高野結史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
はじめましての作家さん。
「探偵」も「犯人」もみんな敵!という
新感覚のミステリー小説。
ミステリー小説にはお馴染みの、
探偵、クローズドサークル、見立て殺人、密室などが、たくさん詰め込まれて出てくるのに何故か新しく感じる設定やストーリー。
ミステリーだけどクスッと笑えたり、怖いって印象がないのでミステリー初心者さんやホラーっぽいのは苦手という方におすすめ。
逆に言うと、王道のミステリー小説が好みの人には物足りないかもという印象。
バイトの佐藤視点と運営側の小園間さん視点で描かれていて、ところどころコミカルな感じの描写があって、どちらにも感情移入できて、ついツッコんだり、応援したくなっ -
Posted by ブクログ
ネタバレプロローグが衝撃的だったので、どうしてそうなったと気になりながら本編を読んだ。
第一話から第三話までは大体想定通り、ただ事件を起こした側の事情を知ると心が痛む内容が多く、考えさせられることも多かった。
特に第一話の事件は、父親の気持ちを思うと本当に辛い。
最終的に父親にとってもお子さんにとっても最良の選択ができたのではないかと思う。
割と素直な展開に思えた第一話から第三話に比べて、プロローグの展開の本編となる第四話は、二転三転していく展開で心境のジェットコースターぶりが激しいことに。
これまでの話がさらっと伏線になっていることもあり、油断ならない。
特に一安心していたところからの病院のシーン -
Posted by ブクログ
ネタバレ読みやすかった。
法医学者 真壁天は人間像と接するより解剖しているほうが性に合う人間嫌い。しかし、教授から児童虐待を鑑定する仕事を押し付けられる。
様々な親子の闇を暴いていく真壁。ある日、彼に虐待を指摘された親会社首吊り死体で発見される。
死体の状況を見た真壁は、小学生時代に目の当たりにした首吊り死体を思いだす。
小学生時代に見た、親友ハルの首吊り死体、16年たっても過去のトラウマを払拭できずに苦しむ真壁、
ただ、実はその首吊り死体は妹の繭のもので、この真実を受け止められずに乖離性障害というものを引き起こしていたという展開は驚いた。
一連の犯行の犯人も親友のハルという展開も驚き。