鈴木宏昭のレビュー一覧

  • 私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

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    第6章が特に面白かった。ただ、徒弟制をやや理想視しすぎている点と、それを成り立たせるための社会的条件などの考察はもっとあっても良いとと思う。

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    2026年04月21日
  • 私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

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    何かに熟達するには非常な鍛錬が必要。究極はその積み重ねたものがすべて無かったかのように無意識の方に転送されて空っぽみたいな感じなのかしら、と思いました。

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    2026年02月16日
  • 私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

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    巷でよく聞く〇〇力、とかなんちゃらスキルっていうのは表面だけを見ていてあれでは意味がない、とバーンと言い切っている面白い本。

    答えがある前提の教育って、基本はうまくいかないよね、強いて言えば徒弟制度がいいかなあ、という結論で、むむむ、という感想ではある。

    面白い視点ではあって、私たちは五感で学んでいて、学んでいると思っていること以外も学んでいるんだ、とそう理解できると、自分の学習の仕方を変えるきっかけにはなるように思う。

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    2025年08月26日
  • 私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

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    創発というメガネで物事を見る、そしてそこから自分自身の問題を見つけ出し、解決を創発していくことが大切だと理解した。

    学ぶことはどういうことなのかという理論の拠り所になるような本だと思った。

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    2025年01月13日
  • 心と現実 私と世界をつなぐプロジェクションの認知科学

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    プロジェクションの認知科学というジャンルに初めて接した。
    そもそも認知科学というものを初めて知った。
    「心の理論」とは他者の心の状態や信念を推測し理解する能力のこと。
    「外界から受け取る情報を処理することで人は動作を行っている」という考え方を洗練させ、学問的に体系化したものが認知科学である。

    プロジェクション(投射)、
    プロジェクティッド・リアリティー(投書された現実)

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    2024年10月25日
  • 認知バイアス 心に潜むふしぎな働き

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    人間の持つバイアスについて幅広い説明がされ、どこにでもバイアスはあるとし、それをふまえたうえて、行動する必要があるとします。個人のぽか集団にも確かにたくさんのバイアスがありますね。知らないうちに偏見で世の中をみてしまっていることを認識しておく必要がありそうです。

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    2024年10月14日
  • 私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

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    知識は情報や環境から生み出されるもの、ということは分かるが、教育をどうするかについては分かりにくかった。

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    2024年05月28日
  • 認知バイアス 心に潜むふしぎな働き

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    バイアス=思い込み、思考の偏り
    ヒューリスティック=経験則に基づいて直感的に素早く判断する思考プロセス

    昨今、認知バイアス、アンコンシャス・バイアスは、
    “悪”のように語られることが多くなった。
    確かに固定概念や偏見は、人とのコミュニケーションを難しくしたり、人を傷つけたりもする。
    一方、車の運転に代表されるように、初心者の時には大変だった操作も、経験が増えるごとに運転を楽しめるようになるのは、“善”の側面だろう。

    いずれにせよ、人間が認知バイアスを持つ「不完全で愛すべき存在」であると認識して生きていこうと思った。

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    2023年09月18日
  • 認知バイアス 心に潜むふしぎな働き

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    人は、自分が思っている以上に外的要因によって判断や行動が変わってくる。自分の今の考え方や行動、何によってもたらされているのか日常の中で考えてみると面白いかもしれない。逆に自分が他者に与える影響(良いことも、その逆も)も考えていく必要がある。

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    2023年08月12日
  • 私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

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    自分は学べない人間なんじゃないかという不安がある。そこで、こういう本はちょっと読み通せないかもと思いながらもワラにもすがる思いで読んでみた。そうしたら思ったより読みやすかったという印象。
    知識とは、上達するとは、ひらめきとはといったことを根拠立てて解説してくれる。確かに安易に知識や技術の習得なんて言ってしまうけど、この本によれば知識はモノではなくコトなのだと。だから知識というモノが身に着くのではなく、学んだり解釈したりすることによって知識化していくような順で知識にしていくわけ。ひらめきにしたって、突然神が降りてくるんじゃなくて、やっぱり試行錯誤の積み重ねがあってのものらしい。こういうことをちゃんと意識していれば、何だか学びがモノになりそうな気がする。

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    2023年04月15日
  • 私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

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    ネタバレ

    「学び」についてなんとなく知っていることを言語化して書かれている本。あまり新たな知見はないが、裏付けとなる研究が紹介されているので納得させられる。
    近年流行っているマニュアル化・チェックリスト化について苦言が呈されていたのが印象的。学びには質と量が必要で、その質が落ちているということなのだろう。

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    2023年02月24日
  • 私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

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    学習がどのような手順で行われているのかを、認知心理学の視点から科学的に解説している一冊。

    教育現場に応用できる点は、①目標を定めて②それに対する指導を考え、③その指導が目標へのはしごがけとなっているかを評価すること。
    また、④身体性をつくるために⑤目的・場面・状況の設定が科学的にも大切なんだろうなということがわかった。

    ただ、内容が難しくて、自分の頭では理解するのにとても時間がかかった…。

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    2023年01月29日
  • 認知バイアス 心に潜むふしぎな働き

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    ●=引用

    ●自分の努力だけでチェンジ・ブラインドネスを防ぐとか、記憶力を向上させるとか、そうしたことはほぼ不可能だと思う。私たちにできることは、見落としをチェックする、自分も含めた人の記憶の裏付けが十分かをチェックすることくらいなのではないかと思う。※チェンジ・ブラインドネス=変化の見逃し
    ●最初がkで始まる英単語と3文字目がkの英単語はどちらの方が多いだろうか。(略)でも直感は最初がkの方が多いと告げたのではないだろうか。(略)この直感の理由は簡単だ。最初がkの単語はたくさん思い出せる、king,knife,kit,kind,knowなどなど。でも3文字目がkの単語はどうだろう。私はinkくらいしか思いつかなかった。だからkで始まる単語の方が多いと思ってしまう。ところが直感とは異なり、3文字目がkの単語は始めがkの単語の3倍もあるそうである。よく考えてみればmake,like,takeなどがある。このように思いつきやすさ、思い出しやすさで、発生頻度を判断するクセのことを、「利用可能性ヒューリスティック」と呼ぶ。つまり、人は思いつきやすければ、また思い出しやすければ、その事柄はよく起きていると考えるのである。
    ●これを見ると、めったに起こらない事柄(ボツリヌス菌、竜巻、洪水など)はその発生頻度がかなり高く評価されている。一方、、グラフの右側に記された、よくある病気が死因の評定値は直線よりもかなり下に置かれており、過小評価されていることがわかる。(略)つまり私たちはめったにないことに怯え、よくあることに無関心ということになる。
    ●「私は鈴木が書いた論文は読んでいない」という文や「洗濯」の文章は、コトバ、文を理解するということが何かをはっきりと示している。話者はある状況を記述しようとして発話なり、文の生成を行っている。そして聞き手がやることは単語の意味の確定や文法の解析を通して、その状況を自らの頭の中で再現することなのである。文を聞いたり読んだりする中で、私たちはコトバを理解するだけでなく、コトバが語っている状況を理解しているのだ。このことは認知科学では状況モデルの構築と呼んでいる。そしてできあがった状況をモデルが話者の記述しようとしていた状況と合致した時に、その文が理解できたということになる。つまり文、文章、発話を理解することは、その中のコトバを理解するのではなく、コトバによって語られた状況、世界を理解することなのである。以上のことを考えると、学校、職場、社会で行われる教育がなぜうまくいかないことが多いのか、なぜ時間がかかるのかが理解できるのではないだろうか。話者、伝え手は特定の状況を伝えようとするが、言語の持つ抽象性、それがもたらす情報の貧困化が、状況の微細な、しかし重要な要素を捨象してしまう。その結果、聞き手はコトバとしてはそれが理解できたとしても、状況の再現ができない、あるいは異なる状況を再現してしまう。これによって学習が停滞するのである。
    ●本章ではまず創造の認知プロセスについて考えた。創造的になるには心の制約を外す。緩和させることが重要であり、それは数多くの失敗によってもたらせる。そして失敗の過程での多様な試み、そしてその無意識的評価が重要であることを述べた。次に、イノベーションについての思い込みについて考えてみた。イノベーションを起こすためのレシピレベルの方法、イノベーションを絶えず生み出せる個人の資質というものは存在しない、少なくとも存在する可能性は少ないことを歴史的にみてきた。その分野について豊富な知見を有し、数多くの失敗を重ねてきた人にしか、創造の女神は微笑んでくれない。私の好きな言葉に、偉大な細菌学者であったパスツールの残したものがある。彼の言葉でこの章をしめようと思う。チャンスは準備された心に訪れる。CHance favors the prepared mind

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    2023年01月21日
  • 認知バイアス 心に潜むふしぎな働き

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    ファクトフルネスの続編?応用編?みたいな内容でなかなか面白かった。
    後半内容が難しくなって置いてけぼりになりかけたが、さらっと読めたなぁ。

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    2023年01月13日
  • 類似と思考 改訂版

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    ・類推とは人間の基本的認知方法である
    ・類推能力を鍛える方法:准抽象化=事象をゴール(目標・目的・着地点・目指す結果)への共通項で分類・把握(中間的カテゴライズ)することを意識して行う。
    ・具体的には、現象や物事の比較をよく行うこと。ゴールの観点から
    ・准抽象化の反対、失われる能力:形式的判断力、直感・経験的に陥りやすい誤り(認知バイアスなど)への対抗力、疑ってみる姿勢。
    ・准抽象化能力と形式的判断能力を両立する道は…?違いも同時に意識すること?↔准抽象化(類似性の意識)
    ・この本を読んで思ったのは、もしかしたら、私の脳は昔から、類似よりも差異をよりよく認識する傾向があるかもしれないということ。差異ベースの脳。自らのネガティブさ、頭の硬さ、連想能力の低さ…それらの根本原因が分かった気がする。過去の経験や苦悩が氷解していくようだ。

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    2022年07月10日
  • 類似と思考 改訂版

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    テーマ別に置いてあるオモシロイ本屋さんで発見。
    ルイジトシコウ。
    んー。多分、出会わなければ読むことはなかったな。。。

    類推について、認知科学ではこう考えられてますよーという本。

    単純にコレとコレって同じよねーというだけでなく、比喩的に一致していることが分かったり、全然違う分野の問題に当てはめられたり、反対に類推することで矛盾に行き当たったり。

    なんでそういう頭の働きになるか、という部分はちょっと読み切れなかったんですけれど(笑)

    頭のメモリー的に、カテゴライズしてまとめていけるっていうのは省エネなんだろうか。とか。
    類推の方法を練習することによって、より抽象度の高いテーマだったり、離れた物事を扱えるようになったりするんだろうか。とか。(これは触れられていたような気もするんだけど)

    色々更に疑問が湧いてきたので、類推シリーズは続きそうです……。

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    2020年11月02日