染井由乃のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「お兄様」との歪んだ愛。
宿敵でありながら婚約者となったクラウスとの不器用な愛。
果たして勝つのは、どちらか。
設定が色々複雑に絡んでいるのもあって、終始情報を整理しつつ読んだ。
あまりに吸血が苦手なフィーネは、最初「お兄様」に作り出された元人間の吸血鬼なのかなと思ったら、違うし。
クラウスが顔も名前も忘れてしまった相手はフィーネなんじゃと思っていたら、最愛の彼女は「お兄様」に目の前で殺されていたし、何だったら途中少女にぼっこぼこに(本当にぼっこぼこに)痛めつけられていたので、「え、最愛の人は吸血鬼になって、人格が変わって、クラウスを痛めつけていたのでは?」とミスリードを起こしてしまうほど。
挿絵がないと、混乱しますね。
こちらの読解力の問題かもしれませんが。
なお、これらのことは、終盤になって真相が全て明かされます。
そして、予想はすべて覆されました。
容易に引っかかるいい読者なわたしである。
ただ真相が分かっても、終盤は「お兄様」の方にアドバンテージがあり、これはどうあがいてもクラウスとの幸せいっぱいなハッピーエンドは無理そうだなと絶望していたら、おおっと。
かつて決定的な言葉を交わさずとも思いを通わせあっていた「両片思いの二人」は見事結ばれめでたしめでたし。
……となり切らないのが、振られた側が諦め悪く、未練たらたらに花を贈ってくるし、フィーネはフィーネで贈られた指輪を左手にしたままになるし。
あらゆる呪いを解くという幻花の力をもってしても決してこの呪縛は解けないのかもしれない。
まあ、結ばれた二人が幸せそうなので安堵はしましたが。
フィーネが吸血鬼であることは覆せない事実なので、今後の生活は苦労しそう。
特に未来にできるかもしれないお子様が。
どうかこの先二人とその家族が平穏に過ごせますように。
例え、それが小さな箱庭であっても。
……世間には祝福されにくい気がするのだ、結局どちらと結ばれても。
だから閉鎖的な世界で暮らすことになりそう。
深読みすると結ばれても切ない気がする。
まあ、幸せはこちらの都合で決めるものではないのですしね。
ともかく、運命の恋人たちが「幸せ」に笑える生活を今後送っていけるように心から祈ります。 -
無料版購入済み
胸が締めつけられる
冒頭から悲しいストーリー展開されていくので、胸が締めつけられるような思いでしたが、後半は徐々にレイラの笑顔が見られてほっとしました。また、徐々に謎が深まっていくので、目が離せなくなりました。
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購入済み
過酷な
広告を見て購入。主人公のレイア嬢の不幸が気の毒です。不穏な伏線は色々はってあるのでまだまだ困難はありそうですが。やはりよくある美貌の根性悪妹がどうでてくるか。パパさんは役立たずです。異世界?魔法の町?がどう関わるか…
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購入済み
イラストにウットリ
イラストが大好きな鈴ノ助先生だったので試し読みして、続きが気になって購入しました。
面白かったです。色々な登場人物の目線でそれぞれの思惑が丁寧に書かれているからわかりやすいです。
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購入済み
実は陥りがちなことかも
ひとりひとりの悲劇が、ありえなさそうで、でも実は誰にでも起こりえそうなことばかりなことだなぁと。救いようもない部分もあって完全なハッピーエンドではないけれど、刺さることの多いお話でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレ執着していたのは兄だったのか、妹だったのか。
その答えは最後に。
苦しむ幽霊を治療し、あの世へ送り出す医師兼祓い屋のお話。
その見習いで後継ぎ候補の小夜にしろ、当代の深影にしろ、互いに大切な人を亡くしたという共通点はあるが他は割と正反対。
それなのに、やはり共通点もあってか、何だかんだで互いを理解しているという。
面白いバディである。
小夜が連れている幽霊のお姿が大分あれなので怖い話かなと思いきや、案外賑やかな印象だった。
治療を受けに来ている割に、幽霊たちが何かと元気。
ただ小夜も深影が抱えていることが重いというだけで。
毒親も出てくるから、余計にしんどい。
小夜の件はこの話で一応解決はするが、深影の件は解決しないままなので、ちょっともやっとする終わりではあった。
深影も救われる日は来るのだろうか。