【感想・ネタバレ】鬼の子 2のレビュー

あらすじ

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「今」が思い出になる頃も隣で笑っていたい。

大好きな人が増えるたび、ぼくの力になっていく。
だから今度は、ぼくがみんなの力になりたいんだ――
オニくんと仲間たちの物語、完結編!

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小学校に通い、友達もできたオニくん。いっしょに暮らすみのるくんが教えてくれる少年野球では、ついに隣町のチームと試合をすることに!

最後まで諦めずに、精一杯仲間と自分を信じ、
勇気と力を振り絞るオニくんの姿からは、
目の前にいる大切な人をひたむきに想う気持ちが伝わります。


WEBメディア「cakes」にて連載時より大人気の作品。

人気沸騰中の著者による待望の初長篇が、全2巻のフルカラーでついに刊行。


――「ひとりだけど、みんないる」(本文より)

(2020年12月発行作品)

※この作品はカラーです。

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Posted by ブクログ

練習試合の相手チームの監督が失踪中の父親である事に気付き、お互いに合わせる顔がないと気が付きながら避け合う。

ゆきちゃんは野球を辞めて普通になりたい、と悩むが、
それが嫌なみのるは、気持ちを正直に口にする。

オニくんは相手チームのたけしくんを、誤って傷付けてしまい、自分が鬼の子であり悪者なのでは、と悩んでしまう。

みのるは、相手チームの監督、つまり失踪中の父親に「とりあえず隣にいて」とゆきちゃんを誘い、勇気を出してオニくんの事を謝りにいく。

泣ける。


最後には練習試合でみんながイキイキと頑張る。
相手チームとも仲良くなる。


オニくんがどうやって、ここまで来たのかとかは謎のままだけど、
ずっと一緒に暮らしたいと思ったのなら、
血の繋がりなどは関係なく、そうするべきなのだろう。

こころが温まるお話でした。
映画化希望。

0
2025年03月07日

Posted by ブクログ

ひとりだけどみんないる

ぼくはぼく。
ひとりだけど、みんなが力を出して、みんなが支えあって。
だから、ひとりじゃない。

優しい絵のなかに、著者さんの優しさが溢れていた。

最後、別の結末を想像して、ひやっとしてしまったが、よかったー!!!!

しかし。。
警察官、いいキャラですね(笑)

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2022年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

優しい柔らかいタッチの絵で、柔らかく優しい世界観を描いています。
オニくんが本当にかわいくて健気。
子どもが必死に何かと戦っている姿は泣けるなぁ。

オニくんのことを『ふつうの子』と言うみのるが、
『女子で野球やってるのは普通じゃない』『普通じゃないのは淋しい』というゆきちゃんには、「普通になったら、ゆきじゃないだろ!」と言うところがとても好きです。

1巻カバー折り返しの絵を見て、家出したオニくんを家族が探しているのでは?2巻では家族の元に帰るのでは?と推測していたのですが、どうやら早合点だったよう。
福田家の子として幸せでいてくれるのはとてもいいと思いつつ、家出してきたはずなのに誰も探していないのか〜、探してくれるはずの家族はもういないのか〜、と思うと、それはそれで少しモヤッとしました。

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2021年01月15日

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