ながしまひろみのレビュー一覧
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片岡泉。天真爛漫で裏表がない。自己評価は高くないけれど、他人から押しつけられるのもイヤ。そんなマイペースな泉と、泉との交流で不思議と元気をもらった人たちの成長を描くヒューマンドラマ。
『みつばの郵便屋さん』シリーズスピンオフ作品。
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東京都あきる野市。東秋留駅近くの住宅街にアカシヤはある。樹木のアカシヤではなくて「明石家」。うちの名字が明石なのでアカシヤという店名になった。
この田舎町のアカシヤという小さなコンビニが私のアルバイト先だ。つまり私は実家の商売を手伝っていることになる。
時給は 700円。安いけど仕方ない。駅の向こう側にスーパーがあるため、お客さん -
Posted by ブクログ
さまざまな年齢の「泉ちゃん」と出会った人たちが語る泉ちゃんについての短編集。
泉ちゃん好きだった~♪
正直もっと読んでいたかったし、現実に泉ちゃんと友だち・同僚でもいいからなってみたい。
一緒にいると居心地がよくて楽しくて明るい気持ちになる。なぜか人を惹き付けてしまう。
こういう人いるよなぁ。
ハッキリものを言うところも、他愛ない会話すらも愉しげ。リラックス感がすごい!
こちら『みつばの郵便局』シリーズに登場の泉ちゃんに焦点をあてた作品。あいにく未読ですが、「絶対シリーズも読みたい!」って思いました。
近所のお姉さんから見た小学生の泉ちゃん。
部活の友だちから見た中学生の泉ちゃん。
ア -
Posted by ブクログ
ネタバレ優しい柔らかいタッチの絵で、柔らかく優しい世界観を描いています。
オニくんが本当にかわいくて健気。
子どもが必死に何かと戦っている姿は泣けるなぁ。
オニくんのことを『ふつうの子』と言うみのるが、
『女子で野球やってるのは普通じゃない』『普通じゃないのは淋しい』というゆきちゃんには、「普通になったら、ゆきじゃないだろ!」と言うところがとても好きです。
1巻カバー折り返しの絵を見て、家出したオニくんを家族が探しているのでは?2巻では家族の元に帰るのでは?と推測していたのですが、どうやら早合点だったよう。
福田家の子として幸せでいてくれるのはとてもいいと思いつつ、家出してきたはずなのに誰も探して