矢城米花のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人外ものの中華ファンタジーです。エロシーンが全面的に押し出されていなければ、正統派ファンタジーとして通用するくらい楽しくスリリングなストーリーでした。
但し、エロ的にはかなーり趣味に走っています。性奴、陵辱、輪姦とてんこ盛りで、触手系もアリ。でも、描写がアニメちっくであっさりしているので、それほど嫌悪感はありません。
俺様でアホで単純な、でも強くてかっこよくて頼りがいのある仙狐の炎流×真面目で意地っ張り美人な王子・紹維の、取引から始まるむちゃぶりラブ。
もう、炎流が信じられないくらい単純バカで、でも憎めないかわいいところもあって激萌えでした。攻がこんなにおバカなのも珍しいです。ストーリーは至ってシリアスなんですが、この炎流のおかげで話がとにかく盛り上がりました。なんか、やんちゃなヤンキーの暴れん坊みたいなやつで、呆れるんだけどほっとけないかんじ。
暴れん坊な炎流は、紹維が自身と弟勇圭が魔物に襲われた時、閉じ込められていた白石から術を解かれて二人を救います。ところが、命の恩人!と感謝しようとした美人の紹維にいきなり襲い掛かり、がつがつ犯しちゃいます。「待て」ができない、残念な攻。そして、紹維に徹底的に嫌われつつも契約で勇圭を援護することとなり、その見返りとして紹維を自分の性奴にする契約をかわすのですが。
紹維は気概もあり、王子として男としての矜持も備わっっていて正統派美人。なのに理不尽にも暴れん坊炎流にロックオンされてやられまくり、敵にとらわれて犯されまくりで散々な目にあっているんです。不憫。
そんな紹維は、ただやりたいだけに思える炎流に対して、始めかたくなな態度をとっていますが、しだいに粗野な彼の中のやさしさに気が付いていき、心情に変化が起きていきます。それが黒牙の策略で捕らわれ他の男たちに輪姦されている時だったりするのが、とても切なかったです。
もちろん、ちゃんと炎流が奪回しにやって来て、安堵させられます。
「そいつは俺のだ!」っていう炎流のせりふが最高。紹維にメロメロなくせに、本人そのことをわかっていないのがいいです。
子鳳先生がとても気になる脇キャラでした!頭も良くて余裕があって、炎流と紹維の仲をこっそり面白がっているんですよね。でも、ここぞという時にはしっかり手助けして、器も大きく良心的。
書き下ろしでは、そんな子鳳先生と炎流の出会いから友情?まで詳しく知ることができます。BL要素ないけど面白かった。 -
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主であるフィルスを蔑む芝居で犯し続けなければならない側近の夜刃。
すれ違う二人の想いは──。
叡智を湛えたエルフの血を継承する王子フィルスは、若返りを願うダイラート帝の欲望によって国を奪われ、その身を囚われた。帝は聖なる鉱石を取り出す力を持つフィルスを服従させようと辱め、頻繁に男の淫気を得なければ狂気に陥る術を植えつけてしまう。領民の命と引き換えに凌辱に耐えるフィルスの脳裏に浮かぶのは、幼い頃奴隷商人から買い受け、主従として信頼を寄せ合ってきた夜刃のことだけ。しかし夜刃は敵の矢を受け生死もわからない。絶望の募らせるフィルス。それでも術は確実に性欲を煽り立てていき──。 -
購入済み
砂漠の王子に囚われて
ハーフィス可愛かった独占欲むきだしのセリフがよかった♡
たまに出る自分の本音がw
砂漠でなんかい愛人ゆうんだとつっこんでしまう
みずきも自分を律してただ流されるだけじゃなくちゃんと意見をいい、相手を想いやる気持ちがいい♡できればもう少し2人の後日談を読みたかったので星3つで -
Posted by ブクログ
ネタバレ政変によって父王を始め家族を失った王子・莉羽は、逃亡の途中で山賊に襲われる。そこを道士の雷鬼に救われる。
そのまま雷鬼と共に生活するようになる莉羽だったが、雷鬼は顔面に大きな傷跡があり、それを隠すようにして生活し、時折、夜中に魘されていた。
また雷鬼は定期的に住まいを変え、誰かを探しているような様子であった。
そんな雷鬼と二人で庵を結ぶ生活の中で、正体がばれては困ると女の格好をしたままの莉羽は美しく成長するも、自分が逃亡中の王子であることを雷鬼には伝えられずにいた。
一方の雷鬼も莉羽に対して、隠遁生活の目的も、誰を探しているのかも莉羽に伝えようとはしない。
互いに思慕以上の感情を募らせながら、相手に対する気持ちが何なのか自覚することもなく、秘密を抱え、何処かすれ違いがちな二人。
ところが、やむをえず赴いた都で莉羽は、反乱の黒幕だと言われた男・宦官の範賛に捕らえられてしまう。
という話でした。
作者さん自身も言ってたんですが、この作者さんの書く話は受けが随分とかわいそうな目にあっててちょっと辛い……んですけど、個人的にはそういう話は嫌いじゃないんですが、莉羽に関して言えば、2回、間一髪のところで救われたんだからもう一回くらい救ってあげてもよかったんじゃないかなあ……って思ってしまいます。
2回目までは普通の陵辱だったんだけど、3回目がひどかった……かわいそう……。
なんというか、個人的には最初の1回くらいは好きな人とさせてあげたいなあ……という思いが個人的にはあるので、ちょっとかわいそう。
でも最後はきちんと莉羽も活躍してのハッピーエンドだったので、後味は悪くなかったです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ再読。
冒頭のあれ、『誰かが見ている─標的─』でボツにしたものかと思ったw
性格歪みまくってて鬼畜な攻がひたすら受をいたぶるお話……かと思いきや、
愛情を注がれずに育ち、愛し方を知らない攻の受への
彼なりの精一杯の愛情表現だった、というお話でした。
攻、変態&ツンデレすぎ!!それ、間違ってるから!!
とにかく強いるプレイの数々がものすごくヒドい。
攻本人も楽しんでないのに無理矢理強いるって……(滝汗)。
でも笠井あゆみさんのイラストが華麗で華麗で華麗なので
剃毛シーンだって美しくてうっとりさ!!
しかし、いくらそんな攻を救えるのは受しかいないとはいえ、
受、いい人すぎ!!ほだされすぎ!!流されすぎ!!
「本当にいいのか?考え直せ!」と私だったら声をかけてあげたい。
少しづつ攻に「愛することってこんなこと」教えてあげるといいよ。
末永くお幸せに!! -
Posted by ブクログ
ネタバレちょっと薄気味悪くて気持ち悪い話。
折坂史哉は二十代後半のごく普通の会社員だった。
そして、今日もいつもと同じ日常が始まって終わるはずだった。
残業が深夜に及んだその日、史哉は何者かに襲われる。
意識がないままに体中を弄ばれ、気がつくと全裸で横たわっていた。
意識を取り戻した史哉が辺りを確認しても、周囲には誰もおらず、史哉の携帯には自身が吐精する様子を写した写真が何枚も残っていた。
「この写真をばら撒かれたらどうしよう――」
青くなった史哉は、無言の悪意に怯える日々が始まった。
そして更に、今度はコーヒーに混ぜられた睡眠薬のせいで意識を失い、今度はオモチャを使って弄ばれる。
やはり、史哉が目を覚ましたときには誰の姿もなく、史哉はただただ恐怖に怯えるしかない。
おまけに、三度目は弄ばれた現場を、嫌われ者の同僚・林に見られ脅されてしまう。
脅迫者が二人に増え、逆らうすべもない史哉は、性奴のような日々に憔悴していく――
そんな史哉を救ったのは、アルバイトの瀬戸だった。
林にいたぶられている現場に遭遇した瀬戸は、「同意だった」という林の言葉を跳ね除けると、問答無用で林を殴り倒した。
そのまま史哉を連れて、自宅に帰るが――
という話でした。
なんとなく、BLというよりはギャルゲーにありがちの設定だなー……という気がしました。
誰だかわからない脅迫者に自分の写真をネタに脅されて、それをまた違う人間に見つかって、今度はその人間にもひどい扱いを受けて――のループ。
途中で一回、あんまりな空恐ろしさに本を閉じました。
実際にこんなことあったら、本当に気持ち悪いですよね。
まあ、途中でヒーローが現れて、史哉は助かるけれど、今度は林が死んでしまって――と途中から別の要素が入ってくる。
個人的には殺すのはやりすぎだと思ったのが一つと。
殺してしまって警察が出てくるのはいいんですけど、あんなに簡単にあっさり捜査は終わらないような気がするんですけど――
死ぬ前に気絶するぐらい殴られてるんだったら、もちろん怪我はしているだろうし、そしたらその怪我が死ぬ前についたものか、そうじゃないものなのか、確認された上で、当然、「誰がつけたのか」の話になるだろうし。
携帯電話だって「無くなってる」からって、調べられないわけじゃないから携帯電話会社に言って、通信履歴を調べることぐらいはするだろうし。
そしたら、死んでるはずの時間に、史哉にメールが送られていることと、その内容は当然ながらわかるだろうし。
そうなったら「脅迫されてる理由」を聞かれるに違いない、と思うんだけど――と思ってしまう。
もちろん、こんなこと気にして、イチイチ答えを書いたら一冊じゃ収まりきらないのもわかるし、話の焦点がずれていくのもわかるんだけど!
推理小説大好きな僕としては、ものすごく気になるんですよ。そういう細かいことが!
でも、そんなこと書いてらんないのもよくわかるので、やっぱり「殺す」っていう設定にしないほうがよかったんだろうな――と思ってしまいました。
個人的にはそんな妙に細かいことが気になってしまったんですが、そんな細かいことが気になってしまうくらい話としては面白かったので、うっすら寒い思いをしたい人にはオススメします。
ただし、本命よりも先にヤられちゃう系の話が好きじゃない人にはオススメしません。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ広大な領土を誇り、権力を恣にした翰帝国。
佳宵は、その帝国の皇子だったけれど、十三歳の時に、異形の姿となってからというもの、貴人の館で、賓客に供されるようになってしまう。
佳宵は、銀髪に特殊な眼光をしていて、背に羽が生えてしまっていたのだ。それは、佳宵の母親が、鳥と不義をなした証でもあった。
それ以来、性奴として扱われる佳宵であったが、国の危機により、北方の異民族・匡祖氏へ下賜されることになる。
体のいい厄介払いに、父に優しくされた記憶にすがるしかない佳宵の心は深く傷つく。おまけに、北方の民族は野蛮な一族であると吹き込まれた佳宵には、恐怖の対象でしかない。
いやいやながらも、拒否権のない佳宵は、北方へと赴くしかなく、長である泰誠の元に囲われることになる。
ところが、泰誠は佳宵の予想とは違い、精悍で心優しい男であり、なにくれとなく佳宵を気遣う。
けれど、長らく人に優しくされたことなどなかった佳宵はその行為をどう受け止めてよいのかわからず、泰誠の行為を無にする行動に出てしまう。
すると今まで良好な関係を築いていたのにも関わらず、一気に二人の関係は悪化してしまう。
泰誠は、佳宵を犯し、囲うことで自分の鬱憤を晴らそうとするけれどまったくすっきりしない。
一方の佳宵は、再びやってきた悪夢のような日々に、「やはり」という思いしか抱けずにいた。
という話でした。
せっかく、つらいところから出て行けたのに、すっかりつらいところの環境に慣れてしまっていた佳宵は、つらくないところでどうやって振る舞っていいかわからなくて、ついつい余計なことを言ってしまって、泰誠を怒らせて。
けど結局、泰誠が自分の本当の気持ちに気が付いて、佳宵にそれを告げようとしたところで、火事が起こって、その隙に佳宵は攫われてしまう。
泰誠は結局、自分ひとりで佳宵を助けに行くけれど、敵に囲まれて、絶体絶命のピンチを迎える、というところで終わっています。
思わず「続きをくれ!!」と叫びたくなってしまうレベルです。
なので、この本を読むときは必ず、続きを用意してから読んでください。
かなり凄惨なお話ですが、その分だけ救いはあって……
ファンタジーな鬼畜めBLが好きな方にはかなりオススメだと思います。