佐竹笙のレビュー一覧
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購入済み
皇帝陛下の生い立ちや環境の中で、裏切られたり愛されて来なかったりの境遇の中、初めはレオナの事も信じて無かった皇帝陛下が、少しずつレオナの心に触れ心の氷が溶けていき愛する事を知り、レオナと皇帝陛下の恋が叶って良かったです😊
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Posted by ブクログ
オメガバース。
生い立ちが辛いのにセノがとにかく前向きで負けん気も強く明るいのが良いです。
そんなセノの前に客として現れた騎士のイルネドが真面目過ぎ、セノに惹かれ押せ押せなのが凄いなと。
セノに結婚をして欲しいと頑張る姿は涙ぐましく、結婚してもとにかく必死で。
イルネドの父親が別れさせようとセノに会って話した内容にセノが一年でという事を伝えて(父親は事前に知っていたけれど)た事にはセノの曲がった事の嫌いな性格が現れていて好ましかった。
父親の勧めてきた縁談の相手のクルッチ家の悪事を暴くのにセノが頑張る姿にもそれが現れていて。
セノの危機にイルネドが現れて助けクルッチ家も追い詰められそして発情 -
Posted by ブクログ
ネタバレめちゃくちゃ良かった。スタンピードのような現象で家族を失い生き延びた主人公と、魔物を討伐した天才魔術士の攻め。主人公は仇討ちのために攻めの元で暮らしながら魔術を極めて魔物を討伐する討伐士を目指すが、壁にぶち当たる。
この話のすごいところは主人公が討伐士を諦めるところで2人はくっつくんだけど、それは攻めが主人公を無理矢理引き留めるためで主人公は攻めの助手として勤めつつセックスに溺れて堕落してく。攻めが主人公を立ち直させるきっかけにならず、後に魔道具職人を志す主人公は師匠から「2人とも若かったから選択を間違えた」と諭される。完璧に見えた攻めもそうじゃなかったんだって話なのよね
最後再びのスタンピー -
Posted by ブクログ
受け 蔡優瑶(ツァイヨウヤオ)、愛称で子猫(シャオマオ)、瑶瑶(ヤオヤオ)
攻め 羅九(ルオジウ)
ルオ・ジウという区切り方なのか、地の文では「羅は〜」「羅を〜」って表記。慣れるまでは毎回「ら」って読んじゃう。
出だしから、早く優瑶を愛してくれる攻めよ現れろ! って強く念じてしまうほど、結構しんどい人生を送っている優瑶。
案の定、店を襲ってきた賊に拉致られて、監禁されてるところに羅九がやってきて優瑶を買う。
登場シーンから既に、溺愛攻めやスパダリ攻めの雰囲気があります。
世界観やキャラが好きだから、字が読めない事だけがネック。
キャラの名前や地名にチャイナネームはいいんだけ -
購入済み
受け 蔡優瑶(ツァイヨウヤオ)、愛称で子猫(シャオマオ)、瑶瑶(ヤオヤオ)
攻め 羅九(ルオジウ)
ルオ・ジウという区切り方なのか、地の文では「羅は〜」「羅を〜」って表記。慣れるまでは毎回「ら」って読んじゃう。
出だしから、早く優瑶を愛してくれる攻めよ現れろ! って強く念じてしまうほど、結構しんどい人生を送っている優瑶。
案の定、店を襲ってきた賊に拉致られて、監禁されてるところに羅九がやってきて優瑶を買う。
登場シーンから既に、溺愛攻めやスパダリ攻めの雰囲気があります。
世界観やキャラが好きだから、字が読めない事だけがネック。
キャラの名前や地名にチャイナネームはいいんだけ -
ネタバレ 購入済み
domsubの用語が全てこの作品専用の用語に変わってるのが面白い。
プレイ→嬉戯(きぎ)
セーフワード→柵
コマンド→命
プレゼント→曝露
ニール→割座
ストリップ→脱衣
サブドロップ→昏迷(多分)
グレア→睨眼
記憶に残ってる限りだが、こんな感じの用語。
危ない組織に追われてたアム(受け)を、エルドルフ(攻め)が保護……というより捕獲をする。
連れてこられた士官学校には兄弟制度があって、従者の人獣は主者の人間を「兄さん(兄さま)」と呼び慕っていた。
エルに反発心を抱いていたアムは、指名のお願い(告白)をエル以外にするが振られて、結局エルと主従関係になることに。
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購入済み
更なる続編を読みたいです。
タールグが最初はかなり暴君だったけれど
レオナの人柄と健気さ、一生懸命さ、優しさに影響されて
少しずつ人としての優しさを思いだしていく様子が
細かく書かれていてとても美しいストーリーでした
これからの続編も読みたい -
購入済み
たかがファンタジーと侮れない
ただの読み物として楽しめばいいのだけれど、なんかいろいろと考えさせられてしまった
相利共生の関係であったものが、パワーバランスが崩れると保護という名目のただの飼い殺し
ただ当人たちは優遇してるつもりだし、飼われてる側も「まだマシ」という諦観混じりの感覚なんだろうな
自分も飼われる立場なら同じように考えたと思う
無知というのがいかに怖い事かというのを改めて思った -
購入済み
評価高いだけある
最初は、タールグが最低で
レオナが可愛そうでしたが
段々、レオナに影響され変わっていき
タールグが凄く健気で可愛く見えてきます
ちょっと笑えるとこもあり、
しっかりと話もまとまってて
凄く面白かったです。
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購入済み
タイトルのイメージと違って深い
もっと軽いコミカルな感じかと思っていましたが…
何か深い哲学的な作品でしたね
生きる意味とは、みたいな
エリオが愛される事だけで満たされずに懊悩するのは、ちゃんと愛されて育ったからなんだろうな〜
守られるだけじゃなく一緒に戦いたい、役に立ちたいと思うのは一人の男として認めてもらいたいという矜持を感じる!
それに対比するのが愛されたがりのカルロ
ヴァレンテも過去のトラウマから庇護することばかりに重きを置いてしまう
それぞれのキャラがお互い作用して成長していく、なかなか深い話だと思います!
最後の書き下ろしは、伏線回収
気になっていたので、めっちゃ嬉しいです❗️ -
ネタバレ 購入済み
現代にも通じるものがある物語
受のレオナは王子でありながら、現代で言えばディスレクシア(読み書き障害)や特殊な認知のある青年で、バカにされ軽んじられています。
それでも何かの役にたちたいと、農産物の品種改良に励む素晴らしい王子!
これ、単なるBL作品ではなく現代にも通じる普遍的な問題を扱ったお話だと思います。
だからこそ、レオナが凍りついたタールグ皇帝の心を溶かし、2人で幸せになるという物語が嬉しいです。