岡田亜希子のレビュー一覧

  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    現時点のフードテックに関する日本語文献で最も纏まった一冊である。本分野の国内主導権を握ろうとするシグマクシスの本気度が窺える。

    700兆円(世界総GDPの10%弱!)と言われるフードテックの国内外の最新トレンドを押さえて概括して理解しやすい。一口にフードテックと言ってもその範囲は広く、食材・レシピ・調理器具・健康管理・物流・飲食店・コンベンションなどなど、衣食住の最大領域でありその範囲は厖大だ。料理をするといつも思うが調味料「少々」や「適量」がまかり通っている業界ゆえに、数量化・可視化するだけでもビジネスオポチュニティは相当ありそうに思う。そこにスタートアップのイノベーションが加わる、そりゃ

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    2021年03月01日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    フードテックについてほとんど知識がなかったので、なるほど、なるほど、とひたすら頷きながら読み進めた。
    イノベーションはあらゆる領域で起こっているけど、食に関してはまだまだ不便だと感じることも多い。全員が消費者の視点に立てるのでもっとイノベーションが起きていても不思議じゃないのに、業界の構造が個別最適に留めてしまっているのかもしれない。
    「日本のフードテックはiPhone前夜」ということで、海外の流れに追いつけ追い越せの勢いを持っていけるか、過去の成功体験に囚われて外部から批判するだけになるのか…後者になってしまう日本は見たくないなぁ。

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    2021年02月14日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    食関連のトレンドを広く押さえており、フードビジネスの全体像を掴むのにおすすめ。
    最新のフードテック情報はもちろん、食に対する人間の行動や考え方がどのように変化するのかを考える上でヒントを提供してくれる良書。
    事例も豊富でかなり勉強になり、食関連業界で働く人はもちろん、新規事業を考えてる人にもおすすめ。

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    2021年02月13日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    昨年、一昨年ごろから一般的な商品にもなりつつある昆虫スナックや植物肉について興味があったため読み始めました。
    世界のフードシステムの市場価値はなんと他の分野をはるかに凌駕する10兆ドル規模であり、その最新情報と国内業界のトップランナーへのインタビューが網羅されており、本書から得られる知識量はとても多く新鮮でした。

    トップランナーといえる会社はやはり海外特にアメリカに多く、例えばキッチンOSではnnitやSidechefや韓国SAMSUNGに 大きく水をあけれているように感じました。

    このコロナ禍でレストランが団体戦から個人戦に代わり、オーナーの発信力によって生き残れるかが変わってくるという

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    2021年01月18日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    フードテック=代替肉みたいにとらえてたけど、進化がすごい。
    欧米の投資家がなぜ代替肉に注目しているのかという部分の疑問も解決できた。
    またなぜ日本人である自分たちのまわりでは代替肉をさめてみている理由も…

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    2020年12月19日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    ネタバレ

    2020/07出版。コロナ込みの世界観。とにかくすんごい情報量で圧倒されるし、先進的で格好良いけど、システム屋さん目線、いいとこ売る側目線。とても「日々ご飯作っているヒト」の肌感覚は感じられない。それとも実は「日常的に家族のご飯を作るヒト」って、もはや少数派なのかなあ。少なくても執筆陣に主婦はいないと見た。ま、想定されている読者層が違うのか。あと、「食の安全」問題(極度に工業化された製品を食べることへの懸念、長期的摂取の後に顕在化する可能性のある副作用とか)は全く蚊帳の外。

    食にコンサバな私には、「代替肉」が衝撃的。
    「植物性プロテイン」はともかく、糸状菌由来の「マイコプロテイン」「昆虫食」

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    2021年06月04日
  • フードテックで変わる食の未来

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    持続可能な社会のため、食の分野でどんなことが起こるのか… 本書は、今出てきている食に関するトピックを交えつつ、2040年に起こりうることを7つ取り上げている。

    AIが自然になっている中で、よりパーソナライズされつつ共有もできるというのは、食の持つ楽しさを考えたときに個人的に良いなと感じた。 健康や安全安心という面から、今自分が関わっていることはどんな風に絡んでいくかと考えながら読んでいた。
    本書は安全より安心が先に出てきたりで、希望先行な面が強いと個人的に思うが、ある意味熱量とも言えるし読んでいて著者達の思いは伝わってきた。

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    2025年11月22日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    飲食業界の未来にワクワクした。
    時短よりも、その場で過ごす時間や料理をつくる時間が、人生を豊かにする大切なものとして価値を増していくのは、なんとなく体感としてわかる。

    印象に残ったところ

    いい商品を見つけたり、いい体験をできたりするだけで、顧客は毎日来店してくれるだろうか。おそらく、一時的には来てくれるだろう。
    フードテックの活用も2、3年もするとどの事業者も導入する。そのときに選ばれ続ける理由は、人とのつながりをどれだけプロデュースできるかにかかっている。店員と顧客、顧客同士のつながり、地域のつながり。
    そのときに従業員にどういう役割を担ってもらうか、あるいは顧客自身にどういう役割を担っ

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    2025年08月10日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    目的
    フードテックにはどんなものがあるのか知る

    感想
    食に対する問題は、個人ごと、同じ人でもその時々に応じてニーズが変化する。
    便利さがほしいときもあれば、あえて時間をかけて料理したいときもある。ラクをすることへの罪悪感もある。
    技術のちからで便利にすればいいというわけではない。ウェルビーイングを目指すための技術

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    2022年02月11日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    フードシステム市場価値10兆ドル 
    マイナス影響12兆ドル (FOLU 2019年)
     肥満コスト2.7兆ドル 低栄養被害1.8兆ドル  農薬被害2.1兆ドル
    アフターコロナのフードテック
     1. 医療としての食事
     2. ホームエンタメとしての調理
     3. フードロス解決
     4. 最前戦ワーカー支援

    組織の原点とめざすべき未来を結ぶものがビジョン(石川善樹)
     オリジン(原点)からオリジナルは作れる 
     ダイバーシティの時代にはスタンダード「ユニクロ」が価値を持つ

    代用肉 肉と同じ調理と喫食体験  水、土地、温暖化ガスの90%前後削減
     植物性プロテイン、マイコプロテイン、昆虫食、培養肉

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    2022年02月05日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    ネタバレ

    フード×テクノロジーの略でフードテック。
    ○○革命という名の付く本は多いですが、本書は、そこまで煽り本ではなかったです。
    米国を始め、テックギークたちが、食にまつわるスタートアップを立ち上げている現状などは、へーそうなんだという感じ。日本の携帯電話市場がiPhoneに席捲されたように、食品産業もGAFAのような、プラットフォーマーが現れ、市場が取られてしまうという危惧から書かれた、と述べています。
    面白かったのはキッチンOSの話。OSはwindowsやMacのような、あのOSです。それがキッチンとどうつながる?というのは本書を参照のこと。
    食品業界最新トレンドのリファレンスとしても使えると思い

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    2021年08月27日
  • フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

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    フードテックはどんどん市場を広げて、日本でもがんばってほしいが、自身がビジネスとして貢献したい分野かというとそうでもないことを理解した。

    転職先としてのシグマクシスを視野に入れるかの観点で読んだので読んだ成果はあり。

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    2021年07月12日