田中泰延のレビュー一覧
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素敵なギャグ本でした。ついでに、何かを書くということに対する考え方…について考えることができる本です。
「〇〇のためには××しよう!」というようなよくある指南本ではなくて、「××する人って△△だよね、それ□□じゃない?」という感じなのが好みでした。
これが正解!というキラーフレーズのような言葉を求めている人は、で結局何なの?と思うかもしれません。好みですね、たぶん。
ずっと文章を書くということに文句を言いながら文章を書いてるのがめちゃくちゃおもしろかったです。
わたしも、誰か1人に伝えたいことがあるときは大人しくLINEするようにします。 -
Posted by ブクログ
ネタバレプロのライターが講師で、生徒役として将来プロのライターを志す学生が応募で選ばれ、マンツーマンの講義の様子をライブ形式で本にまとめたもの。
テーマに沿って、学生が書き上げた文章にプロが注釈をいれる。
以下、まとめ
※いい文章には決まって「感動のへそ」がある
・「感動のへそ」が明確な文章は、多くの人間に響く
・「感動のへそ」を作るには、内容に「序列」をつけなくてはいけない
・「感動のへそ」を作るっていうのは、「誠実に対象と向き合い、素直に書く」ということ
・「感動のへそ」はフィクションであってもいい
・感動は、実は「捏造」してもいいし、心の中で湧きあがる「願望」でもいい
・「誠実に対象と向き -
Posted by ブクログ
借りたもの。
文章を書きたい!読んでもらいたい!という情熱を再確認&再び前向きにさせてくれた。
ネット記事、アフィリエイトブログ向けであったり、SEO対策のテクニック本、コピーライティング、Webライティング本が氾濫して、もう飽和状態の昨今。
いま、ネットで読まれている文章の9割は「随筆」だという。衝撃を受ける。
今まで読んだハウツー本や、アナルティクスのアクセス解析の傾向は何だったのか…と…
承認欲求を満たすために書くのは割に合わない。
自分が書いて、自分で読んで楽しい気分になる文章を書く。
キャッチ―な導入、それから情景が浮かぶように語る。
小学生の作文で「感じた事を書きましょう!」は -
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困ったときはコケてみろ。
ボケることは愛されること。
30年来の付き合いである彼にいまだに言われる一言が「まじめか」である。私もまだまだボケが足りない。
行為より、言葉のほうが重い。やっちゃいけないことをした人は許される。しかし言っちゃいけないことを言ったら許されない場合があるのだ。
まずは謝意を述べる。
人はどんな人に行為を持つのか。ズカズカと距離を詰めてきた人ではない。自分がするべき仕事をしたり、自分にしかできない能力を発揮すれば、他人が距離を縮めてくる。人との距離は、じつは自分一人で自分を磨いてつくるものなのだ。
好きな人に「あ、この子好きだな」とか「いい人だな」と思われるには -
Posted by ブクログ
本でも、会話でも、人と交流するためにとる手段は、川のように「成り行きまかせ」が大事で、それがおもしろさにつながるのかなと思った。
いわゆる(あんまりこういう言葉は使いたくないけれど)クソリプといったツッコミや、あたかも審査員のように偉そうな発言してしまうことは川の流れをせき止める石だとイメージした。逆に、自分の持っている事前知識や、リアクションは潤滑油のような気がする。川に潤滑油なんて使ったらこのご時世だから批判の嵐になりそうだけど…
そして1番こころに響いたのは、「審査員になってはいけない。依頼されてもないのに他人を裁いてはいけない。あなたが他人に対してすべきは、さらにおもしろくするように話