森バジルのレビュー一覧
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叙述トリックを巧みに駆使したミステリー小説。
無意識のうちに自分が如何に偏見を抱いているのかを思い知らされました。
例えば、物語の主人公が保育士だとしたら。
多分ほとんどの方が勝手に、主人公を女性だと認識してしまうのではないでしょうか。
保育士には、女性の方もいますが、男性の方ももちろんいます。
福岡市西新に事務所を構える小石探偵事務所。
殺人事件の依頼を心待ちにするも9割9分が不倫や浮気調査。
相談員の蓮杖とともに今日も舞い込んできた色恋案件の依頼に臨む。
といったあらすじ。
作中で叙述トリックに触れますが、まさにこの作品自体が叙述トリックもの。
そして、序盤から意味 -
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この本を読んでいる人をかなり多く見かけたので、気になって読んでみました。最初の60%くらいまでは展開がかなりゆっくりで、「自分はもう結末を読めた」と少し自惚れていたんです。ですが、全然そんなことはありませんでした。見事に騙されました。
後半に入ってからは、もうページをめくる手が止まらなくなりました。本当に引き込まれる作品です。登場人物一人ひとりにちゃんと役割があり、それぞれが密接につながっていて、とても丁寧に描かれていました。特に、主人公の男女二人が10年を経て変わっていく姿の描写がとても好きですし、彼らにきちんとした結末を与えてくれた作者にも感謝したいです。
もし私と同じように、普段はミステ -
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名探偵に憧れながらも、現実には浮気や不倫調査ばかりを請け負う探偵・小石。軽妙な依頼の裏で積み重なっていく違和感が、やがて予想もしなかった真相へと繋がっていく。
面白かった。単なるどんでん返しではなく、読者が「そう見たいもの」をどう見てしまうのかまで利用したミステリだったと思う。恋愛、不倫、探偵、依頼人という分かりやすい題材を使いながら、実際に描かれていたのは、人が他人を理解する時の危うさだった。
小石は決して完璧な名探偵ではない。むしろ少し頼りなく、人間臭さもある。でも、そこが良かった。感情に流されすぎず、かといって冷たくもなりきれない距離感が、この作品の魅力になっていたと思う。タイトルの -
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ネタバレ恋愛に関して無頓着で、意味不明、全く理解できない探偵の小石。
彼女は仕事仲間の蓮杖(れんじょう)と探偵事務所を営んでいるが、持ち込まれるのはどれも不倫の調査案件ばかり。
小石は「全く興味がないのに得意なのだから仕方がない」と文句を言いながらも、次々と案件をこなしていく。
それもそのはず、小石の目には、普通の人には見えない特殊なものが映っていた。
それは、誰が誰に恋愛感情を抱いているのかが、胸から伸びる「矢印」として見えるという能力。
例えば、AがBを好きな場合、Aの胸からBへ矢印が伸び、Bの胸にはその矢印がブッ刺さっているのが目視できる。
この能力のおかげで、不倫の証拠を掴むのに非 -
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不倫・浮気関係のかたにおすすめした~い! (笑)
なにせ舞台は、色恋得意な博多の探偵事務所です。尾行・張り込み、よくわかります。しかも、本屋大賞候補作(結果、2026年8位)だから、読んでても怪しまれませんよ!
でも、そういう方は、この界隈にはいらっしゃらないですよね? (笑)
おもしろかったです! わたしが思うに、過去と現在がフュージョンした表紙も印象的です。
作品紹介の煽りがすごいですけど、本書について、わたしがまとめるならば「坊主めくり系、色恋ミステリー」です。
めくりのインパクトは、ドン・ドン、ドッカン、ドッカ~ン! みたいな感じ。
読んでると、順番に感じる「違和感」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ推理小説、青春小説、科学小説、幻想小説、恋愛小説の異なるジャンルの5章からなっている。其々の登場人物が密接に関わっており、一人でも欠けたら全ての物語の歯車が狂ってしまうという構成が「あっ」と驚かされ、アトラクションを体験してるような楽しさだった。
語りたいことは、たくさんあるが、読む人の楽しみを損ねてしまうため、こころに留めておこうと思う!
表紙に書いてあったカバーを読後まで外さないでくださいという注意書き、これは絶対に守るべきです!
自分は読後に見ましたが、読む前に取らなくてよかったと心底思ったので‥
読む順番も1章から順に読むと全てが徐々に繋がっていくパズルのような愉しさが味わえます -
Posted by ブクログ
ネタバレすっっっごい良かった!!!今年1かなって、まだ今年始まったばっかりなのに、そう思えるくらい良かった!!ずっと気になってたのに読まなかったことを後悔した!!
初めは、変な名前ばっかりだし、登場人物多いしでやや読みづらいなぁと思いながら、どんな落ちになるんだこれ、と予想できずにいたのに、途中から、読む手が止まらない、止まらない!まぁ、正直言えば犯人予想はついたよ…でも、途中から泣くかと思ったし!外だから耐えたけど、家なら泣いてたよ!?この表紙とタイトルで?って思うじゃん?あたしも想像してなかったよ!もう、とりあえず読んで欲しい!!好きじゃなかったら申し訳ないけど、私は読めて本当に良かったです!
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Posted by ブクログ
名作を読もうキャンペーン中に併読していたのですが、超圧倒的⭐︎5!!
このジャンル 好きな人にはたまらない!
森バジルさん、『探偵小石は恋しない』を読み
面白いどんでん返しを書かれる作家さん!として認識していましたが、ブク友さんがこの作品も推しているのを拝見し、探しに探したのでごさいます。
5つの連作短編集。毎話最初の数ページは乗れないものの、すぐに没入していきます。5編が
推理小説、青春小説、科学小説、幻想小説、そして恋愛小説へと繋がっていきます。
※科学と幻想は深く考えずさらっとで大丈夫です
阿津川辰海さんの『午後のチャイムがなるまでは』が好きな人にはオススメです!
全く違うお話に -
ネタバレ 購入済み
面白かった!
小石と蓮杖の掛け合いもテンポがよく、小さな謎が大きな謎へと繋がっていくのもワクワクしました。
人気作品ですが映像化はできそうにないですね笑