岡田亜希子のレビュー一覧

  • フードテックで変わる食の未来

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    フードテックで変わる食の未来
    著:田中 宏隆 ・ 岡田 亜希子

    著者は、フードテックを、狭義では食のシーンにデジタル技術(特にIOT)やバイオサイエンスなどが融合することで起こるイノベーションのトレンドの総称としてきた。フードテックとは、何か特定の技術というわけではなく、食に関わる無数の技術の集合知とも言える。デジタル・AI時代だからこそ、過去の匠の技や知恵も含めて今の時代に再定義していくものである。

    テクノロジーは進み、未来は変わる。受動的に受け止めるだけではなく、未来を共に描き続けること。主体的に関わること。食の未来に関係ない人は誰もいない。多くの人が、食の未来を共創することに関われ

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    2025年09月13日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義
    著:田中宏隆 , 岡田亜希子、瀬川明秀
    監:外村仁

    世界各地のフードテックカンファレンスに参加した著者達が強く感じているのは、このグローバルで起きているフードイノベーションを、日本流で「正しい方向」に導くことが必要だということである。今こそ、日本人が大切にしてきた食の価値観や考え方(おいしさ、健康そして環境配慮のバランス、多様性を重視する食風土、「もったいない」という精神、安全・安心なものをつくるマインドなど)で、このトレンドを牽引していく存在になるべきである。

    本書の目的は、2つある。1つは、フードテックの全体像が起こってき

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    2024年04月07日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    これは面白い。一気に読んでしまった。自分に身近な食を題材にしているため、読んでいてイメージしやすく、またそれが面白い。

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    2022年02月08日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    飲食業界人の必読書。コロナ前から動いていたフードテックが、コロナ後でどのように変わっていくか、業界の変遷を知るのに十分な一冊。

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    2022年01月15日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    フードテックの海外の事例も含めた最先端の情報が詰まった内容。
    ものすごい情報量だが、日本人の目線で語り尽くしてくれるので、大変理解しやすく、読後は今すぐ動かないとという危機感も感じる。
    こういう海外の情報は得てして海外の本の訳本で日本語化するのが遅くなったりちょっとニュアンスとか例示がわかりにくくなりやすいが、こちらはアメリカにいる日本人や海外に飛び回って調査をしている日本人が書いているため、大変旬な情報を日本人向けに書いているので、とても著者の方々への感謝の気持ちも溢れてきた。

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    2021年12月26日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    ・スマートキッチン家電、キッチンOSにより、食を通じた自己実現が容易に、更に料理が楽しくなる
    ・代替プロテイン食や完全食の発展により、機能食とコミュニケーション型食が分離していく
    ・エシカル食の発展により、環境に良い食事が好まれる様になる
    ・昆虫食が飼料や食料危機までさまざまな課題の解決糸口になりうる
    ・最新自動販売機により出来立ての温かいご飯が食べられる

    700兆円のフードビジネスは広がりは無限大であり、面白いスタートアップも多い

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    2021年11月13日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    食の分野でどんどんテクノロジーが進んでいることに驚いた。ホットクックを持っているのでテクノロジーには少しはついていけると思っているが、培養肉など新しい色のある形については目を見張るものがある。生産者との顔の見える関係もどんどん進んできている私は今この分野で起業したいと思っているがどのようなことができるのか自分の頭をもっとアップデートしていきたい。

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    2021年03月16日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    食の世界にも変化が起きている。

    素材が変わる
    加工が変わる
    買い方が変わる
    料理人が変わる

    素材
    代替肉、培養肉は、とても期待したい。
    食用にされる動物のこともそうだし、
    それらを育てるための環境負荷も課題と
    なっている。

    加工
    料理はこれまで、人の感覚によるところが
    多かったが、そこに科学とテクノロジーが
    入ってきた。
    つまり、様々なデータをもとに、
    おいしさ、健康を考えた食が作られる

    家庭では、キッチンOS、
    つまり、誰がどんな料理を誰と食べたか、
    というデータをとる戦いがおきている。
    レシピを起点に、IoT家電と連携するだけでなく、
    素材も連携されるようになる。

    レストランでは

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    2021年02月13日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    非常に興味深く読むことができた本だった。
    ビジネス書というカテゴリーではなく、ドキュメンタリーとしても、今後の「食」の考え方の在り方としても非常に考えさせられる本である。

    本書は、インポッシブルミート等を始めとした次世代の「お肉」のことから、昆虫食、パーソナライズされた食事、人口激増後の食の在り方、そしてウィズコロナ、アフターコロナを見据えた新しい食事の風景など、その内容が非常に多岐にわたっており、それぞれ興味深い。

    2050年には人間の人口は100億人を超えると言われているが、その多くの人のお腹を満たすには、いまの食糧事情では無理である。特に畜産業は将来的にその規模を2倍3倍にすることは

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    2020年12月13日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    フードテックという大きなトレンドを概観でき、面白かった。発行が2020年という時期のせいか、コロナ禍に絡めた話題も多い。

    ここしばらくの新しいサービスや商品を思い起こすと、フードテックにカテゴリできるものが沢山ある。そういう、気付いたら当たり前になっていたものも含めてトレンドとして捉え、その背景を理解し、未来を感じることができた。
    フードテックに類すると思うサービスを思いつくままに書き出してみる。他にも沢山あると思う。

    完全栄養食(ベースフードとか)、植物性代替肉(大豆ミート)、デリバリーサービス(UberEatsとか)、配膳ロボット(すかいらーくのBellaBot)、コカコーラの高機能自

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    2025年04月18日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    フードテックと一口に表される中で、マニファクチュアリングにフォーカスが当たりがちだが、サプライチェーンや販売方法などのマーケティング視点も含め、トータルで知識を身につけるフロー(プログラム)があるのは驚いた。
    確かにヒトのクチに安全を届けることが目的なので、視野を広くもって向かいたいと思った。
    フードビジネスに限らず、スタートアップに必要な思考も散りばめられていて、いろいろ役に立つ1冊だった。

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    2022年05月30日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    食に関わるテクノロジーや企業について知らなかったことをたくさん学べた。農学を専攻する身として、食の未来のミッションにパッションを持って取り組みたい。

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    2022年05月09日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    業界のことを知るには良書。
    400ページあり読み応えはすごいがさまざまな国と企業の今が記載されておりファクトを押さえるにはとても良い。
    例えば海外の事例も多くて英語の翻訳本だととても読めないが、日本の書籍なので難しい内容も理解できるように噛み砕かれていた。

    食の価値の再定義
     昔は大量生産大量販売
     今は欲しいもののない世界
     生活必需品はみんな持ってる時代
     1to1のコミュニケーションが必要
     さらにコロナで食事を作ることでリラックスして生活が豊かになることを実感する人も
     時短、時間をかける、両方の価値を求める人がいる

    食あり方
     食のユニクロ
    代替え肉
     レベル1-6
    キッチンOS

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    2022年03月28日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    いま食の世界にこんなにもテクノロジーが入ってきているのか!!と、知らない事だらけでした。
    コロナ禍を経て、どういう食生活を送りたいか、どういう未来が欲しいのか、再考を求められている時期なのかもしれないなぁと思いました。

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    2021年07月14日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    自身が想像してた未来の「食」がすぐそこまできているのだと思い知った。話題の植物肉を一例に、キッチンのハイテク化(本書ではキッチンOSと呼んでいた)が当たり前になるのだ。いままで効率性を重視していた「食」が健康やコミュニティ、表現など様々な側面をもち、必ずしも効率性だけが必要ではないのである。そしてその重要性を知っているのが今も活躍しているシェフだったりする。そんな食のエキスパートであるシェフと食品会社、そして業界外の会社個人組織が合わさって食の本来のあり方を見つけるのだと理解した。自身もその一部に入れるよう、食への在り方を今一度考え直したい。

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    2021年06月24日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    非常に広い範囲にわたってフードテック関連のファクトや事例を調べてある。フード関係のビジネスを行なっていくには必須文献と言えるのではないか。・

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    2021年05月22日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    ネタバレ

    フードテックの最前線の実例が色々と紹介されていて興味深く読めた
    レシピをダウンロードして調理法などが自動で設定されるスマート調理具や、DNAテスト結果をもとに個々の買い物客に対して最適な食材をすすめる店など。
    スマート調理具の代表であるInstantPotは全米の家庭の2割に普及しているそうだが、これも好き好きか。最近のレトルト、特に冷凍食品は本当によくできたものが多くなっている反面、日本でもミールキットが流行ってはいる。たぶん、あまり自動化が進んでしまうと外食や宅配との区別がつきにくくなるし、作り手の罪悪感みたいなものも惹起されるので、ミールキットみたいに一手間かけるものがそれなりの人気を博

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    2021年05月05日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    食の最先端について学べた。

    興味深かったのは「今まで人間はテクノロジーを時短を目的として活用してきたが、これからはエンリッチの時代」という主張。

    ただシンプルに美味くて安全なものが安く手間なく食べられるというだけでなく、
    ・誰かと時間を共有しながら食べる時間
    ・食を通じた自己表現
    ・料理の工程を楽しむ

    などなど、人生を豊かにするための食=体験の提供にテクノロジーを活用するんだ、という発想はあまり持ってなかったため、目から鱗だった。

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    2021年04月27日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    ◾️概要
    フードテックの現状と、事業創造の機会を知るため、読みました。最も印象的だったのは、フードテックは手段にすぎず、あるべき目的は「食および調理を通じて、生活者と地球にとって明るい未来を創り出すこと」ということです。

    ◾️所感
    食分野は身近な人々が必要としているもの、やりたいことが製品・サービスに直結することが多いため、「未来を自ら創る」という意思を持つことで無限のアイデアが生まれる、という箇所は納得感がありました。各社の具体的な取り組みも記載されており、一読の価値があると思います。

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    2021年04月11日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    食の未来がテクノロジーでこんなに変わっていくのかとわくわくした(たしかに批評通り重複する話は多かったが)
    食品関係の職についていることを誇らしく思ったと同時に、わたしたちのウェルビーイング、環境問題に対して自分たちができることを考えて実行していきたいと強く思わされた

    ・培養肉、培養シーフード
    ・パーソナライゼーション
    ・業界を問わない横のつながり
    ・家電から家庭内のデータ取得
    ・自分ゴト化して働ける食産業

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    2021年03月08日