田ヶ喜一のレビュー一覧
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購入済み
なろう系だと思って舐めてました
いちおう異世界転移もの
ただし迷宮のある異世界から言葉も通じない別の異世界への転移です
主人公のレカンは「片目狼」の異名をもつ凄腕の冒険者です
恐ろしい見た目と実力ですが、礼には礼を持って応え、筋を通す真っ直ぐな男です。超ストイックです
所謂なろう系のようなヒロインは登場しません
コミカライズはこの原作1巻にあたる全3巻で終了しましたが、そちらも素晴らしい作品だったのでおすすめです
ヴィジュアルが地味で売れないからと打ち切るにはあまりにもったいない作品ですよカドカワさん -
購入済み
出て良かった‼️
出ないと思っていた続刊が出てくれた。KADOKAWAさん、どうか最後まで出して下さい。
出来ることなら漫画版の続刊もお願いします。KADOKAWAさん、本当にお願いします。 -
Posted by ブクログ
惜しくも完結巻となった三巻では、ゴルブル迷宮探索を中心に物語が描かれている。
レカンが大暴れする様を描きつつ、二巻で出会った恩師シーラとの関係も深く描かれ、彼女の有り様と、そんな彼女を受け入れるレカンの姿が描かれている。
途上での完結ながら、この巻の読み応えは素晴らしい。
書籍版4巻でもそうだが、レカンという孤独な狼が成長する様、その胸襟を開く様が見える完結は、この物語の大きなテーマを満たしているようにも見える。
書籍版も、コミカライズ版も、そうしたこの物語の物語性を貫いてくれた。
特に作者が異なるコミカライズ版では素晴らしい物語愛を感じるだけに、つくづく完結が惜しまれる。
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Posted by ブクログ
異世界→異世界の転移で描かれる、狼になぞらえられた強大な冒険者レカンの冒険物語開幕の巻である。
数多の迷宮のいずこかに、数十年に一度開くという異世界へと続く「黒穴」。
バグラド迷宮を制覇した<片目狼>のレカンはその黒穴を発見し、盟友<人喰い熊>のボウドと共に飛び込んで、そして……とそんな形で物語は始まる。
言語の通じない異世界に足を踏み入れ、彼が大きな世界へと旅立つ前日譚のような物語が展開されているのがこの一巻だ。
前日譚なれども、数多の敵を剣でねじ伏せるレカンの姿は鮮烈に描かれている。
特に後半、コミカライズでは名も明かされなかった難敵・地竜トロンとの死闘はまさに活写。
某 -
購入済み
重厚な本格バトルファンタジー
すごくおもしろい
こういうのが読みたかった
女の子とイチャイチャしたりしない硬派なやつです
絵が上手い、すごく上手い
主人公のレカンも西部劇とか時代劇のヒーローみたいでかっこいい
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購入済み
硬派なファンタジー
最近では珍しい硬派なファンタジー漫画です。ヒロインという程のヒロインは出ず、ストイックに強さを求める主人公の姿は今どき珍しくとてもかっこよく見えます。こういう作品を読みたかったので楽しく読めています。
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購入済み
それをすてるなんてとんでもない
日本有数の上質なファンタジー
漫画版と書籍版を同時に打ち切る出版社の正気を疑う。
漫画版についてもここ1-2年では上位といって過不足ない良作で本当に本当に本当に勿体ない。
これで映像化作品が不足しているなどと世間で言われているのは本当にわけがわからない
掲載誌と合わなかったのか?移籍は出来なかったのか?他社で継続は?
本当に悔しいし勿体ない
どんな手を使ってでも復活して欲しい
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購入済み
静かめ
あー良くいるよねえこんなヤツ的良家の息子がユルく悪役でいたり、
大袈裟な吟遊詩人の歌詞とか、
バックグラウンドの描き込まれた元魔女とか、キャラが厚い。
それでいてしつこくない戦闘シーン。
良質大人ファンタジー。 -
Posted by ブクログ
えーと?
あとがきを読むと書籍版はこれで終わりって??
書籍化打ち切りですか(T_T
書籍書き下ろしの短編や物語の雰囲気に添った挿絵の素晴らしさ、
なにより紙媒体が大好きだっただけに残念です。
続刊を希望しますッ!!
今巻の目玉はなんといっても"同郷の"骸骨鬼ゾルタンとの邂逅でしょう。
自分以外の、黒穴経由の人間に会えることが証明され、ボイドもなんだか同時代に飛ばされている模様。そのうち会えるってことでしょうか。
でも、そのときが来たとして、ゾルタンと同じような結末を迎えるのかな。
そして眠らない迷宮と名高かったツボルト迷宮を眠らせてしまったレカン。
この作品のいいと