あらすじ
竜を惹きつける匂いを持つために「竜殺し」と呼ばれる一族に生まれたリクは、病に倒れた母親を助けるために「竜狩り」に加担する。だが竜の傷つく姿を目の当たりにし罪悪感にかられたリクは、竜の国に助けを呼びに行くことを決め、そこで騎士団隊長のアルヴィンに出会う。母を看取れなかった後悔や孤独感から涙が溢れるリクに「自分を否定して、傷ついて泣くな」とアルヴィンは優しく受け止めてくれるが、アルヴィンに自身の出自を告白できないまま故郷に戻ることになり…?
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たかがファンタジーと侮れない
ただの読み物として楽しめばいいのだけれど、なんかいろいろと考えさせられてしまった
相利共生の関係であったものが、パワーバランスが崩れると保護という名目のただの飼い殺し
ただ当人たちは優遇してるつもりだし、飼われてる側も「まだマシ」という諦観混じりの感覚なんだろうな
自分も飼われる立場なら同じように考えたと思う
無知というのがいかに怖い事かというのを改めて思った
Posted by ブクログ
この作者さんの本読んだの全部面白かったから
楽しみに読んでたけど、これも面白かった!
設定も大好き!フェロモン系いいね...
だんだんアルヴィンが変態的になっていくのが
ちょっと笑ってしまった!あとがき読んで納得…
最後に色々引き取ったりして増えた家族のほのぼの話も良い
二人の子供も気になるな~
Posted by ブクログ
初読み作家さん。
よくあるフェロモンまきちらし天然受溺愛話かとおもいきや、割と込んだお話でした。
特に終盤の情報量が多くて混乱しましたが、受が好きすぎて壊れちゃう攻好きなので面白かったです。
突然出てくるポエムじみた発言もたまらん。
ただこの竜の国で受の一族は平和に暮らすの大変そうだ…。
そしてドレイク女子も肩身が狭そう…。
壮大なストーリー
美しい竜が飛び交う世界の壮大なストーリーでしたが、重すぎず軽すぎず読めました。
ただ、設定やストーリーにひっかかるところがり、読後スッキリしませんでした。