野宮有のレビュー一覧

  • わたしの家族飼育日記 (1)

    購入済み

    恐いよ

    まごうことなきホラーでございます。人権など無い閉鎖空間に閉じ込められて周りの人間が酷い目にあわされていきます。怖すぎますよ。主人公の無事を願わずにはいられません。25.05.03記

    #ドロドロ #ダーク #怖い

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    2025年05月03日
  • どうせ、この夏は終わる

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    ネタバレ

    ライトめな終末ものSF風味が交じった,高校生たちによる青春・恋愛劇。
    かつ連作短編形式での群像劇ということで,自分の好みの要素がこれでもかというくらい,ふんだんに詰め込まれていた作品。
    それは当然のように熱中して読んでしまうし,大好きですわなという感じでしたw

    刊行自体は去年(2023年)末のようですが,今年(2024年)読んだ小説の中では,今のところ1番面白かったし,自分の好みに合致しているなと感じました。


    電撃文庫の作品を最後まで読み切ったのなんて,ひょっとしたら20年近くぶりなんじゃないか?というくらいには遠ざかってしまっていたのですが,やはり自分の思春期の根幹を形成してくれたレー

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    2024年10月13日
  • どうせ、この夏は終わる

    ネタバレ 購入済み

    15~25分程度の短編映画を5本分、映画狂いの女子高校生がプロットから妄想を膨らませるだけの作品かと思い読み始めたら、大きく外れてました。
    この小林凜映という少女、部員が自分1人しかいない映画研究部で、激しく周囲を巻込みながら、ドキュメンタリー映画の撮影を敢行していたとは…。
    途中から弓木透も巻き込み2人体制になり、学生映画で避けられない低予算の問題を正面突破し、NASAや国連が人類の威信を賭けて立ち向かっている問題を、青春映画で越えていこうとする爽快感。
    本当の結末がどうなったかを考えるのは野暮ですね。

    #スカッとする #アツい #エモい

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    2024年03月24日
  • どうせ、この夏は終わる

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    作者さんの作品は初めましてで、表紙の絵からなんとなくラノベっぽい作品なのかなと思っていたが、学生はもちろん大人でも楽しめるとてもクオリティの高い作品だった。

    まずシンプルに文章がうまい。てっきりどこかの文学コンテストで優秀賞をとった作品かと思っていたら、どうやら作者さんにとっては10作目の作品とのこと。どうりで文章がこなれているなと納得した。

    本作はいわゆるディストピアもの(なんらかの理由で地球が滅亡してしまうという設定。ちなみに本作の場合は巨大隕石が地球にぶつかる)で、地球滅亡までの短い期間を生きる高校生たちがあざやかにえがかれている。
    青春もの=恋愛となりがちだけど、恋愛要素はそれほど

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    2024年02月06日
  • ミステリ作家 拝島礼一に捧げる模倣殺人

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    表紙とタイトルに惹かれて買った1冊
    タイトルからも分かるように、作家が自分の作品で生み出した殺人鬼を模倣した殺人が起きる。

    作家・拝島礼一の代表作『絵札の騎士』

    世間では、連続怪奇殺人事件が発生した原因は、作家や出版社にあると、SNSやテレビを通して議論がされる。作品のファンである新米週刊誌記者の織乃未希は、そんな世間の反応と今の自分の立場に怒りとやるせなさを抑えきれない。そんな時、ある偶然から作家・拝島礼一に出会い、半ば強引に協力を求められ、事件を紐解く手伝いをすることに…。

    現実問題として考えることが出来たし、本が好きな人、そうでない人、普段読むけど本に対して凄く思い入れがあるわけで

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    2024年02月02日
  • 愛に殺された僕たちは

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    とても良いストーリーでした。 二人の主人公、逢崎愛世、灰村瑞貴の「愛」にまつわるストーリー。 親からの歪な感情による虐待(主人公の一人は「愛」と呼んでいました)、いじめ…社会問題になっている事も題材にされていて、中々ハードでした。 こんなに絶望する環境もあるのかと思うくらいでした。 絶望の中でも人は一筋の希望にすがりたいと思うもの。 藁をつかむ思いで手繰り寄せた希望は本当に希望だったのか…と言う所も見どころです。 そして、二人の最初の関係、終盤の関係の変化が、絶望のストーリーの中で尊く見えました。

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    2023年11月01日
  • わたしの家族飼育日記(分冊版) 【第3話】

    匿名

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    主人公は女王みたいなものですね、まさかタイトル通りのプレイをしてるとは、この年でマセテますねー、どうにか反撃だじぇー!

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    2023年06月03日
  • 嘘と詐欺と異能学園

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    ライアーライアーが好きな人はこれもはまるかもしれません。
    個人的に私は何となくタイトルが気になった程度で期待してなかった分、思った以上に面白かったので、この評価になりました。
    次巻も気になります。

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    2023年05月07日
  • 愛に殺された僕たちは

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    何度も読んだ。
    まず、1回目読み終わった時に「こういうことだったのか、」と背筋が凍る。
    2回目読み返すと、何気ない言葉一つ一つに深い意味を感じ取れる。
    何度読んでも面白い。

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    2022年04月17日
  • 嘘と詐欺と異能学園2

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    ネタバレ

    1巻に引き続き、非常に面白い!
    特に後半は怒涛の勢いでひっくり返り続ける盤面に引き込まれ、一気に読んでしまった。
    今回のテーマは「信用詐欺」であるが、これに「演技」と「異能」を絡めてここまで魅せてくれるのはスゴイ。
    まだまだ追いつけるので、気になる方は是非

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    2021年12月19日
  • 嘘と詐欺と異能学園

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    ネタバレ

    主人公が知略を持って、実力的に不利な相手に対し打ち勝ってゆく話。よう実に似ており、同作ファンの私には大ヒット。(よう実と違い)主人公の身体能力が低い割に自ら戦場へ赴く為、ハラハラした展開を楽しめた。読者をも、詐欺や演技で欺いてくれる点は、素晴らしいの一言。

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    2021年12月19日
  • 殺し屋の営業術

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    ユニークな設定とスピーディーな展開に乗せられて、気づけばページをめくる手が止まらなかった。
    物語の推進力がとにかく強く、特にラストの攻防戦は圧巻の没入感。
    読みやすさと刺激が絶妙に共存していて、シリーズ化を期待したくなる一作だった。

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    2025年12月07日
  • 殺し屋の営業術

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    ひょんなことから殺し屋にならなければ命を失うことになった営業マンの、営業テクニックを活かした殺し屋ストーリー。読みやすく、フンフンと営業テクにも感心できて面白い、、、からのこの後半の展開は凄まじい。

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    2025年12月05日
  • 殺し屋の営業術

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    トップセールスがひょんなことから殺し屋の営業マンになる話。最後の展開は少しだけ読めましたが、全部はわからなかった。読みやすかったです。

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    2025年12月03日
  • 殺し屋の営業術

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    週末一気読み。カタギの営業マンが裏社会に引き摺り込まれて、それでも一線は越えないように営業スキルで戦う物語、かと思いきや、予想以上にハードな展開。読んでいる途中から、これ、シリーズ化してほしいな、と思うくらい面白かった。

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    2025年11月30日
  • 殺し屋の営業術

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    鳥井一樹は学校の成績などパッとしなかったが、営業という世界では異色の才能を発揮し、訪問販売系会社を数年事に異動しながらも常にダントツトップ。彼なりの営業論理があり、本文中でもかなり語られ鬱陶しく感じるけれど、これくらいの論理がないと殺人現場を目撃したのに殺人犯チームの仲間にさせる説得に信憑性でない。やむなし。
    鳥井の性格の作り込みと、相手殺人チームの対決が鮮やかだった。また、目標額の達成方法も締めとして格好良かった。
    鳥がやたらと出てきたのは(キムネコウヨウジャク、ヨウム、ネッタイチョウ、グンカンドリ、トウゾクカモメや登場人物の耳津(ミミズク?)、巣ヶ谷、籠原、樫尾(カケス)、情報屋のカラス、

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    2025年11月30日
  • 殺し屋の営業術

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    エンタメ小説として一気読みさせる面白さだった。登場人物達のキャラが立っていて、それぞれをもう少し知りたくなった。続きがあって漫画やドラマになったら受けそうだと思う。同じ営業として考えさせられる部分もあった。

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    2025年11月29日
  • 殺し屋の営業術

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    ハチャメチャな話だけど、面白かった。
    巻末の江戸川乱歩賞選考改訂を読んでこういうのが評価されるのだなと思いました(その時々によるのかもだが)。

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    2025年11月29日
  • 殺し屋の営業術

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    設定の面白さに惹かれて読み始めたら、テンポが良くさらにとてもワクワクするストーリーだったので、やらないといけないことそっちのけで読んでいました。
    トリック(?)に関しては少し物足りなさを感じてしまった点はありましたが、ワクワクが続く作品でした。本だけでなく映画といった別の媒体でも見てみたいと感じました。

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    2025年11月22日
  • 愛に殺された僕たちは

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    愛ってなんだろうか?って哲学の授業とかで色々学んできたんだけど、愛の恐ろしいところが見えるなぁと思った。現代でも過保護だったり、過保護だったりを超えてるものもあるからこそ風刺画みたいな感じだなと思いながら読んでいました。

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    2025年01月16日