三好陽子のレビュー一覧

愛は魔法でなく

スーザン・マレリー / 三好陽子

[りらりら]

素晴らしい！！

諜報機関の元教官×元研修生

今は凄腕のスパイになったヒロインが捕虜になってしまったヒーローを救出するところから始まります。
スパイという特殊な仕事のため、その苦悩は計り知れません。
ヒロインの強さが救いです。

ハーレクインには珍しく大富豪が出てきません(笑)
なのでいつもの話に退屈している方にはおすすめです。

裸足の花嫁【ハーレクイン文庫版】

リン・グレアム / 三好陽子

面白かったです。

俺様強引で疑い深く、嫉妬深いヒーローと義兄に性的嫌がらせを受け続けて、男性恐怖症になってしまったヒロイン。

特にヒーローの方はハーレの典型的なキャラですが、何故か、あまり嫌みを感じないのはヒーローの素直に反省して行いを正そうとする性格のせいでしょうか？

ヒロインが義兄のせいでトラウマを抱えてしまったのは理解できるし、姉や姪たちが大切だからこそ言い出せなかったというのも共感はできるのですが、そこはもう少し強くなっても良かったのではないかと。
でも、カウンセリングに通い、自ら殻を打ち破り現実と向き合い、トラウマを克服しようとする勇気と前向きな心は賞賛に値すると思います。

ラストはおきまりのハッピーエンド。
ただ、義兄が財産目当ての悪だったとはいえ、三人の子どもまでなしたお姉さんがあまりにも気の毒です。
義兄が事故で死んだのは悪行の報いとはいえ、何か、スッキリしないようにも思えました。

富豪ゆえの束縛

キャロル・モーティマー / 三好陽子

[Ikm]

©1985年

庭師のヒロインと富豪のヒーロー
影のあるヒーローに天真爛漫なヒロイン。
ヒロインが庭師で、考え事があると時間に関わらず夜でも芝刈りを始める。面白い設定です。芝刈りの音に驚いて初めて会う2人。
やり取りは面白くテンポよかったのですが、ヒーローが抱えている闇が大きすぎて可哀そう。
ヒロインがへこたれづ、強い。
面白かったです。

手なずけられた花嫁

スーザン・フォックス / 三好陽子

[Ikm]

@1999年

ヒロインの自分探しの物語。
いい話でした。
ヒロインが可哀想ででも強さに惹かれました。
ヒロインの母が全く酷い。最後まで連絡取った様子も描かれず、これって誰かの本当の話なのかなと思いました。こんな酷い親居るの？

リトル・ムーンライト ベティ・ニールズ選集 ７

ベティ・ニールズ / 三好陽子

良いベティ
90年代と割と最近のベティなので、ヒーローは自分の気持ちが見えてて、何くれとなく世話を焼いちゃう。
ヒロインが月明りの下、ヒーローに思いをはせてると、ヒーローも同じときにヒロインのことが気になってて…なんて最近の感情のぶつかり合いなハーレクインにはない描写にキュン♪

失われた時間

グレイス・グリーン / 三好陽子

13年前、メグに忘れられない思い出を残してサムは去った。友人の結婚式に出席するため再び町を訪れたサムの、何か苦悩を抱えているような表情がメグの記憶の中の彼と重なった。あの夜、妻の死を伝えられて悲しみに打ちひしがれるサムを、十代のメグは慰めた。
サムの悲しみが情熱に変わったとき、メグは彼を拒まなかった。彼を愛していたから。だからこそ、次の朝サムが何も言わずに去って行ったことに傷つき、今も彼に対して憤りと困惑を感じずにはいられない。「なぜ、君が僕を見るのも我慢できないという態度を取るのか、わけをきかせてもらおうか」サムは本気で言っているの？それなら、ますます真実を彼に話すわけにはいかない・・・。その時生まれた息子のことを・・・

愛したのは別人

サラ・クレイヴン / 三好陽子

[55555]

物足りないー★3.5

お互いに自分の事を隠して会い、段々と惹かれていくところは、映画「10日間で男を上手にフル方法」に似てるところがある。この映画大好きだったから、話も少し期待し過ぎてしまったのかもしれない。ヒーローがモテモテに格好いいのはよく描かれているのだけど、ヒーロー目線のヒロイン像だから何となくかよわかわいい？感じなのかな？って感じと、ヒーローの好みだったか、よくある運命的な感じだったんだろうって事でもう少し情報が欲しかった。ヒーローはいっそヒロインの事を文字にしてしまえば良かったのに、いっそ公開告白、公開プロポーズみたいな劇的な内容でも良かったな、あんな授賞式の後にひっそりとお互いの気持ち言わんでも、さ。それにヒロインだってもっと行動しても良かったよね。もっと二人が探り合いの心理合戦してる所よりも、仲良くしてる所、ちゃんと惹かれ合ってるって場面が欲しかったなーー、これで終わっちゃうのかーとかなりモヤモヤした

二度めの旅立ち

シャーロット・ラム / 三好陽子

[eri]

私向きではなかったかな

夫婦の再生愛なのですが、いつものハーレクインとは違って、何だか真面目な小説を読んてる感じだったかなぁ。決してつまらないストーリーではないんだけどドラマチックさには欠けるかなぁ。登場人物それぞれが実に興味深く、それぞれのストーリーがあって興味深かった

愛の金曜日

ジェシカ・スティール / 三好陽子

[Ikm]

©︎1992年

コミックと同じ。
ヒーローが何故ヒロインに惹かれたか納得できない。ヒロインは少し短気。可愛げは余り感じられないかな。

富豪ゆえの束縛

キャロル・モーティマー / 三好陽子

[けも]

うーん？

もっと違った書かれ方だったらな、と思う惜しい感じ。ヒロインにもヒーローにも好感イマイチだった。ヒーローなんて、ヒロインと出会ってからもパリで女性と寝たって言ってる。ヒロインに。珍しいヒーローだけど、ドン引き。これってどんな効果を狙った描写なの？俺に惚れるな？ってやつ？ヒロインも自分の行動で誰か失職するかもって学習しない愚かなお嬢さんだし。悲惨なヒーローの結婚生活の終わりの設定も空回り的。

ふたりのジョアンナ

サンドラ・マートン / 三好陽子

コミックス既読。
漫画の方がヒーローの性格がマイルドかな？ヒロインの言動が結婚後・結婚前・そして事故後と違ってて混乱するのは分かるけど。ただ記憶喪失になってしまったヒロイン本人に声を荒げてもね。
善人なヒーローとヒロインが悪意のある人物に騙され引っ掻き回される様がストーリーとしては楽しい。
それにしてもこの人物が本当にしたたか。そんな気の遠くなるような計画立ててないで早めにアプローチしておけばよかったのにと思わなくもない。

涙にぬれたプロポーズ ボスに恋愛中

ジェイン・ポーター / 三好陽子

王道の秘書ヒロインがボスに恋をして、実らない恋なんてもうやめる！と転職しようとしてると、横暴のヒーローが突然プロポーズ…☆ビジネスとして。



面白かった！
面白かったけど、なんでだろう？ヒーローがいまいちパッとしない気がしてならない。
あでも！あらすじではなかったけど、ヒロインが想像よりふくよかな体系で、自然体なヒロインにメロメロなヒーロー☆それを知らないヒロインは、少しネガティブだけど頑張って洗礼されたレディになろうとしてるところが微笑ましかったww
ま！面白かったってことでw良かった(^-^)

ふたりのジョアンナ

サンドラ・マートン / 三好陽子

お互いにメロメロだけど、話し合いが足りなくて、そこを邪魔者に突かれて…という感じ。
誤解が解ければ、メロメロラブラブで非常にアッサリ分かりやすいお話です。

手なずけられた花嫁

スーザン・フォックス / 三好陽子

スーザン・フォックスらしく悲惨な境遇のヒロイン。
タイプとしては「罪深き天使」のように、別の作品に悪役として出てきた人物にスポットを当て、こんな事情があったんだということ、彼女にも幸せはやってくるという話。
ロマ度はとても低い。
「ヒロインになれなくて」のスピンオフ

君がターゲット

ヘレン・ビアンチン / 三好陽子

[picovino]

華麗な二人

同じ舞台の別の二人の話がお気に入りで、その親友はどんなものだろう？という興味で読みました。
ヒーローが絵画をたしなむビジネスマンのためやりすぎだろ〜と思いましたが、まあ完全無欠な人物でしたからそんな人もありかも？！
ヒロインもいい人すぎました。育ちですかね。

ふたりのフィアンセ

サリー・ウェントワース / 三好陽子

[けも]

傷つけ合いすぎ。

唐突なハッピーエンドに少し引いてしまう。それほどずーーっと傷つけあってた。ヒロインの記憶喪失の実情も、短い期間で変わってしまったヒロインの性格も何だかよくわからない。ヒーローは献身的かと思ったら、最後はキレて最低の仕返しをするし、読後感悪い。

君を取り戻すまで【ハーレクインＳＰ文庫版】

ジャクリーン・バード / 三好陽子

[けも]

疲れる・・・

読み終えてドっと疲れを感じる話。諸悪の原因である邪魔者の秘書の意図がよくわからない。行動が謎すぎて、でも理由が書かれてない。このヘンな女のせいで夫婦が５年間離れてしまい、ヒーローがニブくてアホなのでもう少しで離婚に至るところだった。秘書がヒーローに横恋慕ならまだわかるけどレズだということが最後に明かされて余計に意味不明…。何がしたかったのか。その秘書の害をヒーローは知りながら首にできずに左遷、でも別れにはキスをするという不自然さ。普通、もっと怒るでしょ？ヒロインにベタ惚れていたんならさ。