【感想・ネタバレ】Z世代のアメリカのレビュー

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Posted by ブクログ 2023年10月01日

中国のZ世代についての情報は、開かれた自由社会のZ世代についての情報よりも少ないが、中国が右肩上がりの成長を遂げていた時代に生まれ、制限された言論空間を当然の物として育った中国のZ世代は、その前の世代よりも外国に対する不信感やナショナリズムを強く持つ。

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Posted by ブクログ 2023年08月26日

わかりやすかった。
タイトルは「Z世代のアメリカ」だがZ世代についての記述は少ない。
9.11以降のアメリカ社会の動きがよくわかる。
特に中絶禁止問題についてはロー対ウェイド判決に遡って解説されていて、とても勉強になった。アメリカの中絶問題は思っていたより複雑だ。
カマラ・ハリスの中道思想も興味深い...続きを読む
Z世代はアメリカを変えることができるか。

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Posted by ブクログ 2023年08月01日

手際よくZ世代の経済、社会、文化、対外意識を紹介しながら、よりよい未来を探ろうとする姿勢を保った良書。根拠を大事にしている点がなお好感が持てる。

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Posted by ブクログ 2023年11月11日

アメリカの現状に関心を持つ人は読むべきだと思う。アメリカの若者(Z世代)がアメリカの現実に悲観的で絶望すらしているが、未来への希望を決して捨ててはいない状況を知ることができる。

現在、イスラエル・パレスチナ問題が世を騒がせており勿論ハマスによるテロ行為は許されるべきものではないが、アメリカがこの問...続きを読む題をどう扱ってきたかはきちんと知っておくべきである。既に新聞等で報じられているが、若い世代はパレスチナにシンパシーを持っている。「国益をまったく無視するわけではないが、正義や人権をますます重視する姿勢」を持つのがZ世代だと本書は言う。

『急進的』と言われる民主党バーニー・サンダースの主張は果たして『急進的』なのか?と本書は問うている。本書を読むと、メディアが貼ったレッテルが必ずしも正しくないことが分かる。アメリカは、先進国の中で唯一「有給の産休制度」を取り入れていない、という事実を知って非常に驚いた。

本書を読んで、私のアメリカについての理解がかなり大きく変わった。アメリカのさまざまな分野で、今何が起きているのかを知るには必読の一冊だと思う。

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Posted by ブクログ 2023年10月23日

日本で日本語に囲まれて生きているだけだとなかなかアクセスできない情報を得ることができてよかったです。

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Posted by ブクログ 2024年04月03日

知ってるようで、知らないアメリカ政治を学べて良かった。
明日からニュースや新聞を読んだときに、今までと違う角度で、アメリカ政治について考察できそうだと思った。

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Posted by ブクログ 2024年03月24日

Z世代という視点を通して、国際社会の変化の中で立ち位置を変えざるを得ない、今のアメリカの姿が見えてくる。アメリカという国が直面している様々な問題を考えることにより、国際社会を見つめ直すきっかけにもなると思う。

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Posted by ブクログ 2024年03月09日

現代アメリカ政治史を批判的に解説している本。
私には難しいところもあったが、勉強にはなった。
タイトルから、もっと読みやすい社会学的な内容かと思っていたので、期待とは違っていた。

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Posted by ブクログ 2023年11月26日

                                     1.この本を一言で表すと?
アメリカでのZ世代の新しい認識や動きに着目し未来のアメリカを展望する本。

2.よかった点を3~5つ
・例外主義(p3)
→初めて聞いた言葉だかすぐに理解できた。そのような考え方がアメリカ人にあった...続きを読むと改めて気づいた。

・逆例外国家(p20)
→社会保障制度が未整備な特殊な国アメリカ。

・中国のz世代についての情報(p98)
→中国のz世代は制限された言論空間で育っているので、自由社会のz世代は中国との付き合いが難しくなるだろうと感じた。

・人道に潜むレイシズム(p151)
→今まで気づいていなかったが言われてみれば著者の指摘通りと思う。

・カマラハリスの不人気(p262)
→人気の理由が詳しく解説されていてよくわかった。

・揺らぐ中絶の権利(p188)
→ロー判決の背景と判決破棄の背景を知ることができた。

・アメリカは今、人権の旗手と言えるのか(p211)
→今の傾向は人権の旗手は言えないがz世代の考え方を見ると未来への希望はあると思う。

2.参考にならなかった所(つっこみ所)
・第三章 米中対立はどう乗り越えられるか
→z世代が現実主義だということはわかったが、どのように米中関係の未来を切り開いていくのかよくわからない。
・第六章と第七章は現代のアメリカの政治的課題を詳しく解説されていてよくわかったが、z世代の考えは後付けで少ししかなかったように感じた。

3.実践してみようとおもうこと


5.全体の感想・その他
・アメリカの社会問題政治課題を終わしく解説されていて勉強になった。
・例外主義に懐疑的なz世代が今後主流派になるとまたトランプ大統領のようなアメリカファーストが復活するのだろうか?

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Posted by ブクログ 2023年09月21日

ますます複雑さを増す現代の諸国間関係において、アメリカの果たす役割について考察した本。”Z世代の~”という打ち出しだがその部分は限定的。平易に書かれているので勉強になりました。

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