オキモト・シュウのレビュー一覧
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ある日、紫野原(しのはら)みやびがソムリエの修業をしているレストランに現われた一人の青年が、神業のようなデキャンタージュで彼女の危機を救うところから、物語は始まります。
彼は、有名ワイン評論家である神咲豊多香(かんざき・ゆたか)の息子である神咲雫(かんざき・しずく)です。幼少時からワインに関する英才教育を施された彼は、父親に反抗してワインを飲むことなく、ビール会社に就職します。ところが、彼の勤める「大洋ビール」に新設されたワイン事業部に異動が決まります。
そんな折、豊多香が死去したという報せが雫のもとへ届けられ、しかも1週間前に若手ワイン評論家の遠峰一青(とおみね・いっせい)という男が、豊 -
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借りたもの。
みやびちゃんを悩ませたワイン事件完結編。
ワインがネーム・バリューではないこと、5大シャトーでも枯れたものがあり、安価で手に入る、3級以下のシャトーでも素晴らしいものがあることを表現する。
料理との”マリアージュ”も、今までの高級感あふれるコース料理や日本人にとって海外料理ではなく、日本人に庶民的な、焼き鳥など居酒屋料理とワインの組み合わせを描写。
「ル・パン」のおばちゃん、バーのマスター、ロベール爺さん……年長者組が若者組をバックアップしていく様が格好いい。
ネームバリューに気を取られた御曹司に灸を据えるために送り込まされたり、ワイングラス洗い場での無料試飲で探しているワイ -
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借りたもの。
『第一の使徒』の正体には驚かされる。
完璧(完結)さを求めるのではなく、不完全であるが故の魅力だった。
それは、今までのワインがネームバリューではないこと、「天・地・人」によって左右されることの総集編――というよりその組み合わせによって、多様な魅力が生まれること、その1つの形だった。
本間やみやびちゃんの淡い恋に纏わるワイン事件。
前巻まで憎まれ役だった本間が丸くなって(性格が)ちょっと不器用な男の側面を垣間見る。
ワインに込められた物語や思いが、手紙の様に相手に伝わる描写が魅力的。
みやびちゃんを悩ませる、初恋の人に絡んだ難問は、日本人に根強い?ワインのネームバリュー主義 -
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借りたもの。
伊仏ワイン対決――のためのワイン探索から決着編まで。
ワインがネームバリューや格付けだけに左右されるものでは無い事を強く訴える巻。
3級以下のシャトーでも美味しいものは美味しいし、瓶の中で味わい深くなるものもある――それがワインの魅力である、と。
今回の物語はワインの造り手の物語、消費者の感覚(安くて美味しいものを!)という対比があって面白い。
伊仏ワイン対決は、産地の違い優劣対決ではなく、ワインの活かし方の勝負だった。
それは前巻の、本間が考えるイタリア料理の魅力、『ル・パン』のおばちゃんのヒント、神咲雫が気づいたフランス料理の魅力が答えだった。
庶民的で安価で楽しめる同じよ -
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至高のワインを探すマンガ。
俺はワインは酸っぱいので嫌いなんだが、知り合いにワイン好きがいて、なんとなく買ってた。
十二の使徒と呼ばれる神崎豊の残したワインを当てるのがこのマンガの趣旨。本当の至高のワインを探す旅のスタートラインに立つまでの話。
ワインは苦手な俺だが、このマンガを読むとおいしいワインはいっぱいあって、それを飲んでみたいと思わせる。そういう意味ですごいと思う。Wikipediaを見たが「この漫画が原因で、シャトー・ル・ピュイというボルドーワインの価格が高騰し、出荷元が出荷を停止する事態に発展した。」とか「2010年1月、フランスのワイン専門誌「ラ・ルビュー・ド・