高野結史のレビュー一覧

  • 奇岩館の殺人

    匿名

    購入済み

    ドタバタミステリ

    クローズドサークルモノが大好きなので読みました。
    ライトな文章と笑いの要素もある展開でサクサク読めました。
    山ほどあるクローズドサークルミステリとの差別化をはかりつつ、
    スマホの時代にそれも没収となると、
    登場人物たちがクローズドサークルの状況についてメタな発言をしまくらなければならず、まあ仕方がないけれど、古き良きクローズドサークルの雰囲気はありませんでした。
    テンポ良くライトな文章のため、読後感や特別な印象は特に残りませんでした。
    が、次作の方がおもしろいとレビューにあったので、次作も購入します。

    #笑える

    0
    2025年08月06日
  • バスカヴィル館の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『奇巌館の殺人』の続編。富裕層が大金を支払い参加する、実際に殺人が行われる殺人遊戯が舞台。
    前作でライターとして雇用された田中が初めて手がけたシナリオ。絶海の孤島にある洋館に招待された6人の探偵たち、そして起きる殺人。入れ替わった死体に予定にない殺人。キャストとして参加した凛子は「探偵」役が誰かを探り当てようとしていた…。
    裏側から殺人遊戯を成立させようとする制作サイドの奮闘と、殺人遊戯の中で実際に演技を行うキャストの攻防がドラマや映画を見ているような感覚。前作から続いていたものが綺麗に幕引きされた感じだった。

    0
    2025年07月13日
  • 奇岩館の殺人

    Posted by ブクログ

    以前から気になっていて購読。
    これは完全に私が悪いんだけども、バスカヴィル館を先に読んでしまったので面白さが半減してしまった。絶対こっちを先に読むべきだった。と、最初1ページ目で後悔の嵐だった。
    上記を踏まえた上での感想にはなるが、やはり心情の表現が多いキャラクターに感情移入しがちなので、かなり終盤まで謎解き役のキャラが気に入らず、イライラしながら読んだ。その分最後の展開はおぉと思ったが、、満足度は微妙なところだった。

    個人的に、文庫本は連載や続き物ならそれとわかるようにタイトルに配慮をするべきで、逆にそうでないのならどれから読んでも成立するべきと考えているので、ここまで内容に影響があるなら

    0
    2025年06月30日
  • 奇岩館の殺人

    Posted by ブクログ

    高額報酬に釣られてバイトに応募した日雇い労働者の「佐藤」は孤島にある奇巌館に連れてこられた。ミステリー作品に見立てて、立て続けに殺人が起きる。これが探偵役のための本当に殺人が行われる推理ショーであると知った佐藤は、「探偵」を見つけ出しゲームを終わらせようと決意する…。
    『満点キャンプの謎解ツアー』より面白かった。滞りなく事を進めたい運営側と死にたくない佐藤の攻防が面白い。

    0
    2025年04月27日
  • バスカヴィル館の殺人

    Posted by ブクログ

    『パスカヴィル館の殺人』
    言わずと知れたシャーロック・ホームズの
    あの事件を思わせるタイトル。

    そして、そこに並ぶは、
    アガサ・クリスティー、エラリー・クイーン、
    ディクスン・カーの見立て殺人

    さらに

    舞台は、殺人ゲーム!

    はたして、探偵役は誰、犯人は誰

    シナリオにない事件も発生し、
    クローズド・サークルで奮闘する支配人

    まさに、王道の本格ミステリー!!



    どう?読みたくなるでしょ?
    POPの才能あるかしら

    (読書感想)
    オーソドックスでいいんだけど、
    ちょっとパンチが足りない

    POPと読書感想
    このテンションの違いよ…

    0
    2025年04月20日
  • バスカヴィル館の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレをくらう恐れがあったので、まだ未読だった「ナイルに死す」を直前に読んで臨んだ本作。多少の驚きはあったものの、論理に裏付けられた納得を伴うものではなかったと思う。ただ設定としては面白かった。

    0
    2025年04月06日
  • バスカヴィル館の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2025-3

    購入後一気読み。
    前作との関連はあるので、シリーズ続けて読む方がいいけど、初めて読んでもまあ楽しめるかなと。

    殺人遊戯や裏方のことを知っている分、今回の“第三層”については新たな展開でよかった。
    なんとなく前作と比べると雑な展開だったように感じた。
    2転3転するかな?と期待していただけにあっさりしていた印象を受ける。 参加者のドラマは控えめだったし、どちらかというと裏方や、最終的に魅せたかったのは“新人の能力”だったのかな…と。

    探偵についてはいくつかミスリードがあったのは面白かった。

    0
    2025年04月04日
  • バスカヴィル館の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    殺人イベントもの第2作。

    実際に殺人を起こす推理ゲームというのはグロテスクだし、それを楽しむミステリマニアや商売にする人間というのも受け入れがたい。が、今回は新人シナリオライターが頑張ったので前作よりは忌避感が薄まった。
    とはいえ、被害者は出ているので、趣味が悪いのは確か。

    0
    2025年03月29日
  • 奇岩館の殺人

    Posted by ブクログ

    リアルマダミスが行われる奇岩館、「犯人」「探偵」は誰だ?生き残りを賭けた推理ゲームが始まる…
    メタ的手法をとっており、某ホラー映画みたいに、成立させるための裏側の苦労が垣間見えて面白かった!
    ミステリというよりコメディかな?

    0
    2025年03月26日
  • 満天キャンプの謎解きツアー かつてのトム・ソーヤたちへ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自然公園でのバーベキュー中に子供が行方不明になり、母親は誘拐だと主張するが証言ははっきりしない。刑事・桐谷歩子は、大人と一緒かもしれないと言うキャンプガイドの天幕とともに子供を探すことに…『バーベキュー大捜査線』
    天幕の渓流釣りツアーに参加した歩子。参加者の1人がこの山では死体が消えるという噂について話し始め…『人食い山の刺身』
    歩子の友人・愛理の叔母の家に空き巣が入り、貴金属などが盗まれた。留守番を任された愛理が従姉妹と外出中のことだった。責任を感じた愛理は歩子に相談し…『焚火の推理』
    天幕のツアーの常連客・沢嶺が崖から落下して意識不明の状態で発見された。現場には天幕の帽子が落ちており、歩子

    0
    2025年03月20日
  • 奇岩館の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    犯人とモブ視点で進む物語。犯人を当てたい人には向かない。
    他の人も書いているが、佐藤が好きになれず(中盤以降)。続編でも出てくるのなら読みたくはないかも。

    0
    2025年03月10日
  • 奇岩館の殺人

    Posted by ブクログ

    「探偵」も「犯人」もみんな敵!
    キャッチコピーに惹かれて購入。 運営側の視点のおかげでコメディ感も強めなので読みやすい。

    0
    2025年01月19日
  • バスカヴィル館の殺人

    Posted by ブクログ

    「探偵遊戯」第二弾。キャストとして探偵遊戯に参加しなければいけなくなった凛子。裏方サイドでは、管理職的な袋小路が、探偵遊戯を破綻させないために翻弄…

    本当に死ぬ必要さえなければ、これはリアルマダミス&人狼のようで面白い。

    0
    2025年01月14日
  • 臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体

    Posted by ブクログ

    人嫌いの主人公は、児童虐待の仕事を押し付けられた。

    言葉を選ばずサクサクと。
    読んでいる方としては楽ですが、これ現実でされると
    腹が立つ状態なのは確かです。
    結果が全て、ではありますが、過程も大事。

    過去の首つり、今の首つり。
    一体何なのか、どうなっているのか。
    主人公の過去が出て来た瞬間、どうなっているのかと
    混乱してきます。
    主人公は冷静になるために、あちらは罪のために。

    0
    2024年10月28日
  • 満天キャンプの謎解きツアー かつてのトム・ソーヤたちへ

    Posted by ブクログ

    バーベキューの際に起きた誘拐事件、死体が消えると噂される山、高級別荘地の窃盗事件…刑事の霧谷歩子(きりや ほこ)は公私で様々な事件に遭遇するが、キャンプガイドの天幕包助(てんまく ほうすけ)が、アウトドアの知識を駆使して謎を解き明かす…

    私はミステリも好きだがキャンプも好きなので、好きなもの二つが組み合わさった本書にビビッときて手に取った。ちなみに私はキャンプ場にも本を持参する。満天の星空を観ながらの読書、小鳥の囀りをBGMにコーヒーを飲みながらの読書は格別なのだ。

    さて本書。あまりメジャーな作品ではなさそうでそれほど期待してなかったものの、想像以上にしっかりした話運びで面白かった。アウト

    0
    2024年09月08日
  • 奇岩館の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    茶番すぎて…
    こんなんに大金払った観客は満足したんだろうか。
    私ならもう少しいい台本書ける気がする。
    次は私でどうですか?

    0
    2024年08月30日
  • 満天キャンプの謎解きツアー かつてのトム・ソーヤたちへ

    Posted by ブクログ

    キャンプを題名に入れているが、不自然すぎずにキャンプの場面を取り入れていて、やりすぎ感はなく引っかかることなく読めました。

    0
    2024年08月12日
  • 奇岩館の殺人

    Posted by ブクログ

    はじめましての作家さん。
    「探偵」も「犯人」もみんな敵!という
    新感覚のミステリー小説。

    ミステリー小説にはお馴染みの、
    探偵、クローズドサークル、見立て殺人、密室などが、たくさん詰め込まれて出てくるのに何故か新しく感じる設定やストーリー。

    ミステリーだけどクスッと笑えたり、怖いって印象がないのでミステリー初心者さんやホラーっぽいのは苦手という方におすすめ。

    逆に言うと、王道のミステリー小説が好みの人には物足りないかもという印象。

    バイトの佐藤視点と運営側の小園間さん視点で描かれていて、ところどころコミカルな感じの描写があって、どちらにも感情移入できて、ついツッコんだり、応援したくなっ

    0
    2024年06月17日
  • 満天キャンプの謎解きツアー かつてのトム・ソーヤたちへ

    Posted by ブクログ

    天幕さん、なかなかののらりくらり系男子だけど、最後はかなり好感持てた。
    キャンプに関連した謎解き面白かったけど、途中途中で出てくる登場人物、嫌なタイプが多くてモヤモヤしつつ。でもこういう情報系謎解きは好きです。

    0
    2024年05月07日
  • 満天キャンプの謎解きツアー かつてのトム・ソーヤたちへ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自然の中で食べるご飯って力あるよね。主人公が仕事や私生活の重荷を肩から下ろしている自分に気づくところ、わかるなーと思った。

    DV関連の話は初めて知ることばかりで興味深かった。

    電車移動中の読書にいいと思った。

    0
    2023年09月19日