矢城米花のレビュー一覧
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人外ものの中華ファンタジーです。エロシーンが全面的に押し出されていなければ、正統派ファンタジーとして通用するくらい楽しくスリリングなストーリーでした。
但し、エロ的にはかなーり趣味に走っています。性奴、陵辱、輪姦とてんこ盛りで、触手系もアリ。でも、描写がアニメちっくであっさりしているので、それほど嫌悪感はありません。
俺様でアホで単純な、でも強くてかっこよくて頼りがいのある仙狐の炎流×真面目で意地っ張り美人な王子・紹維の、取引から始まるむちゃぶりラブ。
もう、炎流が信じられないくらい単純バカで、でも憎めないかわいいところもあって激萌えでした。攻がこんなにおバカなのも珍しいです。ストーリーは至 -
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主であるフィルスを蔑む芝居で犯し続けなければならない側近の夜刃。
すれ違う二人の想いは──。
叡智を湛えたエルフの血を継承する王子フィルスは、若返りを願うダイラート帝の欲望によって国を奪われ、その身を囚われた。帝は聖なる鉱石を取り出す力を持つフィルスを服従させようと辱め、頻繁に男の淫気を得なければ狂気に陥る術を植えつけてしまう。領民の命と引き換えに凌辱に耐えるフィルスの脳裏に浮かぶのは、幼い頃奴隷商人から買い受け、主従として信頼を寄せ合ってきた夜刃のことだけ。しかし夜刃は敵の矢を受け生死もわからない。絶望の募らせるフィルス。それでも術は確実に性欲を煽り立てていき──。 -
購入済み
砂漠の王子に囚われて
ハーフィス可愛かった独占欲むきだしのセリフがよかった♡
たまに出る自分の本音がw
砂漠でなんかい愛人ゆうんだとつっこんでしまう
みずきも自分を律してただ流されるだけじゃなくちゃんと意見をいい、相手を想いやる気持ちがいい♡できればもう少し2人の後日談を読みたかったので星3つで -
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ネタバレ政変によって父王を始め家族を失った王子・莉羽は、逃亡の途中で山賊に襲われる。そこを道士の雷鬼に救われる。
そのまま雷鬼と共に生活するようになる莉羽だったが、雷鬼は顔面に大きな傷跡があり、それを隠すようにして生活し、時折、夜中に魘されていた。
また雷鬼は定期的に住まいを変え、誰かを探しているような様子であった。
そんな雷鬼と二人で庵を結ぶ生活の中で、正体がばれては困ると女の格好をしたままの莉羽は美しく成長するも、自分が逃亡中の王子であることを雷鬼には伝えられずにいた。
一方の雷鬼も莉羽に対して、隠遁生活の目的も、誰を探しているのかも莉羽に伝えようとはしない。
互いに思慕以上の感情を募 -
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ネタバレ再読。
冒頭のあれ、『誰かが見ている─標的─』でボツにしたものかと思ったw
性格歪みまくってて鬼畜な攻がひたすら受をいたぶるお話……かと思いきや、
愛情を注がれずに育ち、愛し方を知らない攻の受への
彼なりの精一杯の愛情表現だった、というお話でした。
攻、変態&ツンデレすぎ!!それ、間違ってるから!!
とにかく強いるプレイの数々がものすごくヒドい。
攻本人も楽しんでないのに無理矢理強いるって……(滝汗)。
でも笠井あゆみさんのイラストが華麗で華麗で華麗なので
剃毛シーンだって美しくてうっとりさ!!
しかし、いくらそんな攻を救えるのは受しかいないとはいえ、
受、いい人すぎ!!ほだされすぎ!!流 -
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ネタバレちょっと薄気味悪くて気持ち悪い話。
折坂史哉は二十代後半のごく普通の会社員だった。
そして、今日もいつもと同じ日常が始まって終わるはずだった。
残業が深夜に及んだその日、史哉は何者かに襲われる。
意識がないままに体中を弄ばれ、気がつくと全裸で横たわっていた。
意識を取り戻した史哉が辺りを確認しても、周囲には誰もおらず、史哉の携帯には自身が吐精する様子を写した写真が何枚も残っていた。
「この写真をばら撒かれたらどうしよう――」
青くなった史哉は、無言の悪意に怯える日々が始まった。
そして更に、今度はコーヒーに混ぜられた睡眠薬のせいで意識を失い、今度はオモチャを使って弄ばれ -
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ネタバレ広大な領土を誇り、権力を恣にした翰帝国。
佳宵は、その帝国の皇子だったけれど、十三歳の時に、異形の姿となってからというもの、貴人の館で、賓客に供されるようになってしまう。
佳宵は、銀髪に特殊な眼光をしていて、背に羽が生えてしまっていたのだ。それは、佳宵の母親が、鳥と不義をなした証でもあった。
それ以来、性奴として扱われる佳宵であったが、国の危機により、北方の異民族・匡祖氏へ下賜されることになる。
体のいい厄介払いに、父に優しくされた記憶にすがるしかない佳宵の心は深く傷つく。おまけに、北方の民族は野蛮な一族であると吹き込まれた佳宵には、恐怖の対象でしかない。
いやいやながらも、拒否権