トナミショウのレビュー一覧

悪魔と退魔師、仲良くなってはいけない関係の二人が温かくてもどかしい関係になる物語。
幼女の悪魔ちゃん可愛い！
恐ろしい悪魔と言われてるけどこの悪魔ちゃんは純粋すぎる…

１～４巻一気に読んでしまいました。一途な悪魔ちゃんにじわじわ情が移り、イケオジ風な退魔士さんにも面倒見よすぎないか？とツッコミしながら読み進め、４巻最後でちょっとウルっとしてしまいました。

それだけじゃなくて表紙裏の少し先の未来がお前さんたち良かったね～と母目線になれました。
作者さま、ありがとう...続きを読む。

やわらかい画風だし、直接的にきつい描写が多いわけでもないんだけど、読んでいるとキュッと締め付けられるような切なさを感じてしまう…正しい表現か分からないけど、奴隷っていう存在がほんとうに奴隷らしく扱われていて考えさせられる部分がすごく多い。
きっとこういう社会体制が出来上がるまでには多くの問題や争い...続きを読むがあったんだろうなとか深堀したくなっちゃう話だ。
足りないこともものもたくさんあるけど、日々を頑張って生きてる二人が少しでも幸せでいられるといいなぁ…

ウイリアムが健気で泣けてくる

彼らにとって、色々生きづらくて切ない世の中だろうけど、幸せになって欲しいと心から思える作品。

完結です。
売れ残りで処分寸前の奴隷ウィリアムと、ワンコインでウィリアムを買った子供のタニア。
そんな2人の前にタニアの父が戻ってくる。

ウィリアムは頑張ってタニアを支えようとしてるけど、奴隷にできること、できないこと。
子供のタニアにできること、できないこと。
これが浮き彫りになる今作は、なんと...続きを読むなく2人が笑顔で暮らしていけそう。なんて、私は楽天的に考えていた。
ただ食べていければいいわけではない。そう言ったウィリアムはタニアの危機に何も出来ない自分を責めていた。
そんな2人に手を貸してくれたのは、今まで関わってきた人達だった。
ある件でのラウラの言葉が胸に痛い。お互いがお互いを思いやった結果なんだけど。それってとても難しいことだよね。

物語はこれで終わっちゃうけど、これから先もウィリアムとタニアの暮らしは続いていく。
ウィリアムがお父さんに宣言したとおりの未来になっていますように。大丈夫だろうけど。
奴隷制度も無くなる国になるといいな。

深刻さと温かさが同居する不思議な雰囲気の作品。
登場人物たちの感情が精緻に描かれていて、作品のテーマの複雑さをなんとか表現しようという気概が感じられる。
ここ100年で最も実験的な漫画の一つじゃと思うのう。

表紙を見た時にはどんな話やねん⁉︎と思ってましたが、いざ読み始めてみると…たしかに表紙通りだったのですが笑、思っても見なかったストーリー展開でびっくりしました。キャラも、設定も、展開も、どれも最高です。これは続きが気になります。

微笑ましいです。とくに雷の回とか。。
互いを思いやる気持ちが切ない

―だけでなく、つい現実にも重ねて人種差別（というより階級制度かな）にも考えが行ってしまう深さもあっておすすめです。

ずっと誰にも買われなかった奴隷のウィリアムと、両親に捨てられたタニアちゃんの物語。
絵柄が凄く可愛くて読みやすかったです。
心温まるストーリーで、続きも気になります。

悲しいお話なのかな？って思ったら、違った！
悲しい所ももちろんあるけど、お友達とか、良いキャラが居て良い!
がんばれp(^ ^)qって応援したいし、読むと元気をもらえる感じです❤

やっぱりこの二人の｢家族｣のやりとりとか好き。
奴隷と主人という関係は、人の目もあってすぐに解決するものではないけど、ご主人のタニアと中年奴隷のウィリアムは、お互いを思いやる気持ちがいっぱいで読んでいて本当に心があったかくなる。
時々言葉が足りなくてすれ違ったり話し合ったり解決してくのって、それって...続きを読むやっぱり家族だよね。
今回この二人の力になってくれるタニアの友達ラウラとそのお父さんラウルは、これからも力になってくれそうで頼もしい。あの強引さも含めて、常に及び腰のウィリアムをぐいぐい引っ張って欲しい。
そして、ウィリアムを売っていた奴隷商の主人とウィリアムの昔話は、胸が痛んだりほっこりしたりします。ウィリアムの人柄なのかいい人が集まってます。
こんなに心配してくれる商人いないよ…ウィリアム、良かったね…。
その主人の心配を吹き飛ばしたタニアの言葉は、まぁ、アレですよね。
娘さんを僕に下さい的な。
是非ともそうしてあげてください！！
中年奴隷のウィリアムに愛の手を！

のほほんとした感じがとても好きです。
ウィリアムにめっちゃ愛着湧いてます。

タニアちゃんの友達ラウラちゃん親子が本当に良い人達で、タニアちゃんがウィリアム(奴隷)に優しいのも差別意識が無いのも
友達親子の影響を受けて来たからだと思います。
ウィリアムやタニアちゃんの家族としての成長を少しずつ感じました。

「やさしい」しかない世界。
恋人、家族、友人、愛する人と手を繋ぎたくなるお話です。

両親が互いに愛人の元にいってしまい、一人で暮らしているタニアと、歳をとって売れ残っていた奴隷のウィリアム（ワンコイン価格）の主従関係ではなく家族になりたいタニアと、その気持ちが嬉しいけどタニアが笑われてしまうと抵抗するウィリアムのお話。
人の目はどこの世界でもありますが、タニアが好きであればあるほど...続きを読む、自分のことでタニアが笑われたくないと立派になろうと奮闘するおじさん。
そしてめげないタニアが可愛いです。雷に怯えるウィリアムは愛しい、｢あーーーー｣ってなるよ、あの状況は。
しっかり者で両親のことは割り切っているけど一人で食事をするのが寂しいって思うタニアは年相応で可哀想だけど愛しい。
ウィリアムの言動をしっぽの動きで嘘か本当か確認する術を覚えたね。
さらに描き下ろしのドッグフード（ウィリアムのご飯）は笑ったけど、ウィリアムには笑えないよね、泣いちゃうよね。

人間の少女とオジサン獣人?奴隷の2人がゆっくり家族になって行くお話です。
奴隷の存在が当たり前の世界で、この2人の家族愛が少しずつ育まれていく過程を丁寧に描かれていて、タニアちゃんとウィリアムを全力で応援したい気持ちになりました。
街並の描き込みも素晴らしいです。センスを感じました。次巻も楽しみ...続きを読むです。

奴隷は無力でした
歳をとって オッサンになって 売れ残って・・・

奴隷は無力でした
ワンコイン(499)で買われて 奴隷以上の扱いを受けて 迫る危機を何とかするチカラが無いことを

でも本当の家族ってこれだよなぁ〜
心温まる作品でした

ただただ可愛い。
そしてほっこり泣ける…。
幸せになって欲しい。

そんな2人のお話し。