいはその家族になったら、どうしたらいいんだろう。怖い。

    でも忘れたくないのは、依存症になってしまった人たちの心に傷つきがあったこと。最初のきっかけは、傷つきや問題を自分で何とかするために嗜癖に手を出している。
    その社会的解決なくして、依存症を減らすことはできないと感じる。

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    2022年05月12日
  • セゾン・サンカンシオン

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    「人を依存症にするのは、快楽じゃないよ。
    心身の痛みや、それぞれが感じている生きづらさが原因で依存症になっていくの」
    アルコール依存症の母親をもつ柳岡千明は、退院後の母親が入所する施設「セゾン・サンカンシオン」へ見学に行く。そこは、様々な依存症に苦しむ女性たちが共同生活を行いながら、回復に向けて歩んでいくための場所だった。迷惑を掛けられてきた母親に嫌悪感を抱く千明だが、施設で同じくアルコール依存症を患っているパピコとの出会いから、母親との関係を見つめなおしていく――。

    ☆最高!最高!最高!☆読み終えた後、興奮してなかなか寝つけなかった。目を瞑るとシーンが瞼の裏に浮かんできて、自分のココロがグ

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    2021年09月20日
  • 佐藤の告白

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    ネタバレ

    「好き」という言葉や感情に悩む人の話だと思いました。
    大人が読んで面白いか、問われると悩んでしまう部分はあるのですが、中学校という閉塞感はリアルで、きっと中高生に響く話なのではないか、と思いました。
    著者の次回作が楽しみです。

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    2026年08月16日
  • 佐藤の告白

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    ネタバレ

    2025年度のラノベ大賞受賞したことを知り、読んでみたが、とてもよかった!

    佐藤に対する気持ちについて、鈴木は次のように書いている。

    「自分の気持ちを好きという二文字に委ねてしまったことが、ひどく乱暴だった気がした。付き合いたいとか、相手が自分をどう思っているか確かめたいとか、そういう種類の感情で片付けてしまうのは何かが違う気がする。」

    「恋とか友情とか、そういう何かに押し込めてしまいたいのに、どこにも分類できないこの感情。以上も未満もなく、佐藤春樹が好きだと、そう思った。」

    この感情は、いつか名前がついてカテゴライズされるかもしれないし、このままふんわりしたままかもしれない。先のこと

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    2026年07月23日
  • 佐藤の告白

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    新人作家さん。今ドキな感じの自己を振り返り型の独白文章がテンポよい。中学生活って息苦しいよね、良くも悪くも。その息苦しいところに「佐藤が鈴木に告白した」という男子~男子への告白の噂。それを揶揄し、いつまでもネタにして嫌な感じの男子の雰囲気も。最初読んだときはこいつら許せねぇだったけど、もしかして嫌悪感だけじゃなくて他に色々思っているのか?と考えたり。あと、佐藤君のことが好きなひなのさん。報われるとよいんだけど。がんばれ。真実はまた別のところにあったけど、佐藤君良い人すぎるよ。先生たちの人間関係や過去もリアル。

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    2026年07月11日
  • 佐藤の告白

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    「2組の佐藤くんが、4組の鈴木くんに告白したらしい」

    そんな噂が流れ、佐藤くんへのいじめが始まる中、佐藤くんに片思いしている女子生徒の長谷川ひなの、鈴木の担任をしているオカジュン先生、息子が男子に告白したことを知る佐藤の母、そして鈴木。この4人の視点から物語が展開されていく。

    青春群像劇でありながら、視点が変わるたびに少しずつ真相へ近づいていくミステリーのような構成が面白い。特に「鈴木の告白」パートはとてつもなく美しく、文章にも熱が宿っていた。このパートで全ての登場人物が愛おしくなる。

    題材が題材なだけあり、どうしても湊かなえの『告白』や是枝裕和の『怪物』は頭をよぎってしまうが、文章のユ

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    2026年06月25日
  • 佐藤の告白

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    今でこそ多様性のあり方についていろいろな意見があり、周囲からの見られ方が変わってきたとはいえ僕が学生の時は、この本の舞台となる学校とそんなに変わらなかったのかなと思いました。
    多様性を扱う作品だからこそ、1人の視点ではなく登場人物それぞれの視点で物語が進んでいくことに意味があるのかなと思いながら読んでいたら、あっという間に読み終えてしまいました笑
    生徒に怒った(というかキレた)オカジュン先生にはスッキリさせていただきました!

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    2026年06月23日