あらすじ
ネタバレ厳禁! 驚愕体験ミステリ!
2026年本屋大賞ノミネート『探偵小石は恋しない』続編!
逆転、逆転、また逆転――
新たなる驚愕体験ミステリ!
名探偵のように事件を解決する日を夢見る、ミステリオタクの探偵・小石。
色恋案件を病的に得意とする小石は、調査員の蓮杖と様々な調査に取り組んできた。
しかしその日、蓮杖が目撃したのは探偵ではなく、犯人としての小石の姿で――。
(底本 2026年9月発売作品)
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Posted by ブクログ
いきなり21章から始まる。え?と思い、本書にさっと目を通せばよいものを、前作が20章で終わっていたに違いないと勝手に思い込み、前作を引っ張り出して読み返すことから始めた。
もちろん、勘違いではあったけれど、復習してから本書に入り込めたのは、結果としてよかった。結局、本書は21章、20章と時系列を遡っていくタイプだった。しかも、小石大ピンチのセンセーショナルな場面から始まるものだから、「戻らない」って、そういうこと⁈ と衝撃が走る。いったい、なぜこんなことになったのか。時系列が過去に遡るにつれて、その経緯が明らかになっていく。今までとは違ったドキドキ感がある。
読む前は、今回は騙されないぞと意気込んでいた。時系列を遡る構成もあって、意識はWHYに向いている。これなら完璧なはずだった……しかし、完敗だった。気持ちのいい負け。著者の鮮やかな手口に、むしろ清々しい気分になる。楽しかった。
今回は書籍で購入したのだが、紙でよかったと感じた。タイトルを回収する素敵な一文が、ちょうど1ページめくった先にある。その演出も含めて、味わい深い読書体験になった。
Posted by ブクログ
前作にあたる「探偵小石は恋しない」が大好きだったので続編も発売日に購入した。
森バジル先生らしい見た事ないトリックが施された一冊。21章から始まってどんどん遡っていくなんてミステリー初めて過ぎて最初は戸惑ったが、段々謎が解かれていく様は楽しかった。
最初は「どう考えても小石が犯人じゃん」としか思えなかったが、遡っていくにつれて「七瀬しか怪しくないんだけど、小石が嵌めてんのかな」と思える構成は流石。結果、七瀬が蓮杖に異常ともいえる恋情を抱いていた為に起きた殺人計画。小石が創作した殺人事件に準えて七瀬を嵌める結末となった。
小石が過去に受けた恋愛絡みの辛い出来事を、今度は蓮杖に向けるとはなぁ。
その結果小石も嫉妬?なのか自分の気持ちに気づけたわけで、タイトルの「探偵小石は戻らない」というのは【現状維持にこだわる】過去には戻らず、【蓮杖との関係を進める】という未来に向かうという意味なのかと思った。
最後の「わたしね、蓮杖くんのことが好きみたい」を読んだ時は声出たよ。
--恋愛話大好きなおじさんより
Posted by ブクログ
前作同様に"事前情報なし"と銘打たれたシリーズ二作目である本作も最後まで翻弄されっぱなしだった。「一連の事件はどのようなものなのか?」「蓮杖と小石の関係はどうなるのか?」これらが終盤で収束し鮮やかな伏線回収と共に迎えるラスト一行に完全にノックアウトされた。
Posted by ブクログ
探偵小石シリーズ大好き♡
まさか最後にキュンキュンさせられるなんて(泣)
ちょっと反省は前作読み直してからの方が良いね(笑)
ちょっと忘れてたから???ったなった(笑)
Posted by ブクログ
推理小説ならぬ恋愛小説。微笑ましいドロドロな恋愛だ。犯人はわかったが、どんな犯行か考えてたが結局解けず負けました。前作からの続編なので未読者はそちらから。3作目期待しちゃますよ。バジル先生。
Posted by ブクログ
最後の一文に心を掴まれました…!読後にタイトルの意味を考えるとまったく違う見方になるのが面白いです。小石はもう事務所に戻らないという意味かと思いきや、過去は振り返らないという意味だったんですね。ミステリー色より恋愛色が際立つ回でしたが、前作に続いてとても良い読後感でした。
Posted by ブクログ
探偵小石の続編!
読みたい気持ちが高まっている中で
本屋に行ったらサイン本が!
即購入しました♪
帯に書いてあるように、
事前情報なしで読んで欲しい。
わたしも、事前情報なしだったので、
少し混乱しましたが
読み終わって「確かに」と感じたので。
お薦めですが
やはり前作から読んで欲しい。
カバーがリバーシブルなのもお得感ありでした♪
Posted by ブクログ
時間が行ったり来たりするのにしっかり物語として成り立ちがあり、進んでいくのには不思議な感覚を覚えました。
読んでいて面白いのはもちろん、恋の行方も気になりつつ、一気読みでした。
Posted by ブクログ
最初はつまらない本だなあと思いますが諦めてはいけません。突然君子豹変して一気に謎解きが始まりうっかりすると混乱します。登場人物がそれぞれ二つ名前を持っているので。これ以上書くとネタバレになるので止めておきます。
Posted by ブクログ
「ねえ、七瀬。わたし、どこで間違えたんだろうね」
自問として、自分の胸にも刺さる問い。
「知らないよ。一つ一つ、遡って振り返って見れば?」
深いため息をひとつこぼす。
吐いた量の分、吸い直す。
静まった場に、言い捨てる。
「正論きらーい」
「生野菜サラダにオニオンドレッシングかけてるときさ、野菜に野菜かけて食べるのって何らかの倫理に違反してないかな、って不安になるよね」
「身体もばきばきだし。もういますぐマッサージ行って"お客さん相当凝ってますねぇ”って言われたい。あれさ、”凝ってますねぇ”って言う方も言われる方も、なんであんなに嬉しそうなんだろうね」
「まあ、もし何か書くとしたら、叙述トリックは絶対入れるかな。王道の誤認系のやつをしっかり押さえて、読み手を騙してやりたい」
「性格の歪みが窺えますね」
「今、叙述トリック書いてる作家を全員敵に回したけど大丈夫?」
「だからさ、もしこの先わたしが誰かにはめられて、誰かを殺したって疑いがかけられても、わたしを疑ったりしないでね。わたしは殺人どころか、その言葉を冗談で言うことすらしないんだから」
「別に、怒ってはないよ。まあただ、今澪自身が言ったとおり、わたしのことは、わたしに決定権があるから」
「そうですよね。ほんと、失礼しました」
「澪も一緒だよ。自分で決めたいことがあるなら、決められるように努力するべき」
「やば、含蓄感じる」
小石の顔が目の前にくる。吸い込まれそうな瞳と、シャーペンの芯が数本置けそうなくらい上向きで長いまつげ。
「かもしれない運転すぎ」
頬から手が離れ、こつん、と額に挙が当てられる。
「もしもを重ねて、全部自分の責任だって思おうとするのはやめなよ。自責ってそういうことじゃないよ。仮に竜児さんが犯人だったとしても、蓮杖くんの失敗は一切関係ない」
「そもそも他者なんて、一緒に過ごしてない時間の方が長いし、一緒にいたとしても、相手の心の中までは分からない。だから言葉を使って少しでも埋めようとするんだけど…それでも、言葉にしたことが全てだって思わないでほしい。全部は、知り得ない」
「ミステリと違って、現実ではさ、過不足なく情報を提示することなんてできないじゃん。感情だって記憶だってなんだって、そのものの体積のほうが圧倒的に、もう比較にならないくらいでっかくて、言葉で表現できるのはそのほんの一部、氷山の一角のひとかけらだけ。七瀬視点だと、後出し情報多すぎる、聞いてねーよそんなの、って思ったことがたくさんあっただろうけどさ、それと同じで…わたしが言葉にしてない感情は、めちゃくちゃでかいよ、ってことを、こう、そよ風を感じるみたいに、受け取ってもらえたらいいな、って思って。叙述トリックってさ、何が叙述されてないかを考えるのが面白いじゃん」
「だから、さっき言ったばっかじゃん!言葉にしてることが全てじゃないって。叙述されてないことを、読み取ってよ」
「昔だったら絶対、こんなことは言わなかったと思う。けど、昔のわたしの言葉に、今のわたしを縛られたくない。認知的不協和は、発生した側から却下する。昔のわたしと今のわたしは連続してるけど、人は変わりながら前に進む存在だから。過去を振り返ることはあっても、大事なのは常にいまのわたし。他人の視界の中にいる小石像も、これまでのわたしの発言録も無視して ー 今ここにいるわたしが、最新最良なわけ」
「そういうわけで、前置きが長くなったんだけど ー 敢えて、ちゃんと言葉にして、言うね。ここ十日間くらいで蓮杖くんに起きた、恋愛感情絡みの嫌なこと、怖いこと、傷ついたこと…今から言う言葉で、全部上書きしてほしいんだけども」
小石が、くるりと蓮材に背を向けた。
「わたしね、蓮杖くんのことが好きみたい」
Posted by ブクログ
21章からはじまる。
七瀬「小石が犯人でしょう」
3人を殺した?
20章
士郎さん、亡くなってる。
七瀬、なぜ小石がここにいるのか訝る。
19章
ペットビデオで家を確認してみると、小石が。
18章
3人目の被害者。
烏丸の胸から願依の胸へと伸びる矢印が、烏丸の動きに合わせて揺れた。
願依の胸からは、矢印は伸びていない。だが、言葉の端々から烏丸への信頼の片鱗を感じた。
芥川士郎というメッセージ。
第一の事件──東野瑞希。 第二の事件──青山馨。 そして、七瀬の推測通り、第三の事件は島田千尋が狙われた。 全て、士郎から聞き出した、あの会食のメンバー。
17章
願依は絞り出すような声で、告げた。 「昨日、三人目の被害者が出ました」
16章
MGコンサルティング社の女性社員をターゲットにした、連続傷害事件。
15章
七瀬が刺された。
七瀬もMGコンサルティングの社員だ。第三の被害者ということになる。
場所は、小石が気を失っていた公園。
蓮杖は別の質問をぶつけてみることにした。 「小石さんは、竜児さんが犯人だって、思いますか」 「どうだろうね。家を抜け出した日と襲撃の日付が重なってて、同じ会社の社員で、ってなると怪しくは見えるかもね。断定はできないけど」
14章
蓮杖、小石の家で小石を介抱。
なぜ、公園に放置されていたのか。
小石は記憶にない。
七瀬が刺された。
13章
小石、蓮杖の胸から自分に恋の→が向いている。
気づいたら、公園のベンチ。
小石の胸からも蓮杖に向いている。あれから、意識しまくってしまう。
12章
目出し帽を被った男。ナイフ。
七瀬が腕に怪我。
それを見て、小石は気絶。
11章
七瀬は一応周囲に誰もいないことを確認して、色恋案件の依頼人──雫に発信した。
「一回失敗しちゃってるのに、申し訳ないんだけど……今日の調査、一晩だけ休ませてほしい。どうしても今日の夜に、しなきゃいけないことがあって」 『いや、急にどうしたん』雫が訝しげに言う。『そりゃ、私だってきつい依頼してるな、ってのは分かってるけど。七瀬以外のメンバーに交代して、やってよ』 「私以外のメンバーも含めて、時間が必要で。今日だけ、自力で竜児さん見張ってくれない?」
10章
「被害者は古賀澄花ちゃんっていう、私の一つ下の後輩なんだけど。昨日の晩に、会社近くの道端で切りつけられて、左腕に傷負ったらしくて」
一人目と同じく、『女のくせに』と言っていた。
昇進した若手女性社員を狙っている?
9章
七瀬は結婚して、元の黒井という苗字から、芥川という苗字に変わっている。 「芥川って言いづらいでしょ。言う度に文豪の顔がちらつくし」 「別にちらつかないですし、ちらついてもいいでしょ」 「だめだよ。例えば私が夫の愚痴言って、蓮杖が共感してくれて、ああ嬉しいなって思ったとして。実は蓮杖の頭には文豪の顔がちらついてて話にまったく集中できてなくて生返事だった、みたいなことが起きたら、すごく嫌だもん」
「取りあえず、呼び方の件は分かりました、下の名前で呼びます。ああ、でも教えたとおり、尾行中は符帳で呼びますから。僕は上田で、七瀬さんは……矢部で」
高校生、佐藤澪。前の依頼で知り合った。
芥川七瀬、本業が休職中は調査員。
第8章
七瀬、調査員に申し込みにくる。
蓮杖と昔、付き合ってた。かつては、七瀬が浮気して別れた。
小石は推理案件。
蓮杖と七瀬とは別案件。
7章
七瀬、九吾の姉。
七瀬、旦那の士郎とは離婚したいと伝えている。
6章
小石の妹、願依。
烏丸、記者。烏丸の胸からは願依への恋の→は見えているが、逆はない。
願依、連続毒殺事件を調査している。姉ちゃん、助けて。
5章
願依、両親が離婚後、父の方の苗字。小石は母の方の苗字。
願依、烏丸とはセックスしない。
蓮杖と小石も告白的なことはしたが、変わらない関係を続けている。
4章
九吾、面接。小石探偵事務所に。
黒井九吾。
手を怪我している。
3章
小石「何の知り合い?」
蓮杖「友達の弟」
2章
依頼人、伊堂雫。三十一歳。夫の不倫調査を希望。
「わたしの見立てだと、旦那さん……竜児さんは、たぶん不倫してるね」
矢印は、二本出てた。行為の有無は分かんないけど、浮気は確定。先月から変わってなければね。
雫の胸には何も→が伸びてない。
22章
蓮杖「僕は小石さんが犯人だとは、最初からずっと、一片も思ってないです」
→まー、読者も絶対シロだとは思っているな。。
「まず、一人目……東野さんの件ですが、願依ちゃんも、小石さんも──東野瑞希さんが亡くなったのが、今年の十一月二十日とは言ってないんです」
「東野さんが殺されたのは、たとえば去年──二〇二四年の十一月二十日の可能性もある」
「そっちも、一年前かもって?」 「いえ、こっちは願依ちゃんが説明する際、前日のことである旨が言及されていたので、一年前ということはありえません」 「だったら、日時は確定でしょ。願依は確かに、十二月三日の夜、二十時ごろに青山馨さんの遺体が発見されたって、言ってた。毎日電話してるのに出ないから、義理の母に確かめさせたって……そのタイミングで小石は、調査を急に休んでた。一致してるよ」 「その話は、あくまで配偶者の日向さんの視点での話です。十二月三日の二十時ごろというのも、日向さん主観での日時でしかない」 「主観での日時ってなに。実際の日時と何が違うの?」 あからさまに苛立つ七瀬に、 「日向さんがもし、海外に住んでいたとしたら。
三番目の被害者、島田千尋は男性。シャツを引きちぎって、左手にボタンがあったということから推理。
小石が銭湯で毒を飲ませるのは不可能。
東野瑞希、青山肇も男性。
中村真奈さん、古賀澄香さんの傷害事件、七瀬が犯人。
狙われているのはマネージャーにあがった女性。犯人は男性の声で喋っていた。
というのは七瀬から聞いたこと。それらが嘘。
七瀬が襲われたのは自演。協力者に依頼して傷つけてもらった。
竜児、あやしかったが犯人ではなかった。中村真奈さん、古賀澄香さんとは不倫。
士郎、生きてた。
1章
九吾、七瀬に指折られた。
九吾が七瀬のタブレットで旦那を殺害しようとしているのに気付いた。
小石、架空の連続殺人をでっちあげる。その最後の被害者が士郎。
23章
かつて、七瀬、蓮杖の心が自分から離れてしまっているのに気付いた。だから、他の男ども寝たことにして別れた。蓮杖がショックを受けていたら、それで自分を求めていたことがわかるから。
だから、結婚もした。
プロローグ
蓮杖との恋の→、消えてしまうのが怖い。
小石は今までの関係を続けることを選択。
エピローグ
小石「ここ10日間くらいで蓮杖くんに起きた、恋愛感情絡みの嫌なこと、怖いこと、傷ついたこと……今から言う言葉で全文上書きしてほしい」
わたしね、蓮杖くんのことが好きみたい。
→全体的に満足。前作を超えたかというと、そうでもないが、続編のハードルは超えた。
前作と違った意味で読みにくさはあるが、逆行小説なので。ジェフリー・ディーバーのオクトーバーリストみたいな感じ。ただし、完全な逆行小説ではないのが、作者都合が見えてしまって残念。そこをもうちょっとうまく完全な逆行にしてほしかったところ(無理な注文か)。
また、調査員が犯人なのかとも思ったが(前作は調査員プラスアルファはあったが)、シリーズものでは身内が犯人なのはありがちか? でも、蓮杖はあんなサイコパスとかつて付き合ってたのか?と疑問も持ってしまうが。。
表紙は、前作よりいいかな。小石が前作よりかわいいので。
特典のss
不幸中の幸い
財布忘れの話。
Posted by ブクログ
前回も叙述トリックに騙されたけど、今回も余裕で騙されました!!蓮杖の小石さんが人を殺すわけないっていう気持ち良かった。
トリック自体も面白いんだけど、前作も含めて全員の掛け合いが大分好きだった。
時間が巻き戻る演出、最後は気持ちがプラスになる演出になるのいいね。
Posted by ブクログ
お兄さんはね、こういったミステリー要素と恋愛要素が合わさった作品がだ〜いすきなんだ
時間を遡りながら読んでいくシステム。
初っ端からそのシステムに入れられるとは思ってなかったので、初めてメモを取って情報整理しながら読みました。新しい体験。
時間が巻き戻る表記も戸惑いましたが、これも良い役割してたんだな…
あと、ミステリー作品のタイトルが色々と出てくるのも好き。
…上田と矢部はTRICKか?
恋愛は本シリーズの核となる要素。今回もクソデカ愛が炸裂してた。
お気に入りはエピローグの小石のシーン。たまりません。お掃除したり、時短の化粧をやってみたり、というか蓮くんに会うためにめっちゃオシャレしてたり、も〜〜〜すき(語彙力欠如)
探偵小石は「戻らない」んですよね!?進むんですよね!?ということは次回作もあるということですよね!?!?
Posted by ブクログ
今回はなかなか大掛かりな作品。
読んでいる最中は時間が進むのに、読まされる内容はどんどん時間を遡っていかされるなんて。
だから、読みながら必死で頭を動かさないとついていけなくなってしまう。
人を好きになるとか、そういった感情はもうずっと前に忘れていましたが、たまにはそういうのもいいかも、と思わされてしまった。
Posted by ブクログ
ページが進むにつれて、時間が遡る。うわ、新しい。最初は慣れない体験でスムーズに頭の中で整理できなかったけれど、徐々に点が繋がっていく感じ。
前作に続き、とても面白かった!
今作も確実に叙述トリックが入るだろう、とは分かっていたし、人物一覧がやたら怪しいな、と思っていたけれど、そう来るとは。
新たなキャラも出てきて、これは三作目『探偵小石は◯◯ない』期待できるのでは。
個人的にひとつ残念なのは、探偵小石シリーズ、一読で充分ってところ。面白いんだけど、二周目三周目は無いかな、と
Posted by ブクログ
今回のトリックは今の時代ならではという仕掛けな訳だが、素朴な疑問としてこれはミステリーでアリなのかな?とも思えて純粋なミステリー作品として捉えるべきかは少し首を傾げる。広義の意味では勿論ミステリーなのだが、タネの部分はミステリー好きの人は納得するのか聞いてみたいところ。個人的には「それやられたら◯◯が信用できなくなるなぁ···」と少しこの点がモヤモヤした。
これは各々読んでいただいてどういった判断を下すか聞いてみたいところ。
ミステリー3、恋愛7ぐらいの感覚で読めばしっくりくるかな?小石、蓮杖というキャラに魅力があるので前作が好きな人は今作も満足する人が多いはず。二人の痴話喧嘩なやり取りも平常運転で作者自身が楽しんで書いているのがビンビン伝わってきて読んでるこちらもほっこりする。そして続きが気になる終わり方をして憎らしい。いや···ここで終わるのが綺麗なのか···?いやでも続きが···ん〜···
Posted by ブクログ
はあーーー(ハート)←絵文字が入らないのが残念すぎるっ!
正直、1作目から次作は作らないで欲しかったんですよ。これ以上は描かないで〜って思っていて、新作が出た時も読むか迷って。でも、良かったですよ。読んで良かった。
戻っていくストーリーも面白かったし、今回も易々と騙されちゃう。実在する本が出てくるのもこのシリーズの好きなところです。
3作目?え、こうなったら、気になっちゃうよ。続編待ってます!
Posted by ブクログ
必ず前作を読んでから読みましょう!
また小石と蓮杖に会えて嬉しい!
ネタバレになるので詳しくは書けないけど、上手く構成したなぁ〜と思いました。
前作同様恋愛×ミステリーで、軽快な掛け合いも健在。
ミステリー要素もしっかりミステリーしていて、読み応えありつつ読みやすいという絶妙なラインを攻めてます。
きっとこの最終章がやりたくてこの物語がスタートしたんだろうなと感じさせるラストでした!
小石と蓮杖の2人に幸あれ!
Posted by ブクログ
時間が戻ってゆく…!読み始めからびっくり。
登場人物紹介ページにも意味があってすごい。
一作目も最高でしたが続編も最高だった。
ミステリーあり、恋愛要素もあり。コナンみたいだなと思った。
森バジルさんすごい!
Posted by ブクログ
時間を巻き戻ることでわかるミステリ。よく考えつくなぁ…。
あまり内容については言えないですが、好みとしては前作の方が好きかな。これはもう人それぞれです。でも2人の関係だとかそういったのが読めるのは嬉しかったな。
Posted by ブクログ
#探偵小石は戻らない
#森バジル
状況を整理しながら読む時間巻き戻しミステリ。後半、事件の全容は見えてくるけれど、真実が見えない。終章の一気の謎解きは叙述トリックも交えて鮮やかの一言だった。
ラスト1ページは設計の結果だろう。小石ファンがまた増える。
#読書好きな人と繋がりたい
Posted by ブクログ
登場人物の感情を時間軸でバラバラにして、時には逆方向に、時には順方向にと。
ずっと、『なぜ?』って感情が爆発していました。一気読みの1作でした。
ただ、もう一展開欲しかったのはワガママでしょうね。
Posted by ブクログ
推せる!小石も蓮杖も推せる〜
ミステリ読んでこんなニヤニヤすることありますかね?
今回は時間軸を巧みに操ったスタイルで、少しずつ情報が開示されていく感じが、一体何が起こっているんだろうとワクワクさせられ新鮮でした。
まさか小石が犯人なわけないよね…?!
本格ミステリで唸らせておいて、合間合間にキュンとさせてくる。森バジルさん、しっかり読者を掴んでくるなあ。おもしろかったです!
Posted by ブクログ
正直、前作の終わりで「いや結局恋するんかい」って思っちゃってた(作品自体は素晴らしかった)し、今作を読み出して「蓮杖こんなキャラだった?恋し過ぎじゃない?え?」とちょっと困惑。
でも全部読み終わったあとで思い返すとお互い葛藤してたことが分かるし、お互いアセアセしてたと思うと微笑ましいまであるなと思いました。
何よりも七瀬がうざキャラ過ぎたのと作品の構成が相まって「お前まじで誰やねん」とずっと敵意を抱えてました。
トリック的なのはわからないけど、とりあえずなんかしらの罪は犯してて、今回犯人として挙げられる一人ではあるなと謎の確信。
実際はそれを超えてくるヤバ人だったんですけどね‥‥黒い恋情によって小石&蓮杖のお互いの理解度が深まったのは結果だけみたら、まあ良かったのか、いや良くはないけど。
九吾にはめちゃくちゃ謝りたいです。身内って理由で一瞬でも疑ってごめん‥‥今回のMVPは間違いなく九吾でしたね。
最後、結局ちゃんと口に出して言うのが小石ってところ、良い。
ふたりの恋はここからがやっとスタートですが、それ以上の揺るぎない信頼関係がすでに構築されているのも素敵です。
とはいえ、このシリーズのキャラクターである以上、ふたりはこれからも恋情に巻き込まれる(?)しかない運命にあるな‥‥とメタ的なことも考えちゃいました。
Posted by ブクログ
過去から未来へ。
過去に遡りながら事件の真相が見えてくる仕掛け本。時巻き戻し系ミステリ!
今いるあたしが一番大事。過去は変えられないけれど、過去から作られてる私この先は変えられる。1歩踏み出す勇気があれば…。
Posted by ブクログ
【チョットズルくないですかwってくらい巧い!】
前作もそうでしたがセリフの書き方、文章の書き方に安定の巧さがありますね。今回もちゃんと自分の思い込みや先入観を、最後に綺麗にひっくり返されました。もうこの作品の特徴ですね。
(その言い方ぁ!その伝え方ぁ!ずるーい!)
今回冒頭から最終局面の一端が描かれ、ページを捲るごとに徐々に過去に時系列を遡っていく形式です。仕掛けは巧いけど、何が起きているのかだけでなく、誰がどの時点で何を知っていたかまで整理しながら読まないといけない部分が多々あります。時系列を追っていきたいタイプの僕は状況把握に時間かかったところはあったかな。
今作から読んでもトリックなも充分に楽しめますが、やはり前作読んでからの方がキャラクターへの愛着もあって楽しめるのではないかと思います。
Posted by ブクログ
今作は時系列を遡って行く。21章から始まる。
小石が社長の家で社長の死体と共にいるところを蓮杖と社長の嫁(七瀬)の事務員が発見する。(嫁が事務員?金持ちなのに)
連続殺人が起きている。被害者は全員小石が担当した色恋事件の相手。毒殺で毒は小石のテーブルから見つかる。事件発生時は三件とも小石は偶然休みをとっている。三件目の前後で毒が減ってる。社長の家の監視カメラで社長の飲み物に粉を入れている。(毒のメインボトルは七瀬と蓮杖が持ってたけどな)
三人目の被害者は車内で左手でピンクのセーターのピンクのボタンを引きちぎって左手に握ったまま死んだらしい。サウナの受付バイトを買収すると、被害者は全員サウナに来ており、長髪で三人目の時は編み込みだった女性と一緒だった。
蓮杖と久吾がはりこみ。連続若手女性管理職傷害事件。同じ会社の竜児を張り込む。小石が社長のことを探ってたりあやしい。久吾は手を怪我してケーブル刺すのすらたいへん
七瀬も同じ会社で刺された。左手首。小石が倒れてた公園で刺されたらしい。久吾も手を斬られたの?兄弟でにてるね?疑ってた竜児の尾行を失敗したことを嘆く蓮杖。今日は失敗しないため二人で張り込むつもりの蓮杖と小石だが、一本の電話で小石は不参加に。なんだ?
小石が蓮杖に解放されて小石のお家に行く話。
蓮杖と小石は矢印が向き合ってるらしい。平常心で家に行く。
小石は七瀬に呼び出されて公園へ行き士郎の聞き取り調査の結果を聞きたい。七瀬から犯人扱いされるが、そこに刃物男が来て七瀬に切りつけて血を見た小石は倒れる。なぜか待ち合わせ場所で携帯のロックを解除する小石。
七瀬は浮気調査を昔依頼してる。小石と被害者二人と社長が写ってる写真を見せられる。被害者は全員蓮杖が浮気調査してる。小石の机の下でボトルを見つける。久吾が仕込んでるようにも思える…
七瀬と蓮杖と小石でご飯。七瀬が左手を切る。あれ?毒殺の話は小石の妹が持って来てて瑞希と馨が被害者…って、エリート切りつけとは別件か。士郎が狙われる可能性あり。K被会というグループ。
蓮杖と七瀬は6歳差で1年以上前の恋人同士。そんな話を盗聴する小石。
七瀬の面接まで戻る。事件は三つあったのか。連続障害(エリート女子狙いのコンサル同僚犯?)、連続毒殺(小石の妹のジャーナリストがヒアリングした相手)、雫の浮気調査(旦那がコンサル)。七瀬の旦那の士郎は浮気はしてないがクラブで接待があり許せず離婚を突きつけられてる。
願依(小石妹)が毒殺案件を持って来る。なんか、警察が把握してないから、偽装っぽいなぁ。この時点で七瀬を雇うことが決まっており、いい感じの事件を演出するために偽装した?
願依と蓮杖の初対面。恋バナ。
久吾の面接。両手の指を骨折してる。願依からの依頼を久吾に立ち聞きされて巻き込まれる。今晩の張り込みは小石は行けない。
面接前の久吾と蓮杖が久々に会う。元彼女の弟と言うことは伏せる口裏合わせ。指の包帯に気づくのが遅い。事務所の前に、全ての活動を停止し記録の廃棄を求める張り紙が。
雫が依頼に来るが、小石は寝てる。昨晩張り込みでもなかったのに。何かしてた?雫には線はなく、竜児からは2本出てる。
Posted by ブクログ
『探偵小石は恋しない』の続編ね。
の感じで読み始める。
え?
え?
(もう、ぜんぜん言えないんだけど)
逆転。
こんな書き方って!
……現実はミステリじゃない。
エピローグでもうニヤニヤ。
小石が可愛すぎる。
もう。シリーズで待ってます!
購入者限定のショートストーリーペーパーも
2人の掛け合いが、おもしろくて、かわいくて。
Posted by ブクログ
前作がとても面白かったから、発売前からとても楽しみにしていました!
時間が逆行していくからこその驚きがありました
あれ、どうなってるんだっけと読み直していくのも楽しかったです
前作より恋愛が強めですね