kodamazonのレビュー一覧
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購入済み
これ最高です。めっちゃ面白いです。聖剣(包丁)を引き抜いちゃったララ。勇者だけど魔王がいないから王様たちからも様子見されているってどんな状況!?最後の可愛いマンドラゴラも笑っちゃいました。フィンさんとララの今後の恋模様(まだスタートラインにも立ててないけど)も楽しみにしています。
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購入済み
前半は悪い、最後は良かった
勘違い系の作品。某影作品の影響を受けているなと感じた。
最初の方は、勘違いに無理があると思い、4か3評価にしようと思った。
ただ、最後の方で少し笑わせてもらったか評価5にする。
まだ拙さは感じるが、伸びしろは感じたので、次巻も期待したい -
Posted by ブクログ
何事にも完璧であろうと努力するイケメン主人公の五代涼真が、真面目で融通が利かず孤立気味の風紀委員・木下みなみを助けたことから始まる学園青春物語。これは傑作。涼真が単純にみなみを救うということはなく、あくまで「手を貸す」スタンスで寄り添う姿は惚れ惚れとするし、そんな彼の薫陶を受けて自分の本心に向き合い、少しずつ変わっていくみなみが実に愛らしく感じました。プロローグとエピローグでここまで変わってしまうヒロインも珍しいのでは。さて、本作品にはもう一人ヒロイン亜衣梨が密接に関わりますが、過去に涼真と何があったのかも気になるところ。今後の展開が実に楽しみです。
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Posted by ブクログ
面白かったです。ストーリーの結末は3巻に持ち越しです。
主人公は完全に非戦闘員の育成アドバイザーで、よくあるチートスキルで俺最強!みたいなノリではないのが新鮮です。
周りの人たちも、ほとんど全員ロイド教の信者みたいになってはいますが過度な恋愛要素はなく、健全な感じで楽しめます。
真面目な優等生ではなかったらしい過去も、ちょっとイメージが変わって面白いと思いました。
本巻では新しいメンバーがギルドにも工房にもたくさん増え、みんなの実力がランクとしてハッキリ認識されます。
そしてみんな順調に成長していく訳ですが、立ち向かう事件…ダンジョン攻略とギルド間バトルは、どちらの結末も次巻へ持ち越し。
このサイズのラノベでは、複数巻刊行されている場合でも、巻末までに事件を解決しようとこだわりがあるのか終盤大急ぎ…ということがよくありますが、潔く次巻持ち越ししてくれたので、落ち着いたストーリー展開でとても良かったです◎ -
Posted by ブクログ
基本、前向きな感じで面白く読めました。
隠れた才能持ちが努力で限界突破していくストーリーです。
主人公を巡って軽く奪い合いがありますが、主な競争参加者は女性と男性です。男性が参加しているので、やや女性読書向けなのかもしれませんね。
どちらも、ブロマンス的な師弟関係を巡ってのバチバチと受け取れるアプローチで、ラノベにありがちな痴女的ハーレム展開が嫌いな私にはちょうど良かったです。
剣や魔法がメインですが、ダンジョン攻略やvs魔物というよりもギルドvsギルドです。それと、頑張って才能開花させるストーリーに重点が置かれています。
主人公を裏切った相手(国内最大手ギルド)との確執かと思いきや、巻末では既に国外最強を目指す感じになっていて、次巻からスケールを拡げてきそうな感じです。 -
Posted by ブクログ
原作小説ってヒロイン達の病みに病まれた主観的心情描写が魅力と思えていただけに、客観表現となるマンガではどうなるのかと身構えていたのだけど、原作小説とは異なるアプローチで魅力を披露出来ていた印象
ウォルカはあの異世界の原作となったマンガだと無残に殺されるしかなかった状況から絶技を発現する事によってどうにか生き残った。それは目出度い事象の筈ながら、ウォルカだけ重傷を負い身体を欠損し他の少女達はほぼ無傷という点が両者の心情を断絶させる要因となっているね
ウォルカっていわば別ルートの未来を知っているようなものだから、全滅エンドを避けられただけで僥倖と感じてしまうんだよね。でも、リゼルアルテらはそんな原作ルートを知らず自分達が体感した絶望だけを見ているからウォルカと心情を共有できないという
この点、ウォルカとリゼルアルテ達はどうしても判り合えない。見ているものが違うから
そうした違いがリゼルアルテらの病みを誘発してしまうのは不幸としか言い様が無いが
ただ、この病み具合は彼女らの魅力を増すものになっているのは作品として成功している証か
いや、本当に良いよね。表情が曇った上で病んでいる彼女らの様子は。割と高頻度で目からハイライトが消えてるもん
見て判るレベルで彼女らの精神は追い詰められている。なら、その変貌に直面したウォルカは彼女らに「自分は大丈夫だ」と証明する為に少しでも頑張ろうとするのだけど……
それが尚更にリゼルアルテらの病みを深めていく構図はもはや芸術的
ウォルカがちょっとでも動けばリゼルアルテは顔を青白くして心配し、「そんなに心配しなくても…」と返せば自虐に走る
ユリティアとアルテはウォルカの知らん場所で極まった表情になりつつ、彼の絶技を思い出しては更に心を追い詰めると
最早ちょっとやそっとの言葉では取返しが付かない状況になってしまっている。それが良い
パーティ内だけでも既にどん詰まり状態であるというのに、パーティ外からも病み少女がおかわりされる構図はもう清々しい
アンゼってウォルカ視点だとそこまで親密な相手ではないから、「何故そこまで?」と疑問を覚えてしまう為にフォローしきれないのだけど、逆に抑えが効かない彼女によって更にウォルカ過保護計画は進んでしまうという
ウォルカにとって、やはり自分が回復しないと皆の病みを止められない状況であると再確認できてしまう
リゼルアルテ達は看破しているけど、ウォルカって本当に剣が好きだし、剣を振れない自分を想像できない
だから彼女らを安心させる為というのは建前で、実態は剣を振りたいから振ってしまうわけで。そうして漏れたのがあの一言だったんだろうけど……
自分達を原因と感じ入るリゼルアルテ達としてはやり切れないよなぁ……
病み要素は隅々にあるけれど、他方で各ヒロインの可愛らしさも充分に表現されているのは良いね
特に6話でのリゼルアルテなんて、のじゃロリお師匠様として存分に活躍しているし
偶然見掛けたウォルカを心配して魔法を教えて、もっと一緒に居たいからパーティを組むなんてちょっとしたラブコメの導入にすら見えてしまう。てか、本当にリゼルアルテ可愛いし
……まあ、その分だけウォルカの生き甲斐を奪ってしまった罪悪感に押し潰されそうな彼女の様子にも魅力を感じてしまうわけだけど
こうした魅力的な表現がされる少女達がまだ3人も残っており、更には聖都への旅路にて更に病み少女も現れるだろう事を考えると、本コミカライズは充分に楽しめそうだと思える第1巻でしたよ -
Posted by ブクログ
内容はパーティを守るために大怪我を負った主人公と、そんな主人公にいかに重い愛を抱いているかというヒロイン達の関係性の話が主な内容でした。
ヒロインの執着には説得力があり、そんな状況で主人公が命をかけて守ってくれれば、まあこうなるよなというヤンデレ好きにはたまらない一冊です。
逃れられない恩義と依存がしっかり書かれていてとても良かったです。
惜しむ点は、一冊の書籍としての構成です。
全編を通してキャラクターと関係性の提示に終始しており、物語が本格的に動き出す前に幕を閉じてしまう長いプロローグという印象を拭えません。
近年の書籍単価を考えると、一巻単体で完結する大きな満足感が欲しいところ。
内容は高評価も納得ですが、一冊としての構成に惜しいところがあります。 -
Posted by ブクログ
口絵を見た瞬間、「またクソデカ感情持ちが増えるのか…」と慄いてしまったものだけど、中身を読んでみたら意外な印象を覚える展開に
改めて考えると、ウォルカに他者をクソデカ感情持ちにさせてしまう素質は確かにあるのだけど、それ以上にウォルカの死を見た者とそれ以外での明確過ぎる差異を感じてしまったよ
今巻、最初に登場したクソデカ感情持ちのシャノンは生来の生真面目や素直さが悪い方へ作用した印象
作中で既に言及されているけど、申請書類をそのまま通したら知人を重体にしパーティを崩壊させてしまった、なんて少し突飛というか自責が過ぎる話
しかし、彼女がそこまで自分を責めるようになったのはそれこそ教会へ向かった際、仲間達が悲しむ教会に入る事もままならず、入ったとしても仲間達から拒絶されるように突き返された経験が大きかったのだろうね。シャノンはリゼル達に混じって悲しむ資格を与えられなかった。だから独り自分を責めるしかなかった
それだけにウォルカが聖都まで帰ってきて「シャノンはなにも悪くないだろ」と言ってくれ、拒絶したリゼル達がシャノンに寄り添うように謝ってくれたのは彼女にとって自責を止められる契機となったのかな
また、ウォルカはシャノンが「生きて帰っただけ」なんて感じてしまった身体でも、再び歩き出そうとしている、まだ前を向いている。それらはシャノンにも前を向く力を与えるね
こうした点はリゼル達とは大違いと感じられた
この傾向はルエリィとシアリィにも見られるね
特にルエリィなんて挿し込まれるエピソードからクソデカ感情予備軍になりそうな要素も見えるのだけど、現状ではリゼル達のようには成らず。この点は目覚めたばかりで有りながら、あまりに平常運転へ移行しているシアリィの姿がそう感じさせる部分もあるのだけど、彼女らもウォルカに助けられた事を契機に前をむこうとしているね
ルエリィはまだ罪悪感が消せないし、シアリィとて少し振り返れば震えが抑えられない。またウォルカに助けられる際、彼にどれだけ迷惑を掛け彼を傷付けてしまったかも知っている
けれど、ウォルカが真剣に彼女らを助け、特にシアリィに発した言葉は2人にちゃんと届いている。彼女らは辛い経験が感情に影響していても前を向こうとしている
やはりリゼル達とは異なるね
ならば責任感から来る経験や感情がそうさせるのかといえば、それも違うのではないかと感じさせるのが〈炎龍爪牙〉の顛末か
長々と語られたフリクセルの後悔。それは一種のパーティ崩壊の経緯でもあるね。あの時ああしていれば、そんな後悔は容易に抱けてしまうからこそ心から中々消えてくれない
けど、ここでフリクセルが感じた「あの時に別の行動が出来ていれば」なんてのはこれまで本作に登場した女性陣の多くが感じている悩みでもある。いわば、フリクセルの後悔はリゼル達が抱いた後悔をなぞるもの
〈炎龍爪牙〉に感じる不満はすぐ近くに問題なくパーティの交友を深めている〈銀灰の旅路〉が存在した事で余計に強くなったのだろうね。おまけに遠くから焦がれるように見守っていたその〈銀灰の旅路〉を自分達の不始末で壊滅させかけたというのはあまりに罪深い経験
フリクセルが少しだけでも異変に気付けていれば、もう少し仲間と向き合えていたら。自分への怒りにも似た感情はアルファナへの怒り、次いで自分達に非難を向けないウォルカへの怒りによって異なる方向性を持つように成るね
だから彼女がウォルカ達と同じ恐怖を味わおうとしたのは決して自罰の為ではなく、散々に後悔した後に前を向く為のやり直し
いわばリゼル達と同じ道を辿りつつ、更にその先へ行こうとしている形
そして最後に登場したラムゼイはリゼル達と似たような道を辿った上で前へと進めていなかった者か。微妙に経験は異なるからリゼル達のように自責の念に囚われているわけでは無いけれど、片目片足になっても剣を極める心に一切の揺らぎが無いウォルカの姿に刺激される点は有ったようで
だから彼がウォルカに求めた決闘はウォルカに友人が味わった現実を突きつけるようでも、ウォルカを傷付ける事で友人を助けられなかった自分を更に傷付けるような行為でも有り
それだけにウォルカがラムゼイの汎ゆる攻撃を受け付けずむしろ神域の剣によって跳ね返したのは彼にとって救われる心地となる経験だったんじゃなかろうか。そうして彼はようやく前へと進められた訳だ
こうして見るとリゼル達とシャノン達、そしてラムゼイの違いが見えてくるような気がするね
シャノンやルエリィ、フリクセルは皆してウォルカにクソデカ感情を持っているけど、そのまま病みへと至っていないのはウォルカの生還を見た、今も生きている事を知っているからなんて捉えられる。だからか、ウォルカと似た状態となった友人の死を知るラムゼイは病むように暮らしていた訳で
逆にリゼル達はウォルカの生還は眼の前で見ている訳だけど、同時に〈摘命者〉も目の前にしてしまった。ウォルカがほんの少しの違いで命を無惨に落とす現実的な可能性を見てしまった。それが彼女らにとってウォルカの生還は奇跡であり、なのにウォルカの生還に自分達は一切の寄与をしておらずむしろ助けられた、なんて当て所もない罪悪感を抱くに至ったのかも知れない
これ、ウォルカの方は原作を知っているが故にリゼル達こそ命を落とす現実的な運命が有ったという認識なだけに余計に擦れ違うポイントだね
今回、ウォルカは多数の迷える冒険者の後悔を断ち切れたわけだけど、リゼル達の後悔を正しく認識して彼女らから病みを晴らしてやれるのはいつに成るのかねぇ…
なんか、病みが晴れる前にクソデカ感情持ちが更に増えそうな予感がして、そちらの方が恐ろしいような楽しみなような複雑な感情にさせるのだけどね(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレ私の中ではちょっと珍しい、なかなか良質なシスターフッドの物語で、とても面白かった。主人公の青、ヒロインの咏は、ともに決して軽くはない、相応の質量を持った過去を背負っている。しかし本作が印象的なのは、その過去を劇的に“解決”するのではなく、二人で並び立つことによって、時間をかけて乗り越えていこうとする姿勢を丁寧に描いている点だろう。
互いを救済の対象として消費するのではなく、依存にも支配にも寄らない関係性が心地よい。青は咏を守る存在でありながら、同時に彼女から支えられてもいる。その相互性が、この物語を単なるヒロイン保護譚ではなく、成熟したシスターフッドの物語へと押し上げているように感じられた。
また、サブヒロインである結花と杏子の二人も、単なる賑やかしに留まらず、それぞれの立場や感情が立体的に描かれている点が好印象だ。彼女たちが加わることで、物語の世界はより広がりを持ち、「怪談研究部」という場が単なる舞台装置ではなく、人と人とが関係を育てる居場所として機能し始めている。
次巻からは、この四人での「怪談研究部」の活動が本格的に描かれていくようで、彼らがどのように怪談と向き合い、同時に自分自身の過去や弱さと折り合いをつけていくのか、非常に楽しみだ。軽やかな語り口の中に確かな重みを宿した、今後の展開が期待できるシリーズだと感じた。