カンバンファのレビュー一覧

  • 千個の青

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    SFはあまり読まないので新鮮でしたが、内容的に良い児童書として子どもにも勧められると思います。
    ロボット(ヒューマノイド)が騎手として馬に乗る競馬が行われている世界で、人間の生死、動物の生死、ロボットの生死について軽すぎず重すぎず上手く書かれていると思いました。

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    2023年05月12日
  • 千個の青

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    完全に他人事ではないだけに、感情がむちゃくちゃに揺さぶられるようで、何度も叫びそうになった。「わたし」が良い読書をしたとは、いまはいえない。けれど、登場する人びとの痛みと、それから希望を丸ごと抱き締めたいような気持ちになった。

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    2023年05月04日
  • +1cmLOVE たった1cmの差があなたの愛をがらりと変える

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    271ページ、オールカラーで優しいタッチの絵に癒されます。作者は韓国のコピーライターで、日本人とは違う、独特の感性が表現されています。
    1センチ見方を変えるだけで、世界は180度違って見える。たしかに。例えば、空色って、どんな色?
    夕日の赤、曇りのグレー、真夜中の黒、どれも正解。水色は先入観。
    じゃんけん、ババ抜き、長電話、かくれんぼ、1人でできないこと。1番すてきな1人でできないことは、愛し合うこと。
    私を苦しめる人にも、その人を苦しめるものが絶対ある。もしかしたら、それは私が感じる以上の苦しみかも。
    辛い時、自分自身に返ってくるのは、それまで生きてきた姿そのもの。
    自分を苦しめるのは大体は

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    2023年01月04日
  • +1cmLOVE たった1cmの差があなたの愛をがらりと変える

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    あなたの隣にいる彼は
    「愛」そのものではなく
    「人」なのだということを肝に銘じよう。

    そこにいるのは完全無欠で崇高で
    すべてを受け入れてくれる
    絵に描いたような「愛」じゃない。

    不完全で失敗ばかりで
    喜怒哀楽の激しい
    生きた「人」なのだ。

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    2022年07月06日
  • 種の起源

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    ネタバレ

    血の臭いで目覚めるとそこには母の死体があり…というサイコサスペンス。

    舞台はほぼずっと家とその周辺だけで、登場人物も身内だけ。
    目覚めたとき前夜の記憶がなく、なぜこんなことになってしまったのか過去を振り返りながら徐々に真相が明らかになっていく…というような展開。

    もっとアッといわせる展開かと思っていたけど、序盤からこうなるのでは?と想定していた展開とラストだったのでちょっと肩透かしをくらったような気にはなった。
    部分部分で手に汗握る展開にはなるけどすこし薄かったように思う。

    派手なハラハラドキドキを求めるている人より、サイコパスの思考に添って淡々と読み進めるのが好きな人に向いてる話かも。

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    2022年03月01日
  • 種の起源

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     朝、目を覚ますと、母親が首を切られ死んでいた。ユジンはその夜、癲癇の抗発作薬を服用していない所為で記憶が曖昧で自分が母親を殺したのでは無いかと思い誰にも助けを求めず思案していたが、ひとまず死体を屋上に隠し母親は旅行で不在という事にする。

     ユジンの母親と叔母は、ユジンの父親や長兄が亡くなった事も有り異常な過干渉でユジンはストレスを抱えている上に抗発作薬を服用していない事で気分が高揚し昨晩は、海岸まで散歩に出掛け、帰宅して母親と揉めて剃刀で首を切って殺した様な気がする…

     更に今朝のニュースでは、海岸で女性が刃物で殺されたらしいが、ユジンの手には見知らぬピアスが有った。

     項を追う毎に、

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    2021年12月18日
  • 種の起源

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    ネタバレ

    ミステリーの中にサスペンス要素が入った感じの内容かな…?最初は冤罪をはらす内容かと思いきや、主人公のサイコパスなところが現れていって怖かった。ページをめくるたびにゾクゾクする感じ。本で体験できる醍醐味!ただ表現がまわりくどいから前半で心折れそうになった…笑 

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    2021年12月01日
  • 実は、内向的な人間です

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    1ページめくるたびに「わかる~」と共感する部分が多かったわたしは、限りなく内向的な人間なんだな、と思った。今までの人間関係を振り返るきっかけにもなった。内向的・外向的と二項対立に人間を分類しているところは置いといて、自分と違うからこそ魅力を感じた人、違くて合わなかった人を思い出しながら読んだ。社会性スイッチ押して、明日からも仕事頑張ろう。

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    2021年06月06日
  • 実は、内向的な人間です

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    この本を読んで自分の視野が広がった。チェックリストによると私はちょうど中間的な位置で、本の内容は共感できることもそうでないこともあった。だからこそ自分自身や相手のことをもっと深く知ることができた気がする。心がほっこりするような素敵な本だった。

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    2021年05月04日
  • 実は、内向的な人間です

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    内向的な傾向があるので、すごく共感した。

    作者が指摘してることで、目からウロコだったこと。それは、いまの気心知れた親友たちとも、そもそもは居心地の悪い関係から始まっているということ。内向的だからと言って、冒険せずに、限られた気楽な関係にばかり依存してると、いざというときにひとりぼっちになってしまう。

    確かにそうだ〜と思いました。内向的だから、社交をしないのではなくて、内向的なりの社交をする必要がある。

    そして作者の方はそのバランスを取るために、いろいろ工夫してる。たとえば、夜は静かな時間を持ちたいからなるべくランチの約束しかしないとか、集まるのは4人が限界とか、パーティーには行かないよう

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    2021年04月09日
  • +1cmLOVE たった1cmの差があなたの愛をがらりと変える

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    歳を重ねてしまった私には響くものではないにせよ
    恋からあと1cmが愛かもな、と
    違いや溝を楽しめるか否か。

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    2021年03月21日
  • 種の起源

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    ネタバレ

    ある朝、ユジンは血の匂いで目覚める。また発作が起きたのか。気がつけば、血塗れの自分と母の遺体。昨晩、一体なにがあったのか。発作により記憶をなくすことがあるユジンは、真実にたどり着けるのか。

    いつだかの七福神で紹介されていたもの。目覚めしサイコパスといいますか、なんと言いますか。
    ちょっとメメント風でもあり、なかなか映像向きな感じもしました。と思ったら、漫画化されているみたいです。

    全体としては、記憶が甦るにつれ、自分の異常性に自覚的になって行く感じが面白くもあり、残酷でもあり。
    ヘジンに対する特別な感情を随所にのぞかせつつも、どっちをとるかって言ったら当然自分だよね!ってためらいないとこと

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    2020年02月11日
  • 種の起源

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    サスペンスとしては面白い。どんどん読める。ただ表現が回りくどくてかったるい。あとサイコパスの内面を主人公視点で描く発想は面白いのだけど、ちょっと表面的に感じた。

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    2019年09月05日
  • 種の起源

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    ネタバレ

    怖いと評判だったので読んでみたけど怖くない…( ´_ゝ`)
    まわりくどい情景描写に途中眠ってしまった。。
    幼い頃にすでにサイコパスと診断されてしまっていることに違和感。
    韓国作家は初めてだけと、まぁまぁといった感じ。

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    2019年03月26日