井崎英典のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
コーヒーのこともっと知りたいなくらいで読み始めたけど、コーヒーが生まれたところからヨーロッパ、そして日本で紆余曲折がありながらも人気な飲み物になっていく歴史が丁寧に書かれてて面白かったです。
コーヒーのことを簡単に解説した本を読んだことがある自分だからサクサク読めたけど、前提知識がない人が読むと少し難しいかも?と思いました。
歴史の話だと、イギリスのコーヒーハウスは安くコーヒーを提供していて、身分職業に関係なく、裕福な人も貧しい人も誰でも入れて、社交の場に入れたって話と、
イタリアにある「カフェ・ソスペーソ」という風習は、お金に余裕ある人が自分の分に加えて後で来る誰かのためのもう一杯のコーヒー代金を払う風習で、貧しい人が少しでも前向きになれるように応援する気持ちで始められた習慣があるって話が、印象的でした。コーヒー飲む時にこの話を思い出すと心なしか、いつもより美味しく飲めた気もします笑
純喫茶ってよく聞くけど、なんで「純」が付いてるか知らなかったけど、この本ではコーヒーに付随する知識まで解説してくれるのも面白かったです。
こうしたしっかりとした教養本を読むのは初めてだったけど、知識が補強されていくのが面白かったからこれから読んでいってもいいなと思いました。
-
Posted by ブクログ
ネタバレWBCでチャンピオン経験のある筆者によるコーヒーにまつわる様々なことが書かれていた。
今まで何となくで選んでいたコーヒーだが、様々な人の努力や苦労の結晶だということなんだということをしみじみと感じた。
また、全てのビジネスに言えることだが、消費者としては相応の対価を払うこと、生産者としては付加価値を創出して対価に見合った体験を提供することが事業継続のためにも非常に重要なのだと学ばされた。
2050年以降もコーヒーを飲み続けるために自分でできることを見つけ、コーヒーの未来を守っていきたい。
余談だが、本書で紹介されていたコーヒーハウスやカフェはしっかりと記録したので今後巡ってみたい。 -
Posted by ブクログ
Coffee is no exception — it’s all about personal taste. This book not only reminded me of that but also gave me some solid basic knowledge, making it a great read. I always thought I was more into the bitterness of dark roast coffee, but maybe I actually like the acidity of light roast.
南米はバランスの取れた日本人好みの味
中米はフルーツ系(酸味や風味)
アフリカは個性豊か
アジアは力強い味わい
●ブラジル 生産量1位 世界生産量の1/3
銀ブラ:銀座でブラジルコーヒーを飲む
バランスの取れたまろやかな味わい
●コロンビア 生産量3位
酸味と甘さのバランス系
●エチオピア 発祥国
●エルサルバドル すっきり酸味フルーティ
●コスタリカ 軍を廃止して教育や医療に力を入れる福祉国家
●パナマ スッキリ系が多く、人気急上昇中
●インドネシア 「マンデリン」「トラジャ」など高級豆が有名
日本では昔からペーパードリップが主流
(ペーパードリップ)
●台形はしっかりめ
●円錐形はすっきり系
●ウェーブ型は安定形
-
Posted by ブクログ
我が家自体、割と喫茶店に入ることが多いので、コーヒーが好きになる環境で育ったと思う。
今は午前中の仕事のお供として必須。以前に比べて高いが、仕方ない。
本の内容は奥が深い。マニアック。
◉ 一流になるためには一流に触れる、それを最短でストレートにやってしまう人が爆速で伸びる。
◉ 誰も気にとめないディテールにどれだけ気を配ることができるか次第で仕事の質が変わる。
◉ 浸漬法の「フレンチプレス」も透過法の「ドリップ」も原型がフランスで生まれた。コーヒーの美味しさを追求する美食家が多かったか。
◉ カフェラテは、エスプレッソにスチームミルク(空気をふくませながら温めた牛乳)を合わせた飲み物。
◉ カプチーノは、エスプレッソにスチームミルクを加え、さらに空気を混ぜ込んで泡立てたフォームドミルクを加えるのが一般的。
◉ カフェオレはエスプレッソでなくドリップ式コーヒーにミルクを合わせたもの。
◉ フランスの医師が、美味しい清純なミルクと合わせればコーヒーの毒性は消え、健康によいと言ってカフェオレを推奨。
◉アイスコーヒー、コーヒーゼリーは日本発祥。
◉コーヒーノキから収穫できるようになるには、3〜5年かかる。一本からは50杯分程度。
◉ コーヒー豆自体の出来や味で価格が決まるわけでなく、需給バランスによって決まる。
◉等級付は各国で。グレードの高い豆が美味しいとは限らず、グレードが低くても美味しい場合もある。これがコーヒーの難しいところ。
◉ コーヒーと健康の関係性は、コーヒーに含まれるどの成分に着目するかによって変わる。
◉ 酸味が好きな人は「浅煎り」、苦みが好きな人は「深煎り」を。「中煎り」は両者の中間であり、バランスがよくなる。ただ、店によって尺度が違うので注意。
◉抽出は①20%②20%③60%の割合でトータル4分。
◉ スペシャルティコーヒーが何であるかがよくわかっていなくても、パッケージの情報が詳しいものを選んでいれば、自然とそれはスペシャルティコーヒー。つまり上質な豆。