【感想・ネタバレ】失われた時間のレビュー

あらすじ

彼はあの夜の出来事を覚えてもいない。私は彼にとってその程度の存在だったの……?■十三年前、メグに忘れられない思い出を残してサムは去った。友人の結婚式に出席するためふたたび町を訪れたサムの、何か苦悩を抱えているような表情がメグの記憶のなかの彼と重なった。あの夜、妻の死を伝えられて悲しみに打ちひしがれるサムを、十代のメグは慰めた。サムの悲しみが情熱に変わったとき、メグは彼を拒まなかった。彼を愛していたからだ。だからこそ、次の朝サムが何も言わずに去っていったことに傷つき、いまも彼に対して憤りと困惑を感じずにはいられない。「なぜ君が僕を見るのも我慢できないという態度をとるのか、わけを聞かせてもらおうか!」サムは本気で言っているの?それなら、ますます彼に真実を話すわけにはいかない……。

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Posted by ブクログ

13年前、メグに忘れられない思い出を残してサムは去った。友人の結婚式に出席するため再び町を訪れたサムの、何か苦悩を抱えているような表情がメグの記憶の中の彼と重なった。あの夜、妻の死を伝えられて悲しみに打ちひしがれるサムを、十代のメグは慰めた。
サムの悲しみが情熱に変わったとき、メグは彼を拒まなかった。彼を愛していたから。だからこそ、次の朝サムが何も言わずに去って行ったことに傷つき、今も彼に対して憤りと困惑を感じずにはいられない。「なぜ、君が僕を見るのも我慢できないという態度を取るのか、わけをきかせてもらおうか」サムは本気で言っているの?それなら、ますます真実を彼に話すわけにはいかない・・・。その時生まれた息子のことを・・・

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2012年04月22日

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