森バジルのレビュー一覧

  • 探偵小石は戻らない

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    相変わらずオモロい。ミステリーであり、少女漫画。脳内でアニメで再生されるのはやっぱり表紙絵のせいかな。前作ほどの謎解き感、スッキリ感はないけど、時間を遡るという作り自体がミステリーになっていて、ページを捲るのが止められない。小石も蓮杖も可愛い!!
    途中、今ミステリー物が対峙している問題に対する記述がさらりとあって、「確かにな」と思った。逆手にとるものが出てくるんだろうか。それはそれで楽しみだと思う。

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    2026年10月01日
  • 探偵小石は恋しない

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    ネタバレ

    地元福岡が舞台と聞いて購入。

    正直、よくわからなかった。
    軽くて読みやすい文体、主人公小石と蓮杖の凸凹コンピという設定は楽しめたし…なにより第1章から「探偵を頼ってきた依頼者が、実は探偵を試していた」という展開には引き込まれるものがあった。

    その一方で、世界観が狭く感じた。閉じた世界でドロドロやっている感じ。
    登場人物のほとんどが親の離婚で名字変更、この事件の登場人物も親の離婚で、あの事件も…のような。
    また、ほとんどの登場人物のターニングポイントが中学高校というのも浅く感じてしまった。多感な時期の出来事、ましてやネガティブな出来事はその後の人生や人格形成に大きく影響する…というのはわかるが…結果として、「地元というサークル内の出来事」みたいなこじんまりとした印象を受けた。

    内容も、軽妙な文体とは裏腹に特殊なものが多い。近親関係、未成年との肉体関係、二次元キャラクターとの恋愛関係などなど…この辺りに面食らった。

    最終章の犯人、黒幕も意外性はあったと思う。
    とはいえ、前述の件もあり、なぜか「してやられた!」という驚きや脱帽というものは感じなかった。

    ただ、そういった閉じた世界観を感じたことは否めないが、展開自体は良かったと思う。
    最終章で犯人に辿り着いたときのロジックは秀逸だったと思う。作中でyoutuberが触れていたトリックが伏線だったのかなとも。思い込みというのは怖いもので。
    …しかし偏見については一言申し上げたく感じた。

    エピローグで、凸凹コンビの更なる発展が仄めかされているので、次作にも期待したい。

    以下余談。
    黒幕のセリフ、悪役なのに妙にかっこよくて熱血だったのが個人的に気に入った。

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    2026年09月28日
  • 探偵小石は恋しない

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    なんというか、叙述トリックの話が途中で出てきてたけど、
    この小説全体も叙述トリックという感じだったと思う。
    やっぱり、偏見とかそういうものに囚われてしまうんだな、
    というところはあったりする。
    プロローグの伏線をどう回収するのかな、と思っていたけど、
    こういう形で回収してくるとは思っていなかった。
    でも、エピローグでの話のオチは、第1章を読んでいるあたりで
    「きっとこうだろうな」というオチだった。
    あと、登場人物に変な人が多いので、
    子供にはあまり読ませたくない本だとも思う。

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    2026年09月27日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    ネタバレ

    推理小説「探偵青影の現金出納帳」
    青春小説「イチウケ!」
    科学小説「FUTURE BASS」
    幻想小説「ラクア=ブレズノと死者の記憶」
    恋愛小説「恋と病」

    それぞれの物語が少しずつ重なる感じは面白い。カバーに秘密があるとかの煽りはちょっと微妙。読んだ後に読めばなるほどねとはなるけど。

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    2026年08月16日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    ネタバレ

    短編5作で様々なジャンルに挑んだ作品。
    全てバラバラなようで繋がってる
    短編それぞれ面白さがあるし、他の編との繋がりもあるので基本的には楽しめる

    が、苦手なジャンルがあると少し躓いた
    SF、ファンタジー編は少しきつかった

    でも、1人の作家が色んなジャンルを描き、群像劇を成すのはすごいと思う
    色んなジャンルを読むきっかけにもなるし、最後はほっこりしていい終わり方だった

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    2026年08月05日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    私は短編集の登場人物を覚えるのが苦手なので、この人誰だっけ?と思う場面がすごく多くて何回も戻りながら読んだけど、総じて面白かった。

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    2026年07月04日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    全く関係ない短編集と見せかけてゆるく繋がっているのがうまい。
    分かりやすい小道具が共通してるから手の描写に目を皿のように?してしまった笑
    登場人物みんな、それなりに幸せに生きていってほしいね

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    2026年06月14日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    森バジルさんのデビュー作。
    ギミックメーカーと言われ、そこにホイホイされてしまいました。
    『何で死体がスタジオに⁉︎』も面白かった。

    確かに、全ての話が繋がるエピソードがいろんな所に散らばっている。それは読んでいて楽しかったし、登場人物もみんないい味出してるし、会話も好き。なんだけれど、ファンタジー色が強いものは望んでなかったなぁ、と思ってしまいました。
    今回ばかりは読むタイミングも違ったのかもしれないな。

    二重になっているカバーで、「読み終わるまで決して外さないで」にワクワクしてたのに、下のイラストを見ても、、、?となってしまった自分にめちゃくちゃショックを受けてしまった。
    珍しく忠実に守ったのに…。



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    2026年05月14日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    探偵小石つながりで手に取った作品。
    勝手にミステリだと思ってたからちょっと拍子抜け。
    5つの異なるジャンルのお話が少しずつ繋がっていて設定としては面白かったが…あまりタイプではなかった。
    ちょっとファンタジー過ぎたかな。

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    2026年04月28日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    1冊で何編か短編があるという本は数あれど、その短編がすべてジャンルが違うと言うのは新しい試みだと素直に驚いた。
    ただ、最後の謎解明まですべてに不完全燃焼というか疑問が残り、それをずっと考えながら読むとなかなか集中出来ないなという部分もあった。

    個人的にはM-1の話が面白くって、これだけで長編書いて欲しいぐらいだった。
    最後頭の中で色々なるほどね~とは思えたが、それ無しでもスッキリ読みたいなという気持ちが強かった。

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    2026年04月14日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    カバー、映画化とかで特別バージョンになってるだけかと思って、なにも見ないでめくってみてしまった…笑 

    連作しっかり読んで、断片が少しずつハマっていくのを楽しめた! そうだなぁ、恋愛小説がいちばん面白かったかな。ああーって泣きそうになった。それと魂チャンの正体が分かった時。泣いた。

    2章でのM-1編のおかげでそれを足がかりにできたからよかったけど、でてきた女子高生2人とも比較的明るくて顔整ってて家庭環境複雑だったので、ごちゃごちゃになりかけた。4章の魂チャンにも似た空気を感じてこれもしや親か?親戚か?と訝しみ。どっかで時系列が?とも訝しみ笑 エピローグ読む前に一回メモに書き出して確認した。こういう複雑なやつ大好き。
    3章、4章はちょっと読むのに苦労した。SF好きだけど…どちらかというとファンタジー寄りに感じた。
    1章の青影とそのアイテムに関しては、どこに接点あっただろう…私の理解漏れか。

    いっちばん最後の仕掛け。凝ってて面白かったけど、最近これと同じ仕掛けの本を読んだ時と同じに感じてしまった。
    そして私も「世界が裏返る。」の言葉はどうなんだろうと思った。「この世界のこと全部知るまでは〜」のぬいの言葉に掛かってるタイトルや「自分の行動や何かがどこかの誰かに作用してるのかもしれないが、それは我々には知る由もない」…みたいなのはすっごく良いんだけど。「裏返る」とは違うような。裏返る、は歌野晶午さんの「葉桜の季節に〜」だったよーホント。

    この種の連作(私好み)は、まんま伊坂さんの得意技じゃないですか。死神の精度とか、ラッシュライフとか、アイネクライネ、首折男〜などなど。

    探偵小石〜の評価が高いからそっちもぜひ読んでみたいなぁ。

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    2026年03月31日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    同じようでいて少しずつ異なる5つの世界を描く構成がとても見事。エピローグですべてが綺麗につながりスッキリ。それぞれのお話で、他のパートの登場人物がさりげなく顔を出しているのも楽しい仕掛け。登場人物たちは気づいていなくても、「読者だけが知っている」つながりがあるのが面白い。 「青春小説」パートは甘酸っぱさが心地よかった。そういえば最近、読んでいる小説で主人公がM-1に挑戦するのが続いたなあ…。 「ミステリ」パートに登場する、ひとつの真実に固執しない探偵の存在も印象的。

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    2026年02月25日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    率直な感想は難しかったです。ただ全てを理解できた方には面白いと感じそうな小説でした。

    5つのジャンルから構成される物語。私は第3章と第4章で置いてかれました。SFが苦手なのかも…

    表紙右側の文章がずっと気になって、カバーを外す瞬間にワクワクしました。

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    2026年02月21日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    5つの短編が重なりあっているストーリー。5つの話が裏返るところまでは行かないが、あとで再読すると色んな発見があり面白い。

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    2026年02月01日