田ヶ喜一のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
淡々と面白い。
しかし、これで本当に終わりなのか。
「狼」は終わりでも、次はタイトルを変え、別の人物を主軸にしていくとか?
興味がつきない。 -
Posted by ブクログ
ニーナエ迷宮での女騎士ヘレスとの出会いと、ヴォーカの町への薬聖スカラベル導師の訪問が描かれた3巻である。
迷宮攻略エピソードと、ファンタジー世界の政治に触れるエピソードが楽しめる、一挙両得感のある巻だろう。
合間に無謀な騎士との決闘で炎槍ハメなんて実に酷いものを見せられたりもするが(笑)、迷宮攻略における他パーティの妨害やスカラベル来訪をめぐる顛末など、基本線は一筋縄ではいかないこの世界の様が描かれた物語である。
シーラが自分勝手な猛々しい狼に「剛剣になんな」(P.207)と教授した巻でもあり、彼が一層の飛躍を遂げるためのきっかけが描かれた巻と言ってもいいだろうか。
シーラから卒業 -
購入済み
深みがある面白さ
それなりの数のライトノベルや文芸をここ数年読んでいるが、この作品の面白さは深みだと思った。
情景が豊かでテンポや展開に気が散らないのはすごい次も楽しみ -
Posted by ブクログ
「エダ、お前……」
「気配りを習得したんだな」
「レカン。何かのスキルを身につけたみたいな言い方はおやめ」(本文P307より引用)
ストーリーだけに収まらないこの物語の面白さを端的に表している1シーン。
冒険者の生き方が身にしみているレカンの判断基準は一般常識とは少し違くて、そこを丁寧かつさらりとツッコむシーラさんとのやりとりが一番好きです。
一巻同様、Web小説ですでに読んでいますが、加筆修正されているところに少しの違和感を感じるわたしは、もう立派なオタク……もとい、マニアですね。
今巻は、レカンの冒険は少し控えめに、今後のキーとなる人物たちとの出会いと、エダの成長物語でした。
回復魔 -
購入済み
イイものはイイ。
面白い。興味深い。人々が生き生きしている。
読みながら思わず、ニヤリとしたり、あはは、と笑ったり、なるほどなるほど、と唸ってみたり。
空想上の物語であるからこその面白みと、そんなの関係なく普遍的な考え方が物語として面白く興味深い。
プロローグ読んで「?」
エピローグ読んで「!」 -
購入済み
とても面白く楽しく読みました
星五です。読むのが止まらず、寝不足ぎみで一気に読みました。やはり面白くて、主人公も登場人物も全員大好きです。文章の書き方も良くて、飽きるところが全くないという本はまれなんじゃないでしょうか。続きを楽しみにして待っています。
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Posted by ブクログ
『辺境の老騎士』から、支援BISさんのファンです。
Webで原作は追いかけていますが(そしてそれは、当然のごとく大変面白く容易にのめりこめてしまいます。小説もそのうち買います。)
エダがレカンを追いかけ見送ったシーンが、まざまざと脳内で画として浮かび上がった瞬間、こちらのコミックを注文していました。
さて一巻は、主人公レカンが異世界に降り立ち、冒険者として歩き出すまでが描かれています。
重厚な世界が広がるハイファンタジー。
世に氾濫する転生ものは、生まれたときからとにかくハイスペックで無敵で女の子にもモテモテ(モテる理由はわからない)で……と、すべてとは言いませんが、そんな印象です。
翻っ -
Posted by ブクログ
ネタバレかぎ爪型のエンボス加工が特徴的な、冒険者レカンの一代記物語第二弾である。
ファンタジックな異世界から、また別の異世界へと転移を果たしたレカンは、魔女シーラの元で学びながらヴォーカを拠点に様々な冒険を繰り広げている。
とは言いつつも、この二巻での物語は、弟子に取った(正確にはシーラによって取らされた)エダを中心とした物語だろう。
前巻のような迷宮攻略は今回はお休み、次なる03巻に譲っていて、エダのある才能を付け狙った神殿や貴族との対決がメインディッシュとなっている。
エダという少女は、ティーンエイジャーらしい浅はかさが目立つキャラだが、そうしたキャラを好まない現代の傾向からすると物珍 -
購入済み
面白い
マンガが出ていてそれを淡々と読み。これは続きがあるなら読みたいと思いました。マンガはまだ2巻が出ていなかった。小説を発見しお値段ちょっと高いので少し迷いなからもポチっと押していました。久しぶりに面白くて読んで良かった。読後レビューを書いて迷っている方にお知らせしたくなるくらい。淡々としてるのになぜこんなにおもしろいのか。主人公のあり方が好きだったのかな。文章や話の内容も無駄なくダラダラせずどんどん読めました。
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購入済み
おもしろい
これが面白かったので次が読みたく、
でも2巻がまだ出ていない。
小説で続きを読みました。こういうお話しがもっと読みたい。でもこれ以降他のおすすめ高評価の小説を読んでも不発ばかりです。同じ作家さんの小説を読んでみようか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったのにこの巻で打ち切りのようです。
なんとヤングエースUPで待ち時間ゼロで、全巻無料で読めます。
原作が小説家になろうのウェブ小説ですが、そちらは180万文字ぐらいの大ボリュームで、思った以上に長編で驚いた。
漫画の最後のコマでコミック版完となってて、続きは小説でってあるので、漫画が3巻しか続かなかったので、世界観を気に入った人への小説版の販促ツールとして割り切って無料公開って感じでしょうか。まぁまんまとその作戦でウェブ版だけど小説読んでるので、いい作戦なのかもしれない。
この人の作品は読んだことがあまりなかったけど、なかなか世界観とか人間社会とかが常識的でいいですね。よくあるなろう系 -
Posted by ブクログ
冒険者レカンの異世界→異世界型転移物語の二巻は、近隣の大きな街ヴォーカを目指して護衛依頼を受ける前半と、レカンですら怯むほどの魔力を持った魔女シーラに(薬師として)弟子入りを目指す後半が収録されている。
元の小説にある内容を巧みに省略し、一部コミカライズ用に話をアレンジしながらテンポよく描かれている印象の二巻だった。
各々の内容を見ると味わい深いストーリーなのだが、テンポよく進んだことでサクサク進み過ぎている印象も少しあった二巻だった。
前半の護衛依頼でアクセントになる女冒険者エダの存在は、露出の多さと比べて流れ過ぎてしまった感はあったし、後半の奉仕依頼もまたややイージーに進んだ印象