下山進のレビュー一覧

  • アルツハイマー征服
    「制服」とタイトルに有るから、そこまで進んでいるのか?!と驚いた・知らなかったのだが…
    認知症の中でアルツハイマーは一部でしかない。内容は研究から医薬への様々な人、組織の関わり、競走。プロジェクトX的な面白さは意外と楽しめて止められない止まらない。
    確かに、アルツハイマーも治験がここまで進んでるんだ...続きを読む
  • アルツハイマー征服
    科学研究を進めていくうえで、その研究分野の歴史を知ることは有意義なことだ。それにより研究の流れが理解でき、「何がわかっていて何がわかっていないのか」知ることができるからだ。
    本書は、アルツハイマー病創薬を中心にして当該研究分野の歴史を辿るノンフィクションである。第一線で活躍される先達らへの取材を介し...続きを読む
  • アルツハイマー征服
    近々ノンフィクション大賞をとるだろうと思われるほどの名作である。不治の病に対しての挑戦が様々な人の動きを通して物語となり紡がれる。章の構成も緻密であり、唸りながら読んでいた。特に創薬は道義的な面だけでなく金銭や栄誉的な側面が大きく作用し、複雑性を帯びる様がテーマに厚みと深みをもたらしている。ああ感動...続きを読む
  • 2050年のメディア
    読売新聞、日経新聞、Yahooを中心に、2,000年代初頭からのメディア動向の歴史が分かります。
    特に当事者からのインタビューを中心とした企業内情も生々しく、書かれています。
    読売の山口社長については、あまり印象が強くはなかったのですが、認識を改めました。
  • アルツハイマー征服
    タイムリーな話題ということで選定した1冊であるが、アルツハイマー病の治療薬の開発に挑む研究者・製薬会社・バイオベンチャー、医師、そして患者を登場人物として、疾病と治療、ひいては科学技術のもたらす効用にまで思いをめぐらせることができる超一級のノンフィクション作品。

    当然、舞台はグローバル規模にならざ...続きを読む
  • アルツハイマー征服
    サイエンス系のノンフィクションは始めて読んだが、引き込まれるように一気に読んでしまった。

    医療は専門外だが、各用語の解説が自然な流れで散りばめられており、読みにくさを感じることはなかった。著者自身が医療の専門家ではなく、ゼロから勉強されたこともあり、解説がよりわかりやすいものとなったのであろう。
    ...続きを読む
  • アルツハイマー征服
    一人一人が懸命に生きること。
    それは、その人にとっては、報われないかもしれないが、全体として考えれば、変化や結果をもたらす糧になっている。
    だから、大きな世界から見れば、決して無駄でないことがわかる。
    そんなことを感じました。
  • アルツハイマー征服
    このノンフィクションも読み応えあり。構成が素晴らしく、ストーリーとして展開が理解しやすく感じた。

    表紙カバーの袖にあるように、アルツハイマー病の解明は、家族性アルツハイマー病の家系の人々の苦しみの上に築かれたという。まずは遺伝子の特定、
    トランスジェニックマウスの開発、ワクチン療法から抗体薬へ。
    ...続きを読む
  • アルツハイマー征服
    患者さんや家族の苦しみ、アセナ社の研究者たちの苦闘の歴史、アデュカヌマブの逆転、その後どうなるのだろうか?
    連綿と続く、思いは報われるのだろうか?
  • アルツハイマー征服
    自分には若年性アルツハイマー症と診断され、今なおその病と生き続ける父がいる。そんな父を始めとする患者さんやその家族のために、新薬の開発に心血を注いでくれてきた研究者の生き様をこの本で知り、何度も心が震えた。ありがとう。これからも頑張ってください。
  • アルツハイマー征服
    アルツハイマーの創薬の歴史、それに関わる研究者、医師の情熱、人生模様に感銘を受けた。
    縦糸、横糸として織り成す様々な人々の努力、情熱、生きざまがあり、その中で新しい治療薬、治療方が生み出されるのだと胸が熱くなった。
  • 2050年のメディア
    タイトルと内容がそぐわないように思うが、
    ヤフー、読売、日経、共同のデジタルをめぐる攻防を知るという意味では、
    秀逸であり、読み応えがあることは間違いない。
  • アルツハイマー征服
    アルツハイマー病についての情報を与えてくれる。
    アルツハイマー克服の歴史が分かる。
    アルツハイマー病に挑んだ人、今挑んでいる人や組織・会社のことが分かる。
    アルツハイマーで苦しむ人たちのことが理解できる。

    今日現在は、人類がアルツハイマーを克服できる入り口に差し掛かった段階であるかも知れない。
    F...続きを読む
  • 勝負の分かれ目(上)
    「2050年のメディア」からの「勝負の分かれ目」。文庫版で読みましたが単行本は1999年の刊行なので21世紀が始まる前に新聞というメディアの地殻変動は激しく始まっていたことを今更ながらに認識しました。日本の新聞の発行部数は90年代にはピークアウトしてそれから今日まで減少の一途と聞いています。バブル崩...続きを読む
  • 2050年のメディア
    没落する新聞と興隆するネットメディアの相克を描いたノンフィクション。
    一読して、まずそのスタイルに感心しました。
    書名を見て、「メディアの歴史と未来展望の本」だと思ったのですね。
    その手の本は過去に何冊も読んでいます。
    そして、その手の本は、論文スタイルである場合が多い。
    手堅くまとめてあるため知識...続きを読む
  • 2050年のメディア
    杉山隆男の「メディアの興亡」が書かれたのが1986年、それから33年、新聞の部数の凋落はものすごいスピードで進行しています。その激変の歴史を俯瞰ではなく、細かなエピソードを当事者のインタビューを積み重なることで描いている「続・メディアの興亡」として夢中になって読みました。「2050 年のメディア」と...続きを読む
  • 勝負の分かれ目(下)【電子特典付き】
    下巻。
    金融のダイナミズムを知ることができるとともに、新聞記者にはわからない通信社記者の苦労など、かなり幅広い面が深く掘り下げられて描かれている。筆者の取材能力の高さが読み取れる。
  • 勝負の分かれ目(上)
    これぞジャーナリズムの醍醐味と呼べるような作品の上巻。戦後、情報はどのように金と結び付けられてきたかが、通信社の歴史と共に語られる。
  • アルツハイマー征服
    研究者の激しき競争社会の中にも、原点である病で苦しむ人を救うという人間ドラマがあり、非常に楽しめました。薬の開発プロセスとか詳しくなれます。
  • 2050年のジャーナリスト
    筆者は、文藝春秋で長くノンフィクションを担当した元編集者。
    「サンデー毎日」で2020年3月3日発売号から続ける連載をまとめたのが本書です。
    同じ著者による「2050年のメディア」(文藝春秋)が、メディアの未来を予測する良書だったので、続編とも呼べる本書を買いました。
    ただ、前著がメディア全体を俎上...続きを読む