下山進のレビュー一覧

  • アルツハイマー征服
    研究者の激しき競争社会の中にも、原点である病で苦しむ人を救うという人間ドラマがあり、非常に楽しめました。薬の開発プロセスとか詳しくなれます。
  • 2050年のジャーナリスト
    筆者は、文藝春秋で長くノンフィクションを担当した元編集者。
    「サンデー毎日」で2020年3月3日発売号から続ける連載をまとめたのが本書です。
    同じ著者による「2050年のメディア」(文藝春秋)が、メディアの未来を予測する良書だったので、続編とも呼べる本書を買いました。
    ただ、前著がメディア全体を俎上...続きを読む
  • アルツハイマー征服
    とても興味深く読んだ。アルツハイマーを克服するための1970年代から、まさに今現在進行形で進んでいる研究者たちに加えて患者たちも含んだ努力には群像劇のようなドラマ性を感じる。もちろんそこに筆者の共感と緻密な構成の素晴らしさがあることで私のような素人でも流れを追うことができることがありがたい。
    ドラマ...続きを読む
  • アルツハイマー征服
    アデュカヌバムの開発に携わる研究者や患者、その家族の背景がテンポよく纏められている良書。科学的な内容も充実している。
  • 2050年のジャーナリスト
    「2050年のメディア」を通史だとしたら、そこからこぼれ落ちた人や話を列伝として書いているのがサンデー毎日に連載中の「2050年のジャーナリズム」なのだそうです。著者は司馬遼太郎の「燃えよ剣」に対しての「新選組血風録」になぞらえています。ひとつひとつが違うエピソードですが、すべてにおいてかつての「前...続きを読む
  • 2050年のジャーナリスト
    p46 web上でつながったアマチュアの集団 DRASTIC 新型コロナウイルス感染症に関する分散型の匿名調査チームが重大な証拠を掘り当てている 武漢ウイルス研究所でコウモリのウイルス研究をしていた石正麗が、新型コロナウイルスと遺伝子配列が極めてニているコウモリのウイルス RaTG13について、数年...続きを読む
  • アルツハイマー征服
    アルツハイマーについて興味が湧いた。
    アセチルコリン受容体関係。ワクチン療法、抗体薬と製薬に関する流れが掴めた。しかし、この病気の根本的治療薬はまだ開発されていない。。。いつの時代も研究者は、この病気の治療法を真剣にが考え、それが論文として発表され、後世に引き継がれる。。。そしていつの日か、この病気...続きを読む
  • アルツハイマー征服
    とっても面白かった。小間切れに読まないで一気に読んだ方が理解しやすいかと途中から飛ばし気味で。
    もう1回読み直したい。字が小さくて、そこが難点。
  • アルツハイマー征服
    この本を読んだ直後に「アデュカヌマブ」が承認された。
    私自身は、身近に患者もいないし、化学には疎いので、どちらかというと、人間模様として読んだ。
    研究者たちも人間なのだなあ…幸運もあれば、不幸もあり…
    それにしても、この薬が、ヤングケアラー問題等の解決の一助となることを切に願う、
  • アルツハイマー征服
    日本、アメリカ、欧州とさまざまな舞台でいろんな人々がそれぞれの思いで行っていることが縒り合されてひとつの病気への戦いへと収斂していく。構成も工夫されており面白く読めた。ただ、まぁ「征服」された結果が出ているわけではないので、結末の落ち着き感はあまりない。またいつかの増補版を楽しみにするところですね。...続きを読む
  • アルツハイマー征服
    不治とされる病。立ち向かう研究者。閃き、汗を流す。立ちはだかるいくつもの関門。何年もの積み重ね。やっと審査の土俵に乗る。厳しい。後少し、もう一歩で挫折する試薬がある。期待されながら、果たせず朽ちる研究者。成果の果実を得るのは歴史の中のわずかなタイミング。闘いが続く。痺れを切らす患者。禁断の出生前診断...続きを読む
  • アルツハイマー征服
    アルツハイマーが(その全てではないですが)遺伝子により発症するとは認識していませんでした。…というか、最近はあらゆることが遺伝子によることが分かってきているのですね…こちらで子どもを眼科(近視)に連れて行った時も、腰を痛めてレントゲンを撮ったときも「遺伝です」と言われました。
    …それはさておき、この...続きを読む
  • 2050年のメディア
    内容は未来の予測ではなく、これまでの20年の緻密なインタビューによるルポ。特にYOL事件、Nordot誕生の複雑な経緯のあたりは、メディアの人間としてリアルタイムに見てきた側だったが、ここまて深い背景を初めて知った。
  • 2050年のメディア
    「勝負の分かれ目」で、新聞社の技術革新の歴史を説いた著者が新聞とネットメディアの栄枯盛衰を語った本書。新聞記事はネットに「ただ」で流通しているが、新聞社は2017年時点で直近から1千万部の部数を減らし、その一方でヤフーなどが台頭した。ヤフーに危機感を抱いた読売、朝日、日経が組んだ「あらたにす」の失敗...続きを読む
  • 2050年のメディア
    2000年以降のメディア史は、インターネットの歴史でもあると思った一冊だった。メディアは抽象的に見ると、媒体に情報が掲載されて消費される。その媒体のあり方が激変させたのがインターネット。

    PCの時代にはヤフーという巨大なメディア企業が生まれ、スマホの時代にはLINE、Facebook、Twitte...続きを読む
  • 2050年のメディア
    文藝春秋の元編集者、下山進が、日経新聞、読売新聞、ヤフージャパンの最近20年間の経営について取材して記した本。例えば米国のウォール・ストリート・ジャーナルの有料電子版の取り組みから日経がどう学びどう変わっていったかや、読売が見出しを無断で表示した神戸のベンチャー企業を訴えて負けたライントピックス訴訟...続きを読む
  • 2050年のメディア
    未来を考えるために、過去を知る。紙の衰退とWebの勃興期を、丁寧に書いてくれている。業界にいるなら、一度は読んでみるべき一冊。非常に勉強になった
  • 2050年のメディア
    読売、朝日、日経、Yahooのこれまでと現状を丹念に取材したノンフィクション。紙媒体の未来は。メディア業界全体のこれからは。それは分からないが示唆に富んでいた。各社の群像劇としても読めた。
  • 2050年のメディア
    メディア関連の直近15年くらいの動きを丹念な取材で描いています。
    ただし、2050年のメディアの話はあまり出てこない印象。

    地方の新聞社や毎日産経は経営が苦しそうで、2050年というのは読売、日経、ヤフーは残ってるんじゃないか?という意味でのタイトルなのかもしれません。
    ただ、その中で一番安泰そう...続きを読む
  • 2050年のメディア
    料金が現状程度で宅配が無くならない限り、紙の新聞の購読は続けるつもりだが、2050年には宅配はできなくなっていて、紙が欲しいときはオンデマンドで都度発注することになっているのではないだろうか。