【感想・ネタバレ】アメリカの未解決問題のレビュー

あらすじ

ドナルド・トランプが再選された2024年の米大統領選挙と並走しながら、米国を見つめてきた注目の論客二人が緊急対談! 超大国のリアルと、山積する“未解決問題”について徹底的に議論する。「反ユダヤ主義」には過剰反応しつつイスラエルのジェノサイドを黙認する大手メディアの矛盾、中国やロシアの言論統制を糾弾しつつ米国内のデモ取り締まりは擁護する自国の民主主義への絶望――。今、アメリカの価値観は一体どうなっているのか。民主主義の真実〈リアル〉とは? メディアの偏見〈バイアス〉とは? 日本が影響を受けざるをえない国の分岐点と未来、そして新たな日米関係のあり方が見えてくる一冊。

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Posted by ブクログ

Z世代ジャーナリスト竹田ダニエル氏。
彼が見るアメリカの実態はかなり酷い。
トランプの無法ぶりを斬るのは当然として、
バイデン・ハリスのイスラエルに対する政策もずばずば切り込んでる。

確かにそうだよな、、、あれだけガザ、ハマスに酷い、残虐な攻撃をしかけるイスラエルを、
バイデン政府は支持し続けたのだから。。。
この新書に載っている対談は選挙前なのだが、この内容からすれば
バイデンのスタンスにはネガティブにならざるを得ない。
バイデンを受け継いだハリスの敗因はここにあったのかもしれない。

無法で滅茶苦茶だがとにかく戦争を止めようとしているトランプの方が、
ガザの幼い子を殺す武器をイスラエルに提供し続ける民主党よりまし、
という考えが出てもおかしくない。

酷い話だ。
所詮アメリカは自分の都合で片方を応援するだけなのだ。
ウクライナ支援、イスラエル支援、アメリカには一貫性があるのだろうが、
我々にはわからない。

トランプ大統領だから、というのではなく、
自称同盟国実は属国の日本が、アメリカに切り捨てられないとは限らない。
武装独立しかないのかもしれない。
どこまでの武装か、、、際限がない消耗戦にならなければよいのだが


はじめに――カマラ・ハリスの敗北で「リベラルは終わった」のか?
第1章 日本から見えないアメリカ
第2章 バイデンはなぜ嫌われたのか?
第3章 世界の矛盾に気づいたZ世代の抵抗 
第4章 ポスト・アメリカン・ドリームの時代に
第5章 日米関係の未解決問題
第6章 これからの「アメリカ観」
おわりに

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2025年03月25日

Posted by ブクログ

トランプに大統領選挙で屈した民主党や、その流れに付随するアメリカンセレブの動向など、米国内部の事情で導かれた結果を考察するにはある程度の深度がないと見えないことも多い。トランプの一方的な動きに比べ、どっちつかずな妥協的姿勢は先鋭的なポピュリズムの中では機能しずらいのだろう。

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2025年04月05日

Posted by ブクログ

それぞれの対談をまとめて1つの本にしているので、内容に繰り返しが多いことが欠点。対談を起こしているので、すらすら読めました。そういうことかということも書かれていますが、論理の積み上がりがないので、軽い内容にはなっている。

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2025年03月20日

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