あらすじ
自分のことは話さなくていい。相手のことも聞き出さなくていい。ただ、お互いの「外」にあるものに目線を合わせ、同じ方を向くことができれば、誰とだって会話は続くし、楽しくなる。2020年から非日常になってしまった「会って、話す。」を問い直し、幸せな人間関係を築くための技術と考え方を伝えます。
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Posted by ブクログ
「会って、話すこと。」に大切なのは、何を話したかじゃなくて「あぁ何を話したか覚えてないけどなんかすっごく楽しかったな」っていう感情の共有と記憶。
SNSでいつでも自由に話せる今の時代に、それでも「会う」ことの意味とかそういったものを考えられる本。
せっかく人に会ってもなんだか疲れちゃったりすると、次に会うのが億劫になったりするでしょ。それってすごくさみしくて。
たまに読み返しては「またあいたいな」って思ってもらえる人になれるようなヒントをもらったりしています。
Posted by ブクログ
会話はキャッチボールではなくてUNOである。という記事を読んだことがあるが、それに近い内容かもしれない。あなたのことは聞いてません。興味もありません。なんでもいい、周りにあることをただつぶやく。それに新しい知識を載せていくことで何かが生まれる。そのためには教養が何より大事。
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著者のエトスを感じる。
ビジネス書なのに心が温まってうるうるしてしまいました。
読んだ翌日から人と話す時、いかにボケるかを考えるようになって、なんだかそれが楽しい。
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小難しい専門書とかでは全くない。
電車で読みながら声出して笑ったもんね。読むときは危険なので場所を考えたほうが良い。
なんとなくタイトルで選んだ本だったけど、いい出会いだった。
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「自分と相手の間にある孤独。それを認めたときに会話ははじまる。」
自分と相手とは決して分かり会えないという絶望を感じてからがやっと会話のスタートライン。
絶望は終わりじゃないんだなぁ。
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おもしろい!
たくさんある
聴くこと、会話術、話し方の本とは
視点が違うなと思った。
編集者と著者の会話が
まったく噛み合ってなくてとても面白い。
まぁ実際の会話なんてそんなものなのかも
しれないなと。
20年くらい前カウンセリングで傾聴を
学んだ時自分の話の聞けなさに驚いた。
気がついたのは会話を録音したとき。
後から聞いて、あちゃーこんな答え方してる
この相槌はないよな、と一人ツッコミ。
この本はノウハウでも
こうした方がいいとか
載ってるわけではないけど
たしかにねぇと
思わず笑ってしまうことばかり。
二人で同じものみて感じたまま話す、
わたしはあたなのことは知らない
あなたもわたしのことは知らない
でも共通のものってあるよね、
楽しかったら一緒に笑えばいい
悲しかったら泣いてもいいし
お互い違う感情であればそれもよし
わかり合おう、なんて気負わなくてもいいのかも
肩の力がぬける一冊だな。
Posted by ブクログ
本の奥付見たら、2021/10/5で第2刷発行。初刷が9/14だから結構売れたのではないだろうか。その後がわからないからなんとも言えないけど、もっと爆発的に売れてもいいんじゃないかとと思うくらい、面白かった。
ここまでなら今年の一番かもしれない。
会話するとき、まあ普通にその人のことは聞くだろうし自分のことも話すだろう。と思っていたが、仕事の関係で、はじめて会う人との話もそうかなと思うと、案外そうでもなく、その時のテーマになっている話がいきなり始まり、それで終わる場合も多くあることに、今更ながら気づいたけれど、
ちょっと趣旨は違うかもだが、この著者の言う、風景を見て、互いがその時共通に見ているものについて、共有できることがあったなら、関係が始まり、それが繰り返されていく、ということに繋がっているのかなと思った。
読みたいことを書けばいいという本が前に出ているそうだから、それも読んでみよう。
Posted by ブクログ
会話は無理に気負うと億劫になる。
いちいち面白く深い話をしようとしなくていい。
相手は私ほど私に興味はないし、私も相手ほど相手に興味はない。
無理して質問や自分の話をしても疲れるだけ。
二人のことでは無い、外の話をする。
相手がボケけたとして、それにツッコミで返してしまうとマウントになる。
ボケにはさらにボケで返す。
毎回気まずい沈黙が怖くて会話の機会を敬遠していた自分の心を軽くしてくれた。
少しづつ実践していきたい。
Posted by ブクログ
たしか書評で気になり購入。会話のなかで余計な一言を発する悪癖を持っているため、個人的には会話で失敗しないtipsが多く含められていた気がする。まずは評価するようなコメントをなるべく避けてみる。
Posted by ブクログ
すらすら読め、くすっと笑える書き方が印象的で、著者の人柄が垣間見えた気がした。
なるほど、ツッコミはマウンティング、ボケにはボケで返す。会話でなんて返すかによってその人の周りからの評価やその後の人生が変わる、たしかに。モテるかも、出世するかも、そのほかも。
この本に出会えてよかったと思える一冊だった。
Posted by ブクログ
うまく話そうとか、聴く力をつけるとかそういうことは要らないのかもしれない。
相手との距離感を間違えずに、自分との対話を繰り返してやるべきことをやる。
そんな中で出会えた人と、同じ景色を一緒にみて分かち合えればそれが幸せであり、そこで生まれる言葉が会話になる。
上手いも下手もいらないし
あなたもわたしも互いのことに興味があるようでなかったりもする。
すごくシンプルで肩の力が抜けて楽な気持ちになれた本。
Posted by ブクログ
•関係あるようなないようなことを話して話を広げる。ただそれを繋げることが対話であり、話すことの目的でいい。
•しょうもない的確ツッコミはクソリプ。
•何の話をしているのかさえ分からなくなることが幸福な状態。
•"知らんけど"を多用する。
•こどものいたずらは"ボケ"、それに親の"ツッコミ"は必要なのか?
•会話ではロゴス、パトス、エトスが大事。ひとはあなたのエトスを聞きたい。
•リアクションのあいうえお。ありがとう、いいですね、うれしいです、えぐいですね、おいしいです。
•会話のベースは知識。遠い日のあの頃に仕入れた知識が今日この会話に活きることがある。全て繋がっている。
Posted by ブクログ
読みやすい。
内容は対話式なので、流し読みもできる。
要所要所に「まじめか」と言われるような関西方面の事が入ってくる。
コロナ禍で落ちていた対面によるコミニュケーションのリハビリには良い本。
Posted by ブクログ
文字が大きくて読みやすい。笑える。空白も多いので、すぐに読み終わる。ビジネス書と思って読んだ人は肩透かし。大人の為の絵のない絵本、かな。
コロナ真っ最中の話。当時の閉塞感が自分の中で、すでに過去になりつつあることに気づいた。
ビジネス書ではないけれど、大人として大事なことはいくつか(良い意味でツメツメじゃない)書いてあった。
世の中の評価は分かれそうだけれど、私としては、結構おすすめ。
Posted by ブクログ
困ったときはコケてみろ。
ボケることは愛されること。
30年来の付き合いである彼にいまだに言われる一言が「まじめか」である。私もまだまだボケが足りない。
行為より、言葉のほうが重い。やっちゃいけないことをした人は許される。しかし言っちゃいけないことを言ったら許されない場合があるのだ。
まずは謝意を述べる。
人はどんな人に行為を持つのか。ズカズカと距離を詰めてきた人ではない。自分がするべき仕事をしたり、自分にしかできない能力を発揮すれば、他人が距離を縮めてくる。人との距離は、じつは自分一人で自分を磨いてつくるものなのだ。
好きな人に「あ、この子好きだな」とか「いい人だな」と思われるには、「一緒に美味しいものを食べて美味しいと思う」「夕焼けを見て、両方が美しいなと思う」というような同じ感動を同じ時点で受け止めるのが一番効果があります。「あなたが好きです」というのは最悪な言葉です。たから、いっしょの環境にいるときに同じ感動をする場面にできるだけ一緒にいる。
ある人間に感じる人間らしさや、愛情の本質は、実は沈黙にあるのだ。
Posted by ブクログ
ビジネス書でありながら、堅苦しさを完全に取っ払った本で、読みやすかったです。
何より、著者が終始ボケ倒していて、読んでて笑ってしまいました。
肝心の内容については、会話って確かにこんなもんでいいんだよなと、気持ちを楽にしてくれます。
Posted by ブクログ
本でも、会話でも、人と交流するためにとる手段は、川のように「成り行きまかせ」が大事で、それがおもしろさにつながるのかなと思った。
いわゆる(あんまりこういう言葉は使いたくないけれど)クソリプといったツッコミや、あたかも審査員のように偉そうな発言してしまうことは川の流れをせき止める石だとイメージした。逆に、自分の持っている事前知識や、リアクションは潤滑油のような気がする。川に潤滑油なんて使ったらこのご時世だから批判の嵐になりそうだけど…
そして1番こころに響いたのは、「審査員になってはいけない。依頼されてもないのに他人を裁いてはいけない。あなたが他人に対してすべきは、さらにおもしろくするように話をつなぐか、できそうにないなら「ただ笑う」、それだけでよいのだ。」だ。この本を読んで、これまでの失敗経験の何がダメだったのかがなんとなくわかり、私のモヤモヤが一掃されすぎて逆にこの本から何を学び得たのかすら消え去った。知らんけど笑
Posted by ブクログ
ビジネス本によくあるような会話のハウツー本などとは少し違う。
自分はこれを読んで、家族や友人、恋人、仕事で関わる人など、どんな人とも、もう少し肩肘張らずに話をすればいいのかなと心が楽になった。
Posted by ブクログ
日常会話でツッコミが不要で、ボケとは仮説の提示であるという考えが突き刺さりました。
ツッコミ役がいると場が白けることが多いと感じていたので、このように言語化されたのをみて納得しました。
またボケについても論理的に説明されていてとても参考になりました。このボケのフレームワークを参照してこれから精進していきたいとおもいます。
Posted by ブクログ
自分自身会話が苦手なので、これまで何冊も会話術の本を読んできました。
それらの本では、自分の話はせずに相手に話をさせる。相槌を打つ。質問をする。などのテクニックが書かれています。
それに対し本書は、「いや、そもそも、人は他人の話なんてどうでもいい。話たくない人と話さなくていい。」というスタンスをとっています。
巷で人気の自分に都合が良いように相手を動かすためのテクニックは、やはりどこかおかしい気がします。
そんな心のもやもやを抱いている方、話が苦手な方はこの本を読むことでこれから肩の力を抜いて人と接することができるのではないでしょうか。
知らんけど。
Posted by ブクログ
自分は割と会話の内容自体に意味を求めるので、途中でふざけたりはぐらかしたりする人の気持ちがわからなかったが、この本を読んで、彼らももしかしてこの本の様な考え方をしていたのではないかと思った。
会話において、様々なスタンスの人がいるということを改めて気づかせてくれた本。
色々な会話術の本を読んで合間に読むと、大事なこと思い出すかもしれない。
Posted by ブクログ
1ページの字数が少ないのでサラッと読めました。
田中さんと編集者の今野さんとのやり取りが面白かった。
本書は会話によるコミュニケーションスキルを上げる為に書かれたものでも、顧客の心をつかむトーク術について書かれた本でもなく、まさしく「会って、話すこと」について書かれた本でした。
自分のことは話さずに、相手のことも聞かない。
会いたい人に会えなかったコロナ禍を経て、実際に会って話すこと、誠実に目の前の相手に向き合うことについて面白く読めました。
田中さんの文章は時々くどいですが面白いと言えば面白かったです。
Posted by ブクログ
田中さんの他の著書、書くことに通じる物があり、著者の芯はいつも変わらない、そこが読んでて信用できるところだなって思う。
発言することは、勢いよくドアを開ける行為なのだ。
分かっている、だけど忘れて、思うままに発言してしまう。ハッとした文章でした。
Posted by ブクログ
奇妙な本だった。人生が変わるシンプルな会話術、とあるが、会話術かと言われると疑問。
まさしく、会って、話すということについての一つの心構えというか、心持ちというか…
この本で何か技術が身につくかというとノーだと思うけど、会話について悩んでいるなら少し気持ちが楽になるような気はする。
Posted by ブクログ
1対1ではなく、複数の人と話すときにおすすめ。
2人きりでの会話では、少し疲れそう
1. 人は「意見」をいくら述べても賢くならない
2.カワウソが成長したらラッコになる。
これにどう返答しますか?
×生物学的に異なるよ。どういうこと??
○最終形はトドですか?
3.会話にオチはいらない。ボケにはボケを。「連歌」にも通じる遊び。
Posted by ブクログ
この本は、読むより、お酒でも飲みながらYouTube か何かで、だらだら見るほうが良い気がした。文字で見ると、何か刺々しいところがあったりして、あまり気分良くない。
Posted by ブクログ
確かに今までの会話術本とは違う。
自分のことはしゃべらない。
相手のことも聞き出さない。
じゃあ、何を話せばいいのさ?と思いながら
読み、なるほどね‥となった。
「外部のこと」見えている風景や「関係ありそうな、なさそうなこと」を話す。
話す内容より、相手と時間や体験を共有する事が
大切という永六輔さんの言葉も納得出来た。
確かに大切なのは何を話したか‥というより
一緒の時間や体験を共有して笑い合ったり感動したりという経験なのかもしれない。
でも、そうなるとそこまで深くならない関係の人との会話はどうしよう‥と思ったけど、それこそ外部のことばかり話せば、お互い傷付けたり傷付く可能性も低くなるのかな。