高野結史のレビュー一覧

  • 奇岩館の殺人

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    はじめましての作家さん。
    「探偵」も「犯人」もみんな敵!という
    新感覚のミステリー小説。

    ミステリー小説にはお馴染みの、
    探偵、クローズドサークル、見立て殺人、密室などが、たくさん詰め込まれて出てくるのに何故か新しく感じる設定やストーリー。

    ミステリーだけどクスッと笑えたり、怖いって印象がないのでミステリー初心者さんやホラーっぽいのは苦手という方におすすめ。

    逆に言うと、王道のミステリー小説が好みの人には物足りないかもという印象。

    バイトの佐藤視点と運営側の小園間さん視点で描かれていて、ところどころコミカルな感じの描写があって、どちらにも感情移入できて、ついツッコんだり、応援したくなっ

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    2024年06月17日
  • 満天キャンプの謎解きツアー かつてのトム・ソーヤたちへ

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    天幕さん、なかなかののらりくらり系男子だけど、最後はかなり好感持てた。
    キャンプに関連した謎解き面白かったけど、途中途中で出てくる登場人物、嫌なタイプが多くてモヤモヤしつつ。でもこういう情報系謎解きは好きです。

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    2024年05月07日
  • 奇岩館の殺人

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    初めての倒叙ミステリ。両者の感情を俯瞰してみながら何がこのミステリの肝なのか、オチはどうなるのか、ワクワクして読み進めたもののあまり大きなサプライズはなかった印象でした。佐藤の感情はあまりにも浮き沈みがありすぎて入り込めず。個人的な好みの問題であることを抜きにすると総じて面白く読み進めやすいミステリであると思います。

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    2026年01月02日
  • 満天キャンプの謎解きツアー かつてのトム・ソーヤたちへ

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    ネタバレ

    自然の中で食べるご飯って力あるよね。主人公が仕事や私生活の重荷を肩から下ろしている自分に気づくところ、わかるなーと思った。

    DV関連の話は初めて知ることばかりで興味深かった。

    電車移動中の読書にいいと思った。

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    2023年09月19日
  • 満天キャンプの謎解きツアー かつてのトム・ソーヤたちへ

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    ネタバレ

    プロローグが衝撃的だったので、どうしてそうなったと気になりながら本編を読んだ。
    第一話から第三話までは大体想定通り、ただ事件を起こした側の事情を知ると心が痛む内容が多く、考えさせられることも多かった。
    特に第一話の事件は、父親の気持ちを思うと本当に辛い。
    最終的に父親にとってもお子さんにとっても最良の選択ができたのではないかと思う。

    割と素直な展開に思えた第一話から第三話に比べて、プロローグの展開の本編となる第四話は、二転三転していく展開で心境のジェットコースターぶりが激しいことに。
    これまでの話がさらっと伏線になっていることもあり、油断ならない。
    特に一安心していたところからの病院のシーン

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    2023年06月29日
  • 臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体

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    生きている人間よりも死体の相手の方が性に合っている設定の医大の助教、真壁さんは結構子供好き。

    大学のポストを巡る汲々とした事情とか、いい人そうなんだけど組織の建前からか距離感の縮まらない刑事一課の小野田美姫との関係とか、読んでいてちょっとやるせない気分になる。

    子供の虐待を指摘された親が自殺を装って立て続けに殺された、という事件と真壁の小学生時代のトラウマが絡み合って話は進むが、結局犯人には真壁を追い詰めて行く意図は特になかった、って理解でいいんだよね?

    真壁の妹の繭さんがステキで、別れ難い。

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    2023年03月15日
  • 臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体

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    法医学者の助教授真壁天は死体にしか興味がないのだが、児童虐待児の臨床鑑定を言いつけられる。ところが、これが連続首つり事件に絡んでいき、真壁天の立場も危うくなり、警察を差し置いて調査に乗り出す。最後に驚くべき真相が待っている。それにしても主人公の真壁天は可哀そうだなあ。泣けてくるぜ。イマジナリーフレンドというのはこういうのか。

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    2022年11月06日
  • 臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体

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    ネタバレ

    読みやすかった。
    法医学者 真壁天は人間像と接するより解剖しているほうが性に合う人間嫌い。しかし、教授から児童虐待を鑑定する仕事を押し付けられる。
    様々な親子の闇を暴いていく真壁。ある日、彼に虐待を指摘された親会社首吊り死体で発見される。
    死体の状況を見た真壁は、小学生時代に目の当たりにした首吊り死体を思いだす。

    小学生時代に見た、親友ハルの首吊り死体、16年たっても過去のトラウマを払拭できずに苦しむ真壁、
    ただ、実はその首吊り死体は妹の繭のもので、この真実を受け止められずに乖離性障害というものを引き起こしていたという展開は驚いた。

    一連の犯行の犯人も親友のハルという展開も驚き。

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    2022年02月06日
  • 臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体

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    このミス大賞の「隠し玉」として刊行された本作品。
    臨床法医学というジャンルは新しいと思いますが、法医学を駆使してというよりも真壁先生の観察眼で解決している感じでした。
    伏線の回収は面白かったです。

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    2021年07月20日