高野結史のレビュー一覧

  • 奇岩館の殺人

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    こういう発想もあるんだ!
    斬新な設定で飽きずに読み進めることができ、ラストも含めてとても満足。
    主人公の覚醒、そのモチベにも納得感あり。
    続編や番外編もあれば読んでみたい。

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    2026年09月21日
  • 奇岩館の殺人

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    まず、リアルマーダーミステリーという設定が面白い作品でした。これが面白さの全てだったのかもしれません。引き込まれて一気読みしました。読み応えもあって私は好きな作品。続編をこのまま読もうと思います。あと、せっかく面白い作品なのに表紙が何だか残念。正直この表紙のせいで今まで読んでなかったまである。(というのはかなり個人的な意見です)

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    2026年07月09日
  • バスカヴィル館の殺人

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    ネタバレ

    孤島の洋館で巻き起こる連続殺人事件。クイーン、カー、クリスティに見立てられた事件は、資産家である「探偵」を饗すための推理ゲームだった。迂闊な言動により犯人役として殺人を犯さざる得なくなった凛子は、一行に潜む「探偵」を見つけ出し、早々に事件の幕引きを計ろうとする。一方、ゲーム運営側でも進行に支障をきたす大きな問題が起こっていた。

    前作「奇岩館の殺人」の続編であり、既読だと登場人物の行動(特に真犯人)の意図がわかりやすいが、未読でも問題なく理解できると思う。前作はある意味においてコメディのように感じられたが、今作はミステリーに別のミステリーを重ねられており、最後の最後まで謎を楽しむことができた。前作同様、見立てに使われている古典ミステリー未読だと面白さが目減りするように感じた(特にクリスティ)
    この終わり方だともう続編は出ないと思われるのが本当に残念だ。作者の別作品を読んで紛らわせようと思うぐらいにはお気に入りの作品だった。

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    2026年06月30日
  • バスカヴィル館の殺人

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    ネタバレ

    この作品はミステリー小説の皮を被ったお仕事小説だ!
    でもちゃんとミステリー小説でもある。
    両方のジャンルをかけ合わせてよりおもしろい傑作だと私は思います。

    前作『奇岩館の殺人』と同様に
    本当に人が死ぬ「リアルマーダーミステリー」を運営している会社?の興行がお話の舞台。
    今回は社内闘争を背景にしたトラブルが、シナリオ中にはない新たな謎を生むという展開。それに巻き込まれた運営スタッフがクライアントのわがままにも対応しながら右往左往する姿にサラリーマンの悲哀を感じさせる。

    私はどちらかというと事件の真実よりも運営側の仕事の内情部分に深く共感を覚え、もっともっとこの仕事のことを知りたい!という思いのほうが強かった。
    本筋はそこではないのは百も承知だが、私もサラリーマンとして社内での仕事の役割が似通っていることもあり、そのように感じてしまうのだろう。

    割ときれいに終わってしまったのでもしかしたら続編はないかもしれないが、運営会社の事業活動にスポットを当てたスピンオフ小説や会社案内風のファンブックみたいなものが出てくれると嬉しいな。

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    2026年01月15日
  • 奇岩館の殺人

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    一日で読んでしまった。
    多分ツッコミところはあるのかもしれないが、視点切り替えと共にテンポ良く進んで行き、表も裏も全て詳らかにされているようで、そうでは無い。
    whoとかwhyとかではなく、ストーリーテリング、構成が良い。

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    2026年01月12日
  • 奇岩館の殺人

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    読書レベル 初級〜中級
    ボリューム 309頁
    ストーリー ★★★★★★!
    読みやすさ ★★★★★
    トリック  ★★★★
    伏線・展開 ★★★★★
    理解度   ★★★★
    読後の余韻 ★★★★★

    一言書評:
    新たな感覚のミステリに出会えたー!
    最初から最後まで面白い!

    倒叙ミステリーが好きな方、殺人事件ででお決まりのパターンに飽き飽きした方にオススメ!

    「奇岩館の殺人」という題名から、いわゆる殺人系のミステリ小説かなーと思いきや、こ、この展開は読めません(笑。
    殺人事件が起きているのにコミカル、主人公の動きにハラハラドキドキ、ラストのある出来事に心地よい爽快感!
    途中で、自分は一体何を読んでいるのか、これって殺人事件のミステリだよね、と自問自答。
    でも、本質は倒叙ミステリー系の殺人事件。

    本当に楽しい読書タイムを過ごせました!
    次回作にも期待!

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    2025年10月06日
  • 奇岩館の殺人

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    金田一少年の事件簿の犯人たちのスピンオフにイレギュラーが参加しちゃったみたいな感じ
    最後のがんばりも良かった
    主人公、ミステリ友達が居てもいいのになぜ友達居ないんだろう…

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    2025年09月30日
  • バスカヴィル館の殺人

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     前作『奇岩館の殺人』の続編。前作の登場キャラも数多く出て、リアル殺人ゲームの裏側で苦労しているスタッフの苦悩を見られます。
    また、ラストの落ちも素敵な感じで、前作以上に好きな作品でした。

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    2025年09月27日
  • 奇岩館の殺人

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     殺人ゲーム側の視点、バイトの視点、そしてカタルシスを感じられるラスト。
     内容も本格ミステリーではないけれど、読みやすく、軽く読めるミステリー。純粋な推理というより、駆け引きのあるミステリーでした。

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    2025年09月25日
  • バスカヴィル館の殺人

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    シリーズ2作目。
    前作登場人物達が変わらぬ活躍をした今作も面白く読むことができた。
    ラストもきれいな終わり方で大満足。

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    2025年09月22日
  • 奇岩館の殺人

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    新感覚のミステリー小説。
    個人的には推理ゲームをトラブル回避しつつ成功に導こうと奔走する裏方側の登場人物達が面白くて良かった。

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    2025年09月21日
  • 臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体

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    久しぶりに泣ける作品だった。

    最終盤からの怒涛の追い上げが一気に涙腺を崩壊させてしまった。
    最初は法医学者の主人公が淡々と職務に応じて警察からの死体を検案していくのだが、児童相談所からの折り合いから段々と主人公の心の奥にある過去や思いが掘り起こされて最後は感動のラストで綺麗な終わり方をしたと思う。
    良かったなぁ

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    2025年08月11日
  • 奇岩館の殺人

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    ネタバレ

    お金持ちのクライアントが"探偵"役となり、実際に殺人事件が起きる中で推理をしていく。そこにバイトとして"佐藤"という役を与えられた男が舞台となる奇岩館で"探偵"役を推理し生き残るために物語を引っかき回していくという物語。
    「不謹慎なエンターテインメント」と書かれているとおり、人の命の感覚が本当に軽く、嫌になりそうな感覚に成りながらも、運営側の小遠間を中心にトラブルや予定変更に右往左往しながらなんとかミッションを遂行するという姿がコミカルで物語のサイコパス性が中和されている感じも有り、とても良いバランスだと思いました。そして普通のクローズドサークルミステリーとは違い役割が与えられ、探偵も主人公側からすると"敵"であるため、その人の推理もしなければいけないところがとても複雑でした。親友を亡くした佐藤が敵の会社にスカウトされるという展開で、ここからどうなるのか、続編があるようなのでそちらも読んでいきたいです。

    この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
    佐藤:小野賢章
    山根:関智一
    榊:石田彰
    御影堂雫久:楠木ともり
    小遠間:平田広明
    香坂:斉藤貴美子
    真鍋:興津和幸
    白井:茶風林
    天河怜太:岡本信彦
    蒲生日々子:早見沙織
    船長:土師孝也
    九条雅:朴璐美
    カー:村瀬歩
    盤崎:戸谷菊之助

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    2025年07月12日
  • バスカヴィル館の殺人

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    1階よりも、2,3階が気になる、多層構造ミステリー。
    古典ミステリーの匠なら1階は余裕なのかもしれない。
    これまでにない独特の、犯人側視点は、他作品にはない面白さ。

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    2025年07月06日
  • バスカヴィル館の殺人

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    前作の「奇岩館の殺人 」よりずっと面白かった。
    最後までなにもかもわからなかったし
    よく出来ていた( ᐛ )و

    次はどうなるんだろうとワクワクした。

    ただ、この商売に需要があるとは思えないが。

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    2025年05月13日
  • 満天キャンプの謎解きツアー かつてのトム・ソーヤたちへ

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    癒し系キャンプガイドの天幕が事件の謎をそれとなく解いていく
    4つの短編を通じて関係が深まるガイドと女性刑事歩子
    しかし最後の事件では天幕が取調室に
    このままでは殺人犯に!
    しかし黙秘を続ける天幕の姿に歩子は無罪を信じて捜査する
    結末は…それまでの話に散りばめられた伏線回収で…

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    2024年08月28日
  • 臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体

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    ネタバレ

    初読みの作家さん。
    自分が鑑定した虐待した親が首つり死体で発見されたという所から始まるミステリー作品。安定している「このミス」シリーズだが今回も面白かった。
    16年前の自殺事件が発端となり様々な事件が目まぐるしく起こっているため、クライムサスペンスのような印象を受けた。
    衝撃を受けたのは妹の繭が実は主人公の中にしか存在しない、いわば「イマジナリーシスター」であるという所だ。それがそのまま16年前の事件の真相に繋がっていてとても素晴らしいカタルシスを感じる事が出来ました。まさか「ハル」が犯人でその正体が身近で働いている人物だったのも驚きであった。犯人の動機もサイコパスでかつ独善的なものでしかなく一切同情できる要素もない、そしてその人物が天を殺そうとする場面で、繭が天を守ったのにも感動した。頭の中にいるだけじゃない、彼を支えてきたのだなと感じた。天は彼女が成長してこうなって欲しいなと思っていたに違いない。彼が昔のことに向き合う毎に体調不良に襲われながらも、向き合っていき真相に到達したときに、決別できたのと同時に最愛の妹と別れてしまったシーンがものすごく切なかった。かすみの最後の言葉は、彼を救ったのだろうかわからないが、これからは前を向いて生きていけるに違いない。

    この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
    真壁天:細谷佳正
    真壁繭:内田真礼
    近堂秀一:松岡禎丞
    横居先生:平川大輔
    青山友則:堀江瞬
    宇佐美正彦:堀内賢雄
    小野田美姫:小清水亜美
    渡久地平八:岩田光央
    黒須文乃:高垣彩陽
    岸谷静香:戸松遥
    岸谷かすみ:諏訪彩花

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    2022年10月02日
  • 奇岩館の殺人

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    実際に人が殺される「リアル・マーダーミステリー」という設定がまず面白い。

    犯人を当てるというより、殺人を仕組む運営側と、何も知らずに巻き込まれた側の両視点で進んでいく構成が新鮮だった。

    探偵も犯人も早々にいなくなり、予定していたシナリオがどんどん崩れていく展開も面白く、先が気になって一気に読めた。

    結末も、この作品らしくて好き。王道の館ミステリーとはかなり違うけど、設定の面白さと予想外の展開を楽しめた一冊だった。

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    2026年09月23日
  • 奇岩館の殺人

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    複雑でなく、見立ての背景や知識を知らずとも全然問題なく楽しい読書体験を味わえるはずです!

    現場の声、シナリオライターの声、上司の声を前にいずれも無視することができずに板挟みを食らっている中間管理職的な現場進行役の実情がよく描かれており、臨場感が際立っていました

    個人的に驚きは少なかったので⭐︎ー1 (・_・)
    いうて、謎が難しすぎたら探偵が解決できないだろうから、探偵のレベルに合わせる必要も生じるわけか…それを踏まえてもやっぱり⭐︎ー1です

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    2026年08月11日
  • 奇岩館の殺人

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    新たな視点でのマダミスのような殺人事件に、最後まで楽しく読むことができました。
    作られた設定だからこそ違和感のない言葉選びであり、登場人物たちの動揺を感じられました。

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    2026年07月28日