三牧聖子のレビュー一覧
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刺激的な本。
自分用のメモを兼ねて、感想が長くなった。
ソ連崩壊、アラブの春、英国のEU離脱などの予測を的中させてきたトッド氏(この本の中でもアメリカのベネズエラ攻撃を予測していた!)。2024年の彼の著書『西洋の敗北』は世界27ヵ国語に翻訳され読まれているが、この『西洋の敗北』という言葉を知るだけで、最近のニュースの聞こえ方が変わってくる。
アメリカやドイツが勢いを失い内向きになっていることを、プロテスタンティズムの崩壊と重ねる考え方も衝撃的だ。
トッド氏の発言のいくつかを、下段にコピペしておく。
とはいえ、トッド氏が考える、崩壊していくアメリカから日本が独立する方法としての「核武装」につ -
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Posted by ブクログ
Z世代ジャーナリスト竹田ダニエル氏。
彼が見るアメリカの実態はかなり酷い。
トランプの無法ぶりを斬るのは当然として、
バイデン・ハリスのイスラエルに対する政策もずばずば切り込んでる。
確かにそうだよな、、、あれだけガザ、ハマスに酷い、残虐な攻撃をしかけるイスラエルを、
バイデン政府は支持し続けたのだから。。。
この新書に載っている対談は選挙前なのだが、この内容からすれば
バイデンのスタンスにはネガティブにならざるを得ない。
バイデンを受け継いだハリスの敗因はここにあったのかもしれない。
無法で滅茶苦茶だがとにかく戦争を止めようとしているトランプの方が、
ガザの幼い子を殺す武器をイスラエルに -
Posted by ブクログ
2025年8月2日に東京大学で開催されたシンポジウム「戦後50年+30年としての現在から、世界に言葉を与える」での報告と討議を記録したもの。当日は会場で参加していたが、高橋氏・三牧氏の報告に対して、そのときは何を言いたいのかよくわからなかった須藤氏の報告が活字になって、やっと少し内容を理解できた気がする。
日本社会にとっての「ポスト冷戦」の論壇の画期の一つとなった加藤典洋と高橋哲哉による論争をめぐって、「ポスト冷戦」の終焉を強く意識させられる現在から改めて振り返ろうというコンセプトのイベントだったが、(そこにつながる萌芽はいくつか感じられたものの)1995年の論争で結局は何が問われたのか -
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Posted by ブクログ
第三者的な立場から(日本のことも好意を持って慮ってもらえるという特殊性も加味して)日本が今後どのような道を目指すべきかを考える示唆を与えてくれる本。日本人はもっと危機感を持って現在の世界情勢を捉える必要がある、という認識を持たせてくれる。
本とは直接関係ないが、以前台湾を訪れた際に台湾における国交大臣にあたる方のスピーチを聞いた。相手に訴えかける話し方その話すスピードの心地よさ、かつ内容も理路整然としている、素晴らしいスピーチだった。現地の方に「素晴らしい政治家がいて良いですね」と話すと、「あの方よりもっと人気がある方がいますよ」と言われた。台湾の方々の政治への関心の高さと人材の豊富さ、日本の -
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Posted by ブクログ
今世界で起こっている変化の底にあるのは『西洋の敗北』、宗教ゼロになりアメリカとヨーロッパがニヒリズムに陥っているからとトッドは言う。
下部構造である経済に政治は規定されるが、可視化されている経済の水面下には、教育があり、宗教があり、家族構造があるとはトッドの分析。
宗教ゾンビ化がナショナリズムを生み2度の世界大戦を起こし、戦後に宗教ゼロが始まりニヒリズムからの世界の混乱が起こっている。
トランプがいなくなってもこの潮流は止まらない。日本はどうすべきか、自分はどうすべきか、まだまだ答えは出ないが、トッドは考える方向性を示してくれていると直感的に思う。 -