ながしまひろみのレビュー一覧

  • みつばの泉ちゃん

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    穏やかな世界観がよかった。

    「泉ちゃん」と出会った人たちが、彼女の小学生時代から大人になるまでの各時期を語る短編。

    淡々と進む物語で少し物足りなさもあったけれど、登場人物たちの飾らなくて罪のない会話劇に癒された。

    息抜きしたい時によい一冊。
    ☆3.0

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    2025年06月30日
  • みつばの泉ちゃん

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    片岡泉、という女性のことを、こどもから大人になるまでに出会った友だちやいとこ、元カレ、職場の人の視点で描き、最後は本人が登場するという構成

    始めは両親の不仲でおばあちゃんに預けられた、少しかわいそうな「泉ちゃん」かと思ったら、全然そんなことはなく、好きなもの、好きな人を好きと言える、真っ直ぐな子。

    中学生、高校生、大人になると、その真っ直ぐさと本人なりの主義主張で、周りを驚かせたり、振り回したりすることもあるけど、不快にはさせず、何か惹きつける、不思議な泉。

    うらやましいとは少し違うけど、人に媚びない、自分なりの主義主張を曲げない真っ直ぐな泉さんが面白かった。

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    2025年05月05日
  • みつばの泉ちゃん

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    うわーみつば市ワールド広がってる!
    泉ちゃん、幸せな奥さん、お母さんになったんだね。
    本編、また読みたくなってきた。

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    2025年05月03日
  • みつばの泉ちゃん

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    みつばの郵便屋さんと関係があるのかな?と期待して読んでみた。

    あの泉ちゃんが小学生から社会人、結婚、出産するまでの物語。

    郵便屋さんであったシーンが出てきたときは、裏話を見るようでテンションが上がった。

    不器用だけど、素直で、愛されてて、なんだかんだ言いながら人生上手くいってそうで
    嫉妬してしまった。

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    2024年10月21日
  • みつばの泉ちゃん

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    わけあって祖母に預けられた
    小学3年生の泉ちゃん。
    自営のコンビニを畳もうとしている
    ご近所さんは、彼女の言葉にしんみり。

    中学1年生の創作クラブ。
    ヤル気がないのに傑作かも!?な文を書いた
    泉ちゃんと出会った少女が友達になる。

    高校2年生の泉ちゃんに
    猫可愛がりされている年下の従兄弟は
    この不思議な関係を説明する言葉を持たない。

    …そんな感じで、前半はみんなから見た
    泉ちゃんの子供時代の物語。
    後半は、泉ちゃん視点で恋愛要素の物語。
    前半のエピソードが後半でゆる〜く効いてくる。

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    2024年08月27日
  • みつばの泉ちゃん

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    08月-11。3.5点。
    みつばの郵便屋さんシリーズに出てきた、片岡泉が主人公。幼少から大人までを、周囲の人物と共に描く。

    読みやすく、面白い。

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    2024年08月26日
  • みつばの泉ちゃん

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    小学3年生から32歳までの泉ちゃんの成長(⁈)物語。
    それぞれの年代の泉ちゃんへの語り人物が違い、目線や感じ方がそれぞれでおもしろい。
    ラストは本人の語りでしっくりと終わった感じ。
    泉ちゃんみたいなタイプへは、好き嫌いがハッキリと分かれるだろう。
    でも、憎めないよねぇ。

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    2024年04月21日
  • みつばの泉ちゃん

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    年末年始 忙しく 読み終わる迄にいつもより時間がかかってしまった。でも 逆にそれが 泉ちゃんの成長の時間を感じる事が出来た気がします。

    最初にアイスを食べてた泉ちゃんと その後の泉ちゃんが 印象が変わった感じ。
    人には色んな側面があるし 付き合う人に寄って感じ方も違うかな
    只 泉ちゃんはいつも自分に正直。 
    泉ちゃん どんなお母さんになるのかな

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    2024年01月07日
  • わたしの夢が覚めるまで【電子特典付き】

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    ほろりとしてしまった。いろんな人の何気ない一言とか、変化とかが自分に染み込んでいっているんだなぁ。
    生活するのが精一杯だと思っちゃうよなぁ。
    でもそんな生活の中にも、ちょっとの好奇心とかほっとする瞬間があって、それに気づいていけたらなと思いながら読んだ。

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    2023年06月05日
  • ゴリランとわたし

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    書評で高評価だったので、読んでみました。

    ゴリラの養女になる、という設定にひっかかってしまって、私は物語に入りきることができなかったのです。
    頭が固くなっちゃったかなぁ。

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    2022年04月19日
  • ゴリランとわたし

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    スウェーデンの人気児童文学作家による作品。(日本初翻訳らしく他書はまだないよう)
    孤児院にいた女の子ヨンナが主人公。孤児院では掃除ばかりさせられていて、ヨンナはいつも気をつけようと思うのに手を洗うのを忘れてしまって怒られ、ビクビクして生活していた。孤児院の院長は、大人や役所にばかりいい顔をするタイプ。こんなところからは抜け出したいと思っていたが、ある日、ゴリラン(本物のゴリラ)がやってきて、引き取られてしまう。
    ゴリランは廃工場に住み、そこで廃棄物を売って暮らしている。
    初めは逃げたいと思ったが、ゴリランとの生活は孤児院とは全く違い、清潔さや決まりには無頓着でヨンナの気持ちや意見を大事にしてく

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    2021年09月18日
  • ゴリランとわたし

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    孤児院の「ヨモギギク園」で育ったヨンナは、9歳の時ゴリラ飲みながらゴリランに引き取られ、町はずれのスクラップ置き場で暮らすことになります。怖いと思っていたゴリランは、実は子どもが好きな良い人で、二人は自由にユカイに暮らしていますが…。

    ゴリラの養子?なんとも驚きの設定だが、思わず笑ってしまう。ピンチも協力して乗り切る二人にエールを。
    スウェーデンのお話。

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    2021年07月27日