野宮有のレビュー一覧

  • どうせ、この夏は終わる

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    ネタバレ

    3年後の5月に直径1.2kmの小惑星が地球に衝突する。
    人類滅亡の危機が発表されてから2年が過ぎた夏休み。最後になるかもしれない夏を生きる少年少女たちの物語を描いた連作短編。
    タイトルの”どうせ、”がすごく意味を持つ内容だった。高度に発達した文化かつまだたくさん人が生きている現代にありながら、どうせもうすぐ世界は終わるという絶望が横たわっている終末モノ。そんな中を生きる普通の高校生たちがどのようなことを思って行動するのか。どの短編でも”どうせ”世界は終わるのだからやっても無駄だという思考から、前を向く人たちに触れるうちに”どうせ”終わるなら、最後にやってやろう!みたいに前を向けるようになってい

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    2025年09月12日
  • どうせ、この夏は終わる

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    ネタバレ

    小惑星の衝突で人類が滅亡する未来が迫る最後の夏に長崎の高校に通う5組の高校生たちの5篇の青春物語。

    いやあ、この設定が絶妙に上手い。
    そんな状況に追い込まれた時、人はどんなことを考えどう生きようとするのかをいろんなパターンで見せてくれる。

    もう次の夏は来ないかも知れないのに部活を頑張る幼馴染の少女に夢を諦め劣等感に苛まれる少年。
    ゲームセンターで気になっていた少女に思い切って話しかけ勝負を挑む少年。
    転校してきた暗い少女がなぜか気になってよせば良いのに彼女に近づこうとする少女。
    彼氏がいるのに自分だけ地球の裏側に逃げることを気に病む少女。
    映研部長の少女に弱みを握られ映画作りを無理矢理手伝

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    2025年08月01日
  • どうせ、この夏は終わる

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    1冊了。小惑星はまだ宇宙の中です。
    絶望しかない事態で高校生が日常的に"高校生"している青春ファンタジー。挿絵が無い、ライトノベルレーベルから出た"ライトノベル"。
    映画作りを始める、という奇人女子高生が何をするのかと思ったら、あんな奇跡を起こすとは。でそのエンドロールの後の映像がまた良いよね。長崎の街と映画への愛が詰まった作品でした。対ゾンビシューティングゲームする金髪JKが好き。びねつさん初見の絵師さん、エモい。

    思った
    タイトル、「この夏で」じゃないことを。
    すごく素敵

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    2025年05月18日
  • わたしの家族飼育日記 (1)

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    恐いよ

    まごうことなきホラーでございます。人権など無い閉鎖空間に閉じ込められて周りの人間が酷い目にあわされていきます。怖すぎますよ。主人公の無事を願わずにはいられません。25.05.03記

    #ドロドロ #怖い #ダーク

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    2025年05月03日
  • どうせ、この夏は終わる

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    ネタバレ

    ライトめな終末ものSF風味が交じった,高校生たちによる青春・恋愛劇。
    かつ連作短編形式での群像劇ということで,自分の好みの要素がこれでもかというくらい,ふんだんに詰め込まれていた作品。
    それは当然のように熱中して読んでしまうし,大好きですわなという感じでしたw

    刊行自体は去年(2023年)末のようですが,今年(2024年)読んだ小説の中では,今のところ1番面白かったし,自分の好みに合致しているなと感じました。


    電撃文庫の作品を最後まで読み切ったのなんて,ひょっとしたら20年近くぶりなんじゃないか?というくらいには遠ざかってしまっていたのですが,やはり自分の思春期の根幹を形成してくれたレー

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    2024年10月13日
  • どうせ、この夏は終わる

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    15~25分程度の短編映画を5本分、映画狂いの女子高校生がプロットから妄想を膨らませるだけの作品かと思い読み始めたら、大きく外れてました。
    この小林凜映という少女、部員が自分1人しかいない映画研究部で、激しく周囲を巻込みながら、ドキュメンタリー映画の撮影を敢行していたとは…。
    途中から弓木透も巻き込み2人体制になり、学生映画で避けられない低予算の問題を正面突破し、NASAや国連が人類の威信を賭けて立ち向かっている問題を、青春映画で越えていこうとする爽快感。
    本当の結末がどうなったかを考えるのは野暮ですね。

    #エモい #アツい #スカッとする

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    2024年03月24日
  • どうせ、この夏は終わる

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    作者さんの作品は初めましてで、表紙の絵からなんとなくラノベっぽい作品なのかなと思っていたが、学生はもちろん大人でも楽しめるとてもクオリティの高い作品だった。

    まずシンプルに文章がうまい。てっきりどこかの文学コンテストで優秀賞をとった作品かと思っていたら、どうやら作者さんにとっては10作目の作品とのこと。どうりで文章がこなれているなと納得した。

    本作はいわゆるディストピアもの(なんらかの理由で地球が滅亡してしまうという設定。ちなみに本作の場合は巨大隕石が地球にぶつかる)で、地球滅亡までの短い期間を生きる高校生たちがあざやかにえがかれている。
    青春もの=恋愛となりがちだけど、恋愛要素はそれほど

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    2024年02月06日
  • ミステリ作家 拝島礼一に捧げる模倣殺人

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    表紙とタイトルに惹かれて買った1冊
    タイトルからも分かるように、作家が自分の作品で生み出した殺人鬼を模倣した殺人が起きる。

    作家・拝島礼一の代表作『絵札の騎士』

    世間では、連続怪奇殺人事件が発生した原因は、作家や出版社にあると、SNSやテレビを通して議論がされる。作品のファンである新米週刊誌記者の織乃未希は、そんな世間の反応と今の自分の立場に怒りとやるせなさを抑えきれない。そんな時、ある偶然から作家・拝島礼一に出会い、半ば強引に協力を求められ、事件を紐解く手伝いをすることに…。

    現実問題として考えることが出来たし、本が好きな人、そうでない人、普段読むけど本に対して凄く思い入れがあるわけで

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    2024年02月02日
  • 愛に殺された僕たちは

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    とても良いストーリーでした。 二人の主人公、逢崎愛世、灰村瑞貴の「愛」にまつわるストーリー。 親からの歪な感情による虐待(主人公の一人は「愛」と呼んでいました)、いじめ…社会問題になっている事も題材にされていて、中々ハードでした。 こんなに絶望する環境もあるのかと思うくらいでした。 絶望の中でも人は一筋の希望にすがりたいと思うもの。 藁をつかむ思いで手繰り寄せた希望は本当に希望だったのか…と言う所も見どころです。 そして、二人の最初の関係、終盤の関係の変化が、絶望のストーリーの中で尊く見えました。

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    2023年11月01日
  • わたしの家族飼育日記(分冊版) 【第3話】

    匿名

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    主人公は女王みたいなものですね、まさかタイトル通りのプレイをしてるとは、この年でマセテますねー、どうにか反撃だじぇー!

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    2023年06月03日
  • 嘘と詐欺と異能学園

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    ライアーライアーが好きな人はこれもはまるかもしれません。
    個人的に私は何となくタイトルが気になった程度で期待してなかった分、思った以上に面白かったので、この評価になりました。
    次巻も気になります。

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    2023年05月07日
  • 嘘と詐欺と異能学園2

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    ネタバレ

    1巻に引き続き、非常に面白い!
    特に後半は怒涛の勢いでひっくり返り続ける盤面に引き込まれ、一気に読んでしまった。
    今回のテーマは「信用詐欺」であるが、これに「演技」と「異能」を絡めてここまで魅せてくれるのはスゴイ。
    まだまだ追いつけるので、気になる方は是非

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    2021年12月19日
  • 嘘と詐欺と異能学園

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    ネタバレ

    主人公が知略を持って、実力的に不利な相手に対し打ち勝ってゆく話。よう実に似ており、同作ファンの私には大ヒット。(よう実と違い)主人公の身体能力が低い割に自ら戦場へ赴く為、ハラハラした展開を楽しめた。読者をも、詐欺や演技で欺いてくれる点は、素晴らしいの一言。

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    2021年12月19日
  • 殺し屋の出世術

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    シリーズ2作目。
    序盤は、前作以上にヤクザの世界の怖さや恐ろしさを感じる場面が多かった。
    しかし後半にかけては、騙し合いや予想外の展開が二転三転し、「最後はどうなるの?」と気になって一気に読み進めてしまった。
    癖の強い濃いキャラクターも登場し、これはまだまだシリーズとして続きそうな予感がする。

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    2026年08月09日
  • 殺し屋の出世術

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    今作も大変面白かったです!!極東コンサルティングの従業員、みんなキャラが立っててとても良い!!前作同様、暴力シーンへの耐性が無いため星4で。次回作にも期待です!!

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    2026年08月09日
  • 殺し屋の営業術

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    表社会の営業✖️殺し屋の容赦のないリアル
    テンポよくあっという間に読み終わった。
    続編にも期待です。

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    2026年08月09日
  • 殺し屋の出世術

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    前作の評価よりは落ちるが、シリーズ続編としてとても楽しませてもらいました。
    今日ブランチで野宮有さんが「読者を一瞬も退屈させない」とおっしゃってましたが、その言葉通り目まぐるしく2転3転していく展開に、飽きるという感覚は存在しなかった。
    ダークヒーロー達のそれぞれの過去や思考、そして成長を見せてくれる今作、もう2作目にて愛着が湧きまくりです。
    もちろん続編ありますね?
    楽しみにしています!

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    2026年08月08日
  • 殺し屋の出世術

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    『殺し屋の営業術』の続編。
    前作から半年が経ち、今回は出世レースに巻き込まれた鳥井。どちらが生きるか死ぬか、強敵・鷹見との頭脳戦に挑みます。
    前作は、堅気の鳥井がダークな世界に足を踏み入れ、そこで生きる喜びを見つけるというお話しでしたが、今作では鳥井の気持ち悪さが増していて、更にゾクゾクしました。
    命がかかっているからこそ、楽しくてたまらない。
    本当にヤバい奴になっていく鳥井の今後が気になります。この感じだと、続編がありそうですね。

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    2026年08月05日
  • 殺し屋の営業術

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    殺し屋×営業。この角度での視点は漫画とかでは目にしたことあったけど、小説では初めてかも。ユニークであっという間に引き込まれた。“営業”の彼が自分の内面に気付き、ダークサイドの深みにハマっていく様も面白かった。中盤はちょっと予想しやすい展開ではあったものの、全体的にスピード感があり、最後まで楽しめた。2407-86

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    2026年08月04日
  • 殺し屋の営業術

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    営業術を学びトリックが楽しめる
    エンターテインメントミステリー
    というのか。
    ただその枠に収まることはなく
    ダークな部分は
    しっかりサイコパシーで
    心を乱される。
    総じて楽しめた。

    最後のトリックは
    自身の愚頭では追いつかなかった。

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    2026年08月04日