魯迅のレビュー一覧

  • 阿Q正伝・狂人日記 他十二篇-吶 喊

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    狂人日記が印象的。他の短編も、当時の中国の農村の様子が目に浮かぶ佳作。翻訳もとてもこなれていて読みやすい。
    (2015.6)

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    2015年06月16日
  • 阿Q正伝・藤野先生

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    異次元性を感じる人物が共通して登場するのは、当時の政治、社会に対する何かのメッセージだったのか。歴史の教科書の中の世界と思っていたものが身近に感じた瞬間だった。

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    2014年04月30日
  • 阿Q正伝・狂人日記 他十二篇-吶 喊

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    国語の教科書で読んだ「故郷」が、妙に印象に残っていたので。
    歪んだ倫理やおぞましい迷信を暴露した話は読んでいて背筋が寒くなった。我々の社会はこんな病根を抱えているのだよ、という魯迅の訴えを感じた。

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    2013年05月08日
  • 酒楼にて/非攻

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    魯迅はポップである。中国近代文学を代表する作家だから、日本の近代文学者もそうだけど、古くさいイメージがあったのだけど、むしろ村上春樹とかの現代文学の空気の元祖として考える方が、正しいのかも知れないと思った。

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    2012年10月27日
  • 阿Q正伝・狂人日記 他十二篇-吶 喊

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    わたしは阿Q正伝を読んでわたしもまた阿Qだと思ったが、阿Qは阿Q正伝を読んでも己を阿Qだと思うことはないのだろう。


    装飾と情緒を削いでなおふくらみと余韻のある、魯迅の文章は好みだ。
    訳が良かった、日本語として好きな文章だった。竹内好訳。肌触りがしっとりさらりとしていて、心地良い。

    とても陰鬱な色調の話で始まって戦慄いたのだが、行きつ戻りつだんだんとほの明るい色調になった。
    昼の明るさではなく月のささやかな光。最初のどうしようもないどん底の絶望を読まねば、この明るさをさほどに感じなかったと思う。
    話の配置の良い短編集。
    最初の狂人日記の食事がすげーまずそうなのに、最後の村芝居の食事はすげー

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    2012年06月02日
  • 阿Q正伝・藤野先生

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    例の読書会で読んだ作品。

    あんまりこうゆうの読んだこと無かった。

    中学生の教科書に載ってたかもしれないけど

    記憶にないし。

    昔の中国にこんな現代的な考え方をもった人がいたなんてびっくりです。

    考え方というよりは、感じかたかな?

    書き方が日記見たいですね。

    まだこの作品の味わいは、ちゃんと足わえてない気がする。

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    2009年10月04日
  • 阿Q正伝・藤野先生

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    とにかく書き出しが素晴らしい作品が多い。
    「孔乙己」の書き出し「魯鎮の居酒屋の構えは、よその土地とは違っていて」、「薬」の書き出し「秋の夜中、月は沈んでしまい、日はまだ昇らず、青黒い空だけが残っていて」、「藤野先生」の書き出し「東京も同じようでしかなかった」など、書き出しだけでシビれる。
    どんな物語が始まるんだろう?とワクワクするような、嵐の前の静けさみたいな、すごい俗っぽくいうと戦闘フィールドを設定するフィールド魔法を脳内にかけられるようなイメージ。
    結構私が読んだことある中では「最高の書き出しを書く作家」といっても過言ではないと思う。

    残念なのは、短すぎると思うこと。当時の流行りとかもあ

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    2025年08月10日
  • 阿Q正伝・狂人日記 他十二篇-吶 喊

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    短編集。やはり阿Q正伝が心に留まる。
    自分の中にも阿Qがいるのではないか?山月記の李徴のような。

    「思うに希望とは、もともとあるものともいえぬし、ないものともいえない。それは地上の道のようなものである。もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。」(99頁、故郷)

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    2024年12月30日
  • 阿Q正伝

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    最初は立派な人物の伝記と思いきや、いい加減で無知でどうしようもない男の話が始まる。皆に馬鹿にされてもある意味強メンタルの持ち主。
    最後の方になんかよくわからないうちに終わりを迎えるのだが、背景を知らないと呆気ない印象。
    もう少し、ストーリーだけで面白いと良いのだが

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    2023年12月07日
  • 阿Q正伝

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    呉下の阿蒙の故事も絡めてあったんだなと、思いながらも「男子3日あわざれば刮目して見るべし」が、阿Qが成長するのではなく、阿Qの立場や財産で世間の阿Qを見る目がどんどん変わっていく所に人間の恐ろしさと、自分への戒めも感じた。自分も阿Qになるかもしれないし、阿Qを見る周りの人になるかもしれない。昔はワイドショーや写真週刊誌。今はSNSなどで、面白半分に人をつるし上げる。自分だって金持ちや偉い人を見れば、それだけでその人を判断してしまうし、阿Qのように、自分の才能に似つかわしくない金や名誉を求めてしまう。今風に言うと承認欲求だが、しかし結局誰も他人には興味はなく、他人の動向は単なる暇つぶしでしかない

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    2022年03月21日
  • 酒楼にて/非攻

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    悪くないが、期待したほどでない。当時の魯迅が置かれていた状況をよく理解していないと、十分には楽しめないのかも。

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    2021年08月16日
  • 阿Q正伝・狂人日記 他十二篇-吶 喊

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     標題の「阿Q正伝」は、阿Qと呼ばれる名前もはっきり分からない、行状もはっきり分からない、当時(1920年頃)の中国の最底辺で暮らす、家も無い、家族も無い、日雇労働者で稼いだ金は全て飲み代に使ってしまうような男が主人公。
     皆から馬鹿にされ、しょっちゅう殴られているのだが、変なプライドがあり、例えば殴られた時でも「息子に殴られたようなものだ」とか「我こそ自分を軽蔑出来る第一任者なり」などと考え、自分を納得させて、殴った相手よりも意気揚々とその場を立ち去る。
     しかし、自分よりも見すぼらしい者や女性のことは軽蔑している。
     ある時、その町に革命軍がやってきた。その革命軍が町の有力者を怯ませたと聞

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    2021年02月26日
  • 阿Q正伝

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    こうした生活や考え方が当然、という時代があったのだなと思うとなんとも言えないような気持ちになる短編が多かった。そこに風刺が反映されていると言われると、当時の歴史や民族性といったところの理解が不足しているのか、難しく感じたのが正直な感想だった。

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    2020年03月14日
  • 阿Q正伝

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    世界史の授業で魯迅が紹介され、興味を持った。

    留学先の日本で彼は、祖国中国人が、同じ中国人が処刑されているのに笑って見ている映像を見て違和感を感じ、作家として国民意識の変革に挑むことを決意する。

    難解な表現も多く、読み進めるのが大変だったが、革命時の中国を知るきっかけになる1冊。

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    2019年11月07日
  • 阿Q正伝・狂人日記 他十二篇-吶 喊

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    「それになんとまぬけな死刑囚ではないか。あんなに長いあいだ引き廻されながら、歌ひとつうたえないなんて。これでは歩き損じゃないか、というのだ。」
    ちゃんと読んだことなかったけど面白いね。阿Qとそれを取り巻く人々を通じて旧弊な前近代が浮き彫りになる。その一方で、阿Qの死は近代化の波のなかで起こっていて、だから阿Qを殺したのは前近代と近代との相克だとも言える。

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    2016年03月06日
  • 阿Q正伝・狂人日記 他十二篇-吶 喊

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    教科書で読んだときも寂しい風と、潮の厳しい香りが立ち昇るような話だったけど、いま読んでも虚しさは変わらず。
    可笑しみを湛えた阿Q正伝はなおのこと憐れさが増した。阿Qという男が馬鹿で愛嬌がある分なおのこと……。
    どの物語にも下の場所で生きる人たちのどうしようもない運命がざくっと切り取って並べられていて、読んだあとなんだか虚しい。これで奮起できる人間は偉い。

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    2019年01月03日
  • 阿Q正伝・狂人日記 他十二篇-吶 喊

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    魯迅の代表作。辛亥革命期における何の変哲もない一民衆の姿が描かれている。抑揚のない筋書きの中で愚劣な民衆のありようが淡々と表現されている。

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    2014年01月04日
  • 阿Q正伝・狂人日記 他十二篇-吶 喊

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    ほとんどの話が短編だった。
    ほんと超短い。10ページくらいで終わるのとか。
    短編だけど、ちゃんと内容はある。
    岩波はやはり何か読みづらいと感じてしまう。
    昔の中国の話で、背景がよくわからないので楽しめないというのもあった。
    何か終始あまり読む気ないままサラッと読んでたから、レビューも超適当。

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    2013年10月31日
  • 阿Q正伝・狂人日記 他十二篇-吶 喊

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    ちょこちょこ読んでなんとか読破。狂人日記は本当に怖い。なんか凄まじいものを感じずにはいられなかった。阿Q正伝はよくわかんなかったなぁ…。兎と猫、あひると喜劇は結構好きだったけど。2011/168

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    2013年09月25日
  • 阿Q正伝・狂人日記 他十二篇-吶 喊

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    魯迅の短編集です。魯迅は短編集がほとんどで、唯一の中編小説がこの「阿Q正伝」だそうです。14作品おさめられています。短編はほんとに短くて、10数ページのものがほとんどでした。
    内容は全体的に当時の時代背景や登場人物などある程度知らないと難しいです。何度も読み返しつつ、なんとか読んだという感じ。訳注ももちろんありますが、いちいち全部訳注を見るわけではないので;
    少しこころに残った作品を紹介します。

    「狂人日記」
    題名の通り狂人からの視点を描いたもの。周囲が人食いとし、自分も食われる恐怖を感じ、さらに自らも人食いをおかしてきたと自覚し絶望する。ふと、映画の「The sixth sense

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    2013年06月26日