こうの史代のレビュー一覧
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こうの史代さんのマンガが原作で片渕須直さんが監督、主人公の「すずさん」の声をのんちゃんが担当した広島県呉市を舞台にした終戦をまたいだ2年間の物語『この世界の片隅に』の映画作成についての軌跡をこうのさんと片渕さんの対談集としてまとめた1冊。
自分は長編版の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を毎年8月に観るのだけど、この本を読むことで映画に対する解釈だけではなく当時の軍都である呉や世界で初めて原爆が投下された広島についてもっと調べてみたい、知ってみたいと思いました。
実際に呉にも広島にも何度も行っているけれど、お話に出てくる呉の三ッ蔵が今も現存しているとこの本で知ったので、今度見に行きたいな。
アニメ映画の制作過程についても知ることができて映画好きとしても興味深い1冊だった。かなり個人的には好きな本だけど、ニッチな本であることも間違いないので⭐︎は3つにしておきます。
でも、読んでとても良かった本でした。 -
Posted by ブクログ
とても短い本だけれど、この本の内容が届く人の数はとても多い…と思う。
漫画にも「行間」というものがある。
というか、そう思っている、自分では。
そして、その「行間」の表し方が優れているものが好きだ。作家さんによって色々だけれど、敢えて小さく目立たなく描く人もいれば、線を変えて描く人もいる。描かない人もいる。
そこから伝わることを想像させる…そこに深みがあると思う。
この本は、言ってみれば「行間」だらけ。
逆に言うと読み手の好きなように解釈できる余地が多い。きっと、多くの人の心に、記憶に、残るのではないかな。
おそらくはコロナ禍のことだろうと想像できる。
おそらくはそれによって失った人のことだろう、と想像できる。おそらくは、ワクチンを打つ、打たない…その葛藤もあったはず…
主人公に「向き合う勇気」と「覚悟」を持つこと…その事実へと誘う誘い手に「般若心経」を持ってきているけれど、決して宗教色が濃いわけではない。
その意味を、自分の中で照らし合わせ、答え合わせ、最後までちゃんと自分で咀嚼している。
大事なのは、答え(と言われているモノ)をなぞるのではなく、自分ゴトとして捉え、真面目に考えること。本来、悟りって、そういうことだと思う。
「大丈夫、心はやがてのどかな海にたどり着くから」という言葉の意味が、読後にスッと入り込むと思う。
ぎゃーテー、ぎゃーテー…
って、変な響き、って思ってたけど、、、
こんな素晴らしい意味があったのね。
無知って罪。 -
Posted by ブクログ
すごい漫画力だ!
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『小さな恋のうた』(週刊コミックバンチ 2006年第35号)
『星のふる里』(Be・LOVE 2021年10号)
『おでんせ大観音!』(月刊コミックゼノン 2015年6月号)
『リーゼと原子の森』(月刊コミックゼノン 2018年12月号)
『ヒジヤマさんの背筋が凍った瞬間』(月刊コミックゼノン 2013年5月号)
『ヒジヤマさんの耳』(週刊モーニング 2014年18号)
『ヒジヤマさんと魔の踏切』(Be・LOVE 2015年4号)
『ヒジヤマさんふたり暮らし』(モーニング・ツー 2016年1号)
『ヒジヤマさんの永訣』(月刊コミックゼノン 2017年3月号)
『ヒジヤマさん花いくさ』(月刊コミックゼノン 2019年1月号)
『ヒジヤマさんの甘い邂逅』(webサイト”ゼノン編集部”2021年1月1日配信)
『ヒジヤマさんと知りすぎた女』(webサイト”ゼノン編集部”2022年2月25日配信)
『描くひとへ』(webサイト”ゼノン編集部”2025年4月18日配信) -
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妻を亡くし
妻を亡くし息子一家と同居することになった男。
可愛くない孫娘がいいキャラしてる。
しかし2巻では気持ち悪い恋愛がらみの話になるのが残念。
老人が恋愛してもいいけど相手がねぇ… -
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親の命令で
飲み屋で父親同士が勝手に結婚の約束をしたために結婚した夫婦。
夫はギャンブル好きの女好きで働かない。妻はド天然。
不思議な夫婦ものです。