青砥瑞人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み終わって自身に変化が生まれた事。
・記憶力の定着を身に染みて感じる。
・3つの脳内物質の発生を意識的に感じる。
・他人がイチイチ一言余計なのは、デフォルト
モード・ネットワークの影響なのだなと割り
切れるようになった。
・今自分の脳がどんなシステムが働いて、感じて
考えているのかを理解できるようになった。
・脳の使用率8%→10%くらいな気持ちの持ちよう。
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気になっている人・これから読む人へ
覚えた方がいい専門用語は3-4-3で10個くらい。
あれなんだっけ?くらいな気持ちで読み進めて
中盤で今アレが機能してるのか!って意識して
また前のページ戻って専門用語を思い出す(見つける)
と、一気に頭に入ってくる上に、自身の成長が楽しく
なってドーパミンドバドバでます。
僕は2日間で読みましたが、これがオススメかも。
1日目1〜2章まで、2日目3〜4章を読みつつ1〜2章
の専門用語を思い出しながら意味を予想する。 -
Posted by ブクログ
「ストレスフルな現代社会をいかに生き抜くか」という普遍的なテーマに対し、根性論や気休めのリラクゼーションではなく、脳科学と神経受容体のメカニズムからアプローチした極めてロジカルかつラディカルな一冊である。
本書の最も鮮烈な視点は、ストレスを「敵」から「成長のためのエネルギー(ブライトストレス)」へと完全に再定義している点にある。現代人が陥りがちな「過剰なストレスによる前頭前皮質の機能不全」を客観的に理解することで、怒りや衝動的な後悔がなぜ起きるのかが構造的に見えてくる。その上で、他者への期待値をコントロールし、自分自身の内発的な動機や価値観に軸足を戻すアプローチは非常に実践的だ。
特に示唆に富むのは、「モヤモヤや葛藤を歓迎せよ」という主張である。効率やタイパが過剰に持て囃される現代において、すぐに答えを求めず、あえて自分の脳に負荷をかけて悩み抜くプロセスこそが「直感力」や「強固な記憶痕跡」を作るという指摘は、知的生産に携わる者にとって強烈な励みになる。失敗や痛みをネガティブなまま放置せず、成長の実感と紐づけて感情を書き換えていく「グロースメモリー」の構築法も、レジリエンスを高める上で極めて有効な技術だと言える。
環境や他人の言動に振り回されるのではなく、自らの脳のスイッチをプロデュースし、どんな逆境や不確実性をも「ワクワクするチャンス」へと反転させていく。人生の舵を自分の手を取り戻すための、知的で力強い羅針盤となる一作。 -
Posted by ブクログ
『HAPPY STRESS』が良かったので、同じ著者の本として手に取った。集中を一種類のものとして捉えていた自分には、発見の多い一冊だった。
一番の学びは、集中には4つのパターンがあるということ。一般に「集中」と呼ばれる一点集中はそのうちの一つに過ぎず、内・外・広い・狭いの四象限がある。単純作業をしている時や、サウナ・風呂・散歩のようなフラットな状況は、一見集中していないように見えて実は広い集中の状態であり、アイデアや気づきはそこで生まれる。AIは狭く考えることが得意なので、これからは俯瞰的に見る力の方が重要になるという指摘も納得感があった。
同時に、狭い集中と広い集中は対立するものではなく順番があるのだと理解した。日々の狭い集中によって知識と経験が溜まるからこそ、フラットな状況で広く考えられる。材料がなければ、いくらぼんやりしても何も浮かばない。
実践面で腑に落ちたのは、自分で納得し意思決定したものは集中力が高まるという点。これは人材育成にそのまま使える考え方だと思った。本人に意思決定してもらうことで納得が生まれ、集中が上がり、結果的に仕事の効率も上がる。動機づけや意義を伝えることが、担当者の集中力に直結する。心理的安全性が集中を生むという話とも一貫していて、場と納得を整えるのが上司の仕事なのだと改めて感じた。
その他に響いたのは、自分の目的やなりたい姿には日々繰り返し触れることで意識に反映されるということ。そして好奇心が集中力を生むので、仕事以外のことを楽しみ好奇心を養うことが、巡り巡って仕事での集中につながるということ。結果に一喜一憂せず、プロセスを踏まえて成長しようとする姿勢も集中力を支える。
結局のところ、集中力は日々を充実させるために必要なものだ。集中できるから成長と学びにつながり、それが結果に結びつく。そして「自分がどう生きたいのか」という問いへの答えを持っていることが、集中力そのものを支えている。自分と向き合い振り返る時間を取り続けることの意味を、改めて確認できた一冊だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレモチベーションは与えられるものではなく、自分の脳と感情の仕組みを理解し、意識的に活用していくもの
【WHATとWHYの重要性】
・HOW(やり方)は個人差が大きいため、普遍化できない
・ハウツーは答えではなく、自分で創り出すもの
・WHAT(何を)とWHY(なぜ)を理解することがモチベーションや創造性を高める鍵
【メタ認知と注意】
・メタ認知=自分を客観・俯瞰して捉える力
・脳は注意を向けた情報しか記憶しない
・意識的に「何に注意を払うか」を選ぶことが大切
【モチベーションの仕組み】
・やる気の状態と「やる気になっている自分を認知する状態」は別の脳機能
・モチベーションがゼロの人はいない、気づいていないだけ
・他人と自分のモチベーションの源はDNA・経験・脳配線が異なり多様性を尊重すべき
【生活リズムとセロトニン】
・朝日を浴びるとセロトニンが分泌 → 夜のメラトニンが増えて良質な睡眠に
・モチベーションと生活リズムは深く関係する
【トップダウン型とボトムアップ型】
・生理的欲求など無意識のボトムアップ型の方が強い影響を持つ
・意識的なトップダウン型を機能させるには「自制心」が必要
・空腹や欲求によるドーパミンを、学習や仕事に転用できる
【モチベーショントリガー】
・自分が高揚する言葉・音楽・映像をルーティン化すると効果的
・他人おすすめより「自分が本当に高まる刺激」を選ぶことが大切
【モチベーションのタイプ】
・惰性モチベーション:低刺激で惰性の行動(無気力に近い)
・嫌避モチベーション:ストレス主導の行動で集中しにくい
・好接モチベーション:一時的に盛り上がるが持続しにくい
・学習モチベーション:ドーパミン+ノルアドレナリンのバランスが最適状態
【新しい学びとストレス】
・新しい挑戦はストレスやネガティブ反応を招きやすい
・できていない点より「成長している点」に注意を向けることが継続の鍵
・失敗を「成長の栄養素」として認識できる柔軟性が重要
【心理的安全性】
・恐怖や不安で心理的危険状態になると前頭前皮質が働かず思考停止に
・ゴール設定や「無知の知」の自覚が心理的安全状態をつくる
・心理的安全性がモチベーション活用の前提条件
【ドーパミンと学び】
・興味関心があるときにドーパミンが放出され記憶に残りやすい
・学び内容自体に興味がなくても、場や人に興味があれば効果がある
・グループ学習ではアイスブレイクで心理的安全性+楽しさをつくるのが有効
【価値観と直感】
・価値観は繰り返し体験と感情の積み重ねで形成される
・普段から感覚や感情に注意を向けることで直感力と意思決定力が高まる -
Posted by ブクログ
・人間が理性を発揮するには、心理的安全が必要。失敗しても安心できるような環境が求められる。
・子供が心理的安全を感じるには、大人が心理的安全な状態である必要がある。
・自己肯定感を上げるためには、否定されない空間が必要。
・「どうしたの」「どうしたいの」「何か手伝えることはある」の3つの声がけで、子供をメタ認知させる。
・失敗は必ず起きる。失敗0を目指すのではなく、失敗による影響を最小限に抑えたり、同じような失敗を繰り返さない仕組みを考えたりすることの方が大切。
・子供にはたくさん失敗する機会を与えて、自分で解決策を考えさせる。
・アドバイスするタイミングを図る。思春期は要注意。
・内省は脳機能的に意識して取り組まないとできない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分的に勉強になったところの抜粋。
・何に対してストレスを感じるかは人によってまちまち。キャパシティが違う。
そのことを前提にして捉えないと、自分と相手を同一視してしまい、
自分ができていて相手ができないという状況に腹が立ってしまう。
・ストレスを感じている状態に気づくことが大切。ストレスをラベリング、言語化できているため。
→カウンセリングと同じ効果?
ストレスがない、と言い続けている人の方がうつ病になりやすい。
・成功体験が得られてポジティブな感情がでている時に、失敗の経験あるいはストレスと結びつけて「同時に」学習すること
→私の場合、職場での会話に入っていくのが難しいと感じている。(大人数での会話が苦手。)周りが話している中で入れないのはとても苦痛。家に帰ってから振り返って「また会話に入れなかった。」と思い悩んでしまう。
しかし勇気を出して会話に入れた時はとても安心する。
したがって、話に入れなくてモヤモヤしてしまったら、このままこの状況が続いたらストレス状態になってしまう、また成功すればストレスフリーになる、ということを念頭に行動することが大事?
・最初から物事がうまくいくはずはない。失敗する中で学んでいくもの。そこに意味を見出せたらOK。
→私的には、何事にも「私にもできる!」という意識を持つことが大事だと思う。
・自分への期待値が大きいとその差がストレスになる?
→私は自分のコミュニケーションへの期待値が高い。誰とも上手に話せて、というようなイメージを持っている。
しかし、実際の自分とはかけ離れているため、すぐに落ち込んでしまう。
それを解消するためにも期待値を下げ、できたところを褒める努力をする。
・自分の価値観と相反することが起きるとストレスを感じる。
→自分が大切にしていることが何か?を理解しておく、大切にする。
そしてその上で相手の価値観を知る、受け止める、場合によっては妥協する。
難しいけどできるようになりたい。
・同じようなことを脳の中で何度も何度も堂々巡りさせると、人間の脳内の神経細胞の結び目であるシナプスの反応が強固になる。すると、ますます嫌な感情が芽生え、増幅されていく。
・ネガティブな感情をポジティブに書き換える術を身につける -
Posted by ブクログ
本の内容というより、神経科学者としての著者の立ち位置(神経科学の基礎的な実験や理論研究をしてる研究者よりかは神経科学の成果を応用する実践者っぽい)について個人的に参考にしたいっていう目的で読んだ本。
「モチベーション」「ストレス」「クリエイティビティ」というこの本の3つのテーマ、そういえば私が普段興味を持ってることは究極にはこの3つにだいたい(全部ではないけど)まとめられるかもしれない。
社会心理学の研究を読むとき、人間の行動にこういう傾向があるのはわかるけどそれはどういう理由でそうなってるの?って気になることがあるけど、神経科学とかの生物学的な分野はそこに迫る研究も多くておもしろい。
計算と血が苦手な私はがっつり生物学系の実験とかはできそうにないけど、そういう実験とか事例とか理論とかをもとに考えたり仮説を立てたりはできるかもしれないなと、かなり個人的な希望を感じました。 -
Posted by ブクログ
自律に必要な要素
→心理的安全とメタ認知
心理的安全
→過剰なストレス環境下にいると脳は萎縮し、適切な反応ができなくなる。しかし、ストレス自体は悪いものではなく、成長には必要なこと。ストレスを取り除くのではなく、自己調整しながら向き合うことが必要。そこで、自己決定が求められる。
自己決定に必要な3つの言葉がけ
→どうしたの?君はどうしたいの?何を支援して欲しいの?
⭐️子供から求められるまでは我慢
メタ認知
→客観は定点、俯瞰は複数の視点(過去の自分と今の自分等)メタ認知は俯瞰
反省はしない
→人間は新たなことを継続するには脳に過大なエネルギーが必要。自分と向き合って、どうすればできるか、仕組みや行動にフォーカスする。
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千代田区麹町中学校の元校長と、脳神経科学者の共著。
麴町中学校の、子供に他責ではなく当事者意識を持たせるための取り組みが良い。
・心理的安全と心理的危険
深い思考をしたり、理性的な判断を下すには心理的安全が不可欠
心理的危険の典型的な反応は「ファイト・オア・フライト」(逃げるか戦う)
・脳の大原則
①Use it or lose it(使わなければ失くすだけ)
②人の意識は有限(同時に複数のことに集中できない)
③本来ネガティブ思考が発動しやすい(生存本能)
・心理的危険になると現実に沿った思考やエラー検知(凡ミス)、意識的な注意と思考、不適切行動の抑制(怒って暴言)、感情の調整(ストレス状態だと怒りやすくなる)が起きやすい
・幼少期にストレス体験が多いと、ストレスに反応しやすい脳になる(Use it or lose itの原則)
・激しく怒られるほど頭に残らず、怒られた記憶と感情だけが鮮明に残る
同じミスを子供が繰り返すのは、大人の伝え方が問題かも
・子供を心理的危険に追い詰めないという前提を守りながら、ノルアドレナリン(やらなきゃ)とドーパミン(やりたい)性のモチベーションをうまく使って子どもの力を引き出す
・自己肯定感がストレス耐性をあげる。そのために否定しない環境を作る。
・心理的安全状態を作るには、安心できる環境にする(失敗しても大丈夫、失敗こそが学び)
・自己決定を促す3つの言葉
①どうしたの?
②君はどうしたいの?
③何を支援してほしいの?
・大人が完璧な人間を演じない、目指さない
大人が完璧だと子供は自分の小さな失敗も汚点に感じ、心理的安全性を脅かす
大人が失敗したり試行錯誤する姿を積極的に見せる
・子供時代は失敗をたくさん経験して、そこから学ぶ時代
・教育の目標は自分で自分を成長させ、幸せな状態を作れるようになってもらうこと。
その実現に不可欠な状態が心理的安全、不可欠なスキルがメタ認知能力。
・メタ認知とは自己を俯瞰的(主観+客観)に捉え、自己について学ぶ機能
・自分と向き合う習慣がない人ほど他責になる
他責は生まれ持った性格ではなく、脳の使い方の癖。
・外部評価に依存して自己形成すると、周りの意見に流されたり、周りを気にして積極的に行動できない脳になる
・メタ認知能力を高めるためには、
子供を責めない、否定しない(失敗しても大丈夫、みんな違ってよい)、自分ではどう思うのかを聞く
・ピグマリオン効果(教師期待効果)
子供は大人が期待すればよい方に、期待しなければ悪い方に変化する
・問題を起こす子は依存心が強い。自己決定する習慣が必要 -
Posted by ブクログ
BRAIN DRIVEN
Q.パフォーマンスを最大化するには?
A.モチベーションのあり方が人それぞれ違うことを認識し、メタ認知をすること
どうやったら良いか(How)は本を真似するのではなく自分で考える必要がある
メタ認知が「自分を高める」ために最も大事なもの
お気に入りのマンガのシーンなどを思い浮かべる
独特な作法をすることがモチベーション増加につながる(五郎丸のルーティンのような)
そもそも自分と人のモチベーションのあり方はDNAレベルで異なる
苦しいフェースがあるからこそ、乗り越えた時に「快」の感情が生まれる
自分で自分を追い込んで良いのは、自分自身に優しくできる人
成功体験に紐付けて、失敗した時のことを覚えておく
目標やゴールを目的に合わせて柔軟に変える -
Posted by ブクログ
脳科学に基づくモチベーションやストレスマネジメントと聞いて単純に飛びついたのがきっかけで本書を手に取った。本書はモチベーション、ストレス、クリエイティビティをベースに章分けしているが、私は最初の章を主に読んだ。
大切なことは、まずモチベーションについて理解することであり、自分が何に対してやる気を出し、ストレスを感じているのかを客観的に理解するメタ認知能力を高めることだ。
モチベーションと一言に言っても高次な物と下位のモチベーションに分けられるという。高次な物は何かを達成したい、成功したいというようなモチベーションだ。逆に下位のモチベーションとは、食べたい、寝たい、休みたいなどの身体に関わるものである。マズローの5段階欲求にも当てはまりそうだ。
そしてこの異なる次元の欲求は下位の物が優先される「傾向」にあり、まずはそこを優先して満たしておくことが大切だ。
例えば勉強に集中したいとしても、体調が悪くて休みたい、眠いなどの下位のモチベーションがあればそちらを優先しようとして眠くなったりやる気が出なかったりするので勉強のモチベーションは上がらない。
モチベーションをあげるには睡眠、生活リズム、体調を整えることが先決である。
だが、あくまで下位欲求が優先される「傾向」にあるだけなので、それを上手く転用することもできる。本書で挙げられている例を出せば、目の前にコーヒーを置き、それを飲みたいと思う時のドーパミンを利用してボトムアップでモチベーションを勉強に転用することだ。(めちゃくちゃ省略してるので詳しくは本書を読んでほしい)
このように自分が何に対してモチベーションを感じているのかをメタ認知することから自分のモチベーションやストレスのマネジメントは始まる。
本書にはその他にも詳しく脳科学からの知見に基づいた情報がまとまっていて、具体的な実践方法まで書いてあるので実用書として使えると思う。