森バジルのレビュー一覧

  • 探偵小石は恋しない

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    おもしろくて一気に読み終わえてしまった。
    偏見の恐ろしさを考えさせられる。途中感じた違和感もしっかり回収されて読後感はスッキリ。
    『姑獲鳥の夏』より『魍魎の匣』の方がとっつきやすいという見解には賛成!

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    2025年11月30日
  • 探偵小石は恋しない

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    話題作。
    あえてわかりやすい撒き餌を撒いておくことで考えながら読み進めることを促している作りのように思えた。面白い。

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    2025年11月29日
  • 探偵小石は恋しない

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    事前情報なしに読んで欲しい一冊!
    そういう展開になるとは思わなかったな。
    読みやすいのでミステリ読みなれてない人にもオススメ。

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    2025年11月27日
  • 探偵小石は恋しない

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    ミスリードとかどんでん返しとかが待ってるのは帯で察していたので、ついあれこれ想定しながら読んでしまった。ほとんど当たってたのに、ちゃんと驚かされたことに驚く。
    作中読んだことのあるミステリも少女漫画も沢山タイトルが出てきて楽しかった。森バジル先生少女漫画だいぶ詳しいな……?

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    2025年11月25日
  • 探偵小石は恋しない

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    ・予想の斜め上のどんでん返しだった。
    ・最後の最後まで騙された。
    ・これ無駄な描写?って思ってたものが、
     伏線回収だった。

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    2025年11月25日
  • 探偵小石は恋しない

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    森バジルさん3作目。
    面白かった。福岡が舞台ってのも親近感がわく。始めは不倫調査ミステリ?かと思っていたが、この展開は予想できない。先入観にはとらわれすぎた。

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    2025年11月21日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    ネタバレ

    ヤクザの組織内で殺人があり、それを解き明かすため、一風変わった探偵とそれに振り回される助手。

    推理小説かと思ったら次の章では、母を亡くした少女が、亡き母が笑ってくれるように同じクラスの男子と「M-1チャンピオン」を目指す青春物語に切り替わる。

    かと思ったら、しっかり設定の練り込まれた近未来の科学文明の話に切り替わり「え、あ、、、未来の科学力が現代にあったらっていう設定か」と読み進めると、魔法を使って戦争を繰り広げ、闇世界に追放された魔法使いが主人公のSF濃厚の世界観に切り替わる。

    物語の熱量が上がった後に、人の顔が覚えられないという稀有な病を抱えつつも、勇気を出して恋愛に踏み出す女性の話

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    2025年11月20日
  • 探偵小石は恋しない

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    ネタバレ

    過去の出来事から恋愛事を避けてきた小石。探偵事務所に来る仕事は浮気調査ばかり。スタッフの蓮杖と共に依頼された調査をするが、後に調査対象の胸にハートに稲妻の刺し傷が付けられて…

    かなり伏線が張り巡らされていて、明かされる度に驚きました。
    歪んだ愛情を向けられた方にとっては、恋愛拒否になるのは仕方ないですよね…

    作者さん初読みでしたが、テンポよく読みやすかったので、他のも読んでみようと思います。

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    2025年11月18日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    それぞれの短編が、つながっていく感覚が気持ちいい一冊。それぞれの短編もそれぞれにライトに面白いので満足度が高い。「何かオススメの本は?」と聞かれたら手軽に薦められそう、好き

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    2025年11月18日
  • なんで死体がスタジオに!?

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    ノウイットオール、探偵小石は恋しないに続けて3冊目を読んだけど、3冊の中で1番好きだった。
    幸良ちゃんの気持ちを考えるとちょっと泣けるラスト。登場人物にほんまの悪人が出て来ないのが良い。
    以下ネタバレ
















    探偵小石もそうだったけど、名前トリックみたいのが多いから、面白いけどドラマ化には向いてなさそう。映像にすると同一人物なのがバレて、面白さが半減しそう。
    仁礼くん、いいわ〜

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    2025年11月16日
  • 探偵小石は恋しない

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    ネタバレ

    「伏線もキャラの魅力も恋愛も大仕掛けもてんこ盛りの傑作ミステリ」との編集部の声に偽りなし
    途中でおや?と思うところはしっかり回収されたし、キャラも大変魅力的に書かれていた
    作品全体が叙述トリックというかミスディレクションに溢れていて、ちょくちょく名言も登場し、最後まで飽きずにワクワクしながら読めた良書

    追記
    読み終わった当日中に再度読んだ
    全てが分かった後に読むと、なるほどこの煮え切らない発言はこういうことだったか…、と感じられてなおよしでした
    満足

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    2025年11月16日
  • 探偵小石は恋しない

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    ネタバレ

    松本清張賞受賞の全部入り小説『ノウイットオール』以来、自分的には一作飛ばして久しぶりの森バジルさん。

    浮気調査がすこぶる得意な恋しない探偵小石と少女マンガ好きの相棒蓮杖くんの事件譚。
    ラノベ調のコミカルな掛け合いは波長が合わないと白けるものだが、数ページ読んだ時点で思った。
    あ、なんか好きかも。

    『ノウイットオール』で見せた伏線散りばめ力、物語のあそことここを繋げて、あっそういうこと!?と思わせる構成力そのままに、テンポの良い小粋な会話を加えて推進力を増した感じ。
    それだけだと凡百な作品止まりな気がするけど、そこに恋情がハートに向かう矢印として見える小石の能力という特殊設定を絡めることで、

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    2025年11月16日
  • 探偵小石は恋しない

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    『ノウイットオール あなただけが知っている』を読んで凄っ!
    めちゃおもろいやん!
    って思った森バジルさん

    続く2作目の『なんで死体がスタジオに!?』は、個人的にはう〜んでしたが…

    3作目となる『探偵小石は恋しない』は、またまたやってくれましたよ
    これまた凄っ!
    これまためちゃおもろいんやん!

    けど、レビューはこれ以上書かない
    内容は何にも教えない

    だって、編集担当さんが
    「伏線もキャラの魅力も恋愛も大仕掛けもてんこ盛りの傑作ミステリを、絶対に、絶対に事前情報なしでお楽しみください。」
    って言ってるから

    絶対に、絶対に、って二度押しされたら何にも教えれません

    ちなみに読者Qさんが

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    2025年11月11日
  • 探偵小石は恋しない

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    ネタバレ

    一章読んだ時に「これは翡翠ちゃんのような面白さが…!?」と思ったらやはりでした!
    最後も、こうなるかと思ったらまた驚きが来て…最後まで目が離せませんでした。

    今年一面白かった。

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    2025年11月09日
  • なんで死体がスタジオに!?

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    水曜日のダウンタウンの名探偵津田のようなメタ的要素もあり、人も死ぬミステリー。
    実際の世界の番組や芸能人の名前も出てきており、すごく読みやすい。

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    2025年11月07日
  • なんで死体がスタジオに!?

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    これは面白い。誰がどうやって?というよりも何故?何のために、が気になったし、自分の予想がことごとく外れていくのが愉快ですらあった。もう一度読みたい。

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    2025年10月22日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    話の一貫性ってところに関しては次の章に進むと話が全然違うってことがあって結構混乱しましたが、どの話も読んでないと後々分からなくなるのでそこは惹き付けられました。
    きっと前回関係あったから今回も関係あるんだろうからと思うと話が色んなところに飛んでも最後まで読んでしまうという魅力があって、不思議な読書体験だなと感じました。

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    2025年10月04日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    「探偵小石は恋しない」が面白そうだけど、
    作者の本を読んだことがなかったので、
    文庫化されている本書を購入

    想像以上に面白かった。

    登場人物は、ちょいちょい絡みながらも、
    全く別のジャンルの短編でありながら、
    全編を通して繋がっている。

    小説だからこその面白さ。
    ※映画でも出来そうだけど、
     やはり小説ならではのジャンル分け

    未読の人にはわからないと思いますが、
    QRコードもしっかり楽しめました

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    2025年10月03日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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     こんな素敵な物語の締めくくり方を〈私〉は知らない、と〈私〉は知っている。この物語に出会ってしまったから。本書は舞台を共有する五つの物語で構成されている連作短編集です。別にそれ自体はめずらしいことではないか、と思います。でもこの作品では、ひとつの短編が終わるたびに、作品のジャンルも変わっていきます。ミステリ→青春小説→SF→ファンタジー→恋愛小説、というふうに。

     じゃあノンジャンルでまったく別種の物語が展開されていくか、というと、そういうわけでもなく、物語同士は密接に繋がっています。帯には青崎有吾さんの〈「ひとつの街の中で極小のジャンル・リミックスに挑んだ『ノウイットオール』。分断も壁も幻

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    2025年09月24日
  • なんで死体がスタジオに!?

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    人の死ってポップに描けるものじゃないけど、この一冊には暗くなりすぎないで嫌な気持ちを抱かずに読めるという印象を強く持ちました!
    なのであっという間に読み終えることができ、読み終えた後もスッキリした気持ちになっています。

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    2025年05月01日