相沢泉見のレビュー一覧
-
ネタバレ 無料版購入済み
うわっ!
ちょうど、これからって言う所で、終わっちゃったよ。続きが、気になるじゃないの。江戸時代の料理人の幽霊と、現代の女子大生の話。ちょっと、今までに無い感じの話で、面白そう。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ一話から三話まで読みながら思ってたのは、帯の言葉がちょっと大げさ過ぎないかな?でした。
〈読めばきっと家族を思って涙する〉
実際は終章でぼろ泣き。すみません。帯文に偽りはなかったです(TдT)ただ家族をというより桜介さんの優しい言葉で涙がこぼれました。
p292「祐里ちゃん。喧嘩になったとはいえ、祐里ちゃんは八千代さんの身体のことを考えてたんだろう?それはきっと伝わっていたさ」
ほぼ祐里ちゃんに感情移入して読んでたから、ああ!わかってくれてる~。と気持ちが高ぶってしまった。
自分のことを自分以上にわかってくれる。そんな人がそばにいるだけで幸せだと思う。
終章でぼこぼこ伏線が回収されていって、中 -
Posted by ブクログ
ネタバレ先付を読んだときから口のなかは出汁でいっぱいになった。とにかく味覚の刺激がすごい。嗅覚よりも味覚。私が一番食べたいのは二品目に出てきた「たぬき庵特製蕎麦」
咲ちゃんが触れ合う人たちのちょっとした謎も楽しい。なによりも咲ちゃんの同居人である幽霊の惣佑がさりげない優しさに満ちていて素敵だ。幽霊となっても想い人の安否を気にしていたところに感動した。惣佑の想い人ならば彼女もきっと優しい人だと思う。
咲ちゃんと惣佑が夕日に包まれている表紙も、読後にみるとまた違った思いを抱く。谷中に行ってみたいと思った。夕やけだんだん。歩いてみたい(*^^*) -
Posted by ブクログ
ネタバレ邪気を感じられる紫色の右目のせいで恐れられていた景臣にとって裏表なく「目が綺麗」「その目が好き」と言い切った春寧に心許すのは容易に想像がつく。
のに、決定的に言葉が足りなくて、互いに思い合っているのにすれ違うのがもどかしかった。
彼の本心が伝わるのはラストだ。
随分待たされた。
それまで春寧はあちこちからいじめに遭うし、大切なものは無くしてしまうし、全体的に報われる展開やフォローが少ないので余計に居た堪れなかった。
景臣さん、フォローが、フォローが足りてないよ。
撫子だけじゃ弱いよ。
そんな二人の進展をより邪魔するのは火事の件。
段々と八百屋お七を彷彿とさせる展開に「ですよね」と思っていたら -
-
購入済み
ラノベですね
題名や発行元のレーベルからも推測できるように典型的なラノベである。しかし、多くのラノベが特徴としている、饒舌さや軽妙な言い回しはなく、素直なあまり特徴のない語り口となっている。登場人物たちのキャラクター設定も典型的であり、ややわざとらしいほどである。すんなりと読めるが、逆にそれ以上のものはない。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ帯に書かれていた「音痴」設定が、かなり後半にならないと出てこなかったので少し驚いた。
いつ出てくるんだよ、本当に音痴なのかよと心配になるほど。
瑛子が今後の身の振りようを考える上で必要な設定だったが、帯でわざわざ触れる必要はなかった気はする。
タイトルに「鬼」とあるし、困りごとを抱えて駆け込んでくる人たちは「鬼が出た」などと正体不明のことを鬼の仕業にしてはいるが、あやかし要素はなし。
不思議な出来事や事件も、実際は現実的な解答が用意されているライトミステリである。
ファンタジー要素がないわけではないが、少なくとも謎解き部分には一切関わってこない。
呉服屋の娘で、美しい着物を考えているだけで白 -
Posted by ブクログ
ネタバレ万年貧乏の上、言い訳ばかり並べて(子供を免罪符にするな)家賃を支払わない桜介のことが、序盤はどうにも好きになれなくて苦労した。
いやもう言い訳が見苦しい。
誠意がない。
そりゃ祐里ちゃんに締め上げられても仕方ない。
いいぞ、もっとやれ。
ただ江戸時代を中心とした歴史知識に基づく謎解きは流石。
それに段々と彼の過去の経歴やら奥さんとのことが見えてくると見方が変わった。
過去に色々あったからこその今のキャラなのかなと。
まあそれでも苦手なタイプに変わりはないけれど。
その分、彼の息子の天使っぷりがもう癒し。
観察力も凄いので推理の助けになることも。
可愛いし、思いやりもあるし、助手としても有能