鈴木宏昭のレビュー一覧

  • 私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

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    創発というメガネで物事を見る、そしてそこから自分自身の問題を見つけ出し、解決を創発していくことが大切だと理解した。

    学ぶことはどういうことなのかという理論の拠り所になるような本だと思った。

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    2025年01月13日
  • 心と現実 私と世界をつなぐプロジェクションの認知科学

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    プロジェクションの認知科学というジャンルに初めて接した。
    そもそも認知科学というものを初めて知った。
    「心の理論」とは他者の心の状態や信念を推測し理解する能力のこと。
    「外界から受け取る情報を処理することで人は動作を行っている」という考え方を洗練させ、学問的に体系化したものが認知科学である。

    プロジェクション(投射)、
    プロジェクティッド・リアリティー(投書された現実)

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    2024年10月25日
  • 認知バイアス 心に潜むふしぎな働き

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    人間の持つバイアスについて幅広い説明がされ、どこにでもバイアスはあるとし、それをふまえたうえて、行動する必要があるとします。個人のぽか集団にも確かにたくさんのバイアスがありますね。知らないうちに偏見で世の中をみてしまっていることを認識しておく必要がありそうです。

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    2024年10月14日
  • 私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

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    知識は情報や環境から生み出されるもの、ということは分かるが、教育をどうするかについては分かりにくかった。

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    2024年05月28日
  • 私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

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    学ぶ事によって身になる、というのはどういうことと考えられるか、ということについて論理的にまとめられている。一度読んだだけだとまだ腹落ちしてない部分や、読み返して理解を深めたくなる箇所が多く、長く味わえる。

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    2024年01月29日
  • 認知バイアス 心に潜むふしぎな働き

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    バイアス=思い込み、思考の偏り
    ヒューリスティック=経験則に基づいて直感的に素早く判断する思考プロセス

    昨今、認知バイアス、アンコンシャス・バイアスは、
    “悪”のように語られることが多くなった。
    確かに固定概念や偏見は、人とのコミュニケーションを難しくしたり、人を傷つけたりもする。
    一方、車の運転に代表されるように、初心者の時には大変だった操作も、経験が増えるごとに運転を楽しめるようになるのは、“善”の側面だろう。

    いずれにせよ、人間が認知バイアスを持つ「不完全で愛すべき存在」であると認識して生きていこうと思った。

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    2023年09月18日
  • 認知バイアス 心に潜むふしぎな働き

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    人は、自分が思っている以上に外的要因によって判断や行動が変わってくる。自分の今の考え方や行動、何によってもたらされているのか日常の中で考えてみると面白いかもしれない。逆に自分が他者に与える影響(良いことも、その逆も)も考えていく必要がある。

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    2023年08月12日
  • 私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

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    自分は学べない人間なんじゃないかという不安がある。そこで、こういう本はちょっと読み通せないかもと思いながらもワラにもすがる思いで読んでみた。そうしたら思ったより読みやすかったという印象。
    知識とは、上達するとは、ひらめきとはといったことを根拠立てて解説してくれる。確かに安易に知識や技術の習得なんて言ってしまうけど、この本によれば知識はモノではなくコトなのだと。だから知識というモノが身に着くのではなく、学んだり解釈したりすることによって知識化していくような順で知識にしていくわけ。ひらめきにしたって、突然神が降りてくるんじゃなくて、やっぱり試行錯誤の積み重ねがあってのものらしい。こういうことをちゃ

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    2023年04月15日
  • 私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

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    ネタバレ

    「学び」についてなんとなく知っていることを言語化して書かれている本。あまり新たな知見はないが、裏付けとなる研究が紹介されているので納得させられる。
    近年流行っているマニュアル化・チェックリスト化について苦言が呈されていたのが印象的。学びには質と量が必要で、その質が落ちているということなのだろう。

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    2023年02月24日
  • 私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

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    学習がどのような手順で行われているのかを、認知心理学の視点から科学的に解説している一冊。

    教育現場に応用できる点は、①目標を定めて②それに対する指導を考え、③その指導が目標へのはしごがけとなっているかを評価すること。
    また、④身体性をつくるために⑤目的・場面・状況の設定が科学的にも大切なんだろうなということがわかった。

    ただ、内容が難しくて、自分の頭では理解するのにとても時間がかかった…。

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    2023年01月29日
  • 認知バイアス 心に潜むふしぎな働き

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    ●=引用

    ●自分の努力だけでチェンジ・ブラインドネスを防ぐとか、記憶力を向上させるとか、そうしたことはほぼ不可能だと思う。私たちにできることは、見落としをチェックする、自分も含めた人の記憶の裏付けが十分かをチェックすることくらいなのではないかと思う。※チェンジ・ブラインドネス=変化の見逃し
    ●最初がkで始まる英単語と3文字目がkの英単語はどちらの方が多いだろうか。(略)でも直感は最初がkの方が多いと告げたのではないだろうか。(略)この直感の理由は簡単だ。最初がkの単語はたくさん思い出せる、king,knife,kit,kind,knowなどなど。でも3文字目がkの単語はどうだろう。私はink

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    2023年01月21日
  • 認知バイアス 心に潜むふしぎな働き

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    ファクトフルネスの続編?応用編?みたいな内容でなかなか面白かった。
    後半内容が難しくなって置いてけぼりになりかけたが、さらっと読めたなぁ。

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    2023年01月13日
  • 類似と思考 改訂版

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    ・類推とは人間の基本的認知方法である
    ・類推能力を鍛える方法:准抽象化=事象をゴール(目標・目的・着地点・目指す結果)への共通項で分類・把握(中間的カテゴライズ)することを意識して行う。
    ・具体的には、現象や物事の比較をよく行うこと。ゴールの観点から
    ・准抽象化の反対、失われる能力:形式的判断力、直感・経験的に陥りやすい誤り(認知バイアスなど)への対抗力、疑ってみる姿勢。
    ・准抽象化能力と形式的判断能力を両立する道は…?違いも同時に意識すること?↔准抽象化(類似性の意識)
    ・この本を読んで思ったのは、もしかしたら、私の脳は昔から、類似よりも差異をよりよく認識する傾向があるかもしれないということ

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    2022年07月10日
  • 認知バイアス 心に潜むふしぎな働き

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    このような内容の本を読んだことがなかったので、勉強になった
    私たち人間は自分のことを完璧だと思いがちだけど、それは奢った考えだと思った。
    自分達人間の認知能力の限界を意識して、謙虚に生きてゆきたいと思った

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    2022年02月06日