あらすじ
売れ残り奴隷おじさんと小さなご主人様、家族になりたい二人のあったか切ない身分差ぐらし。「授業参観に誰も来ないのは寂しい……」家族のいないタニアからのお願いで、学校へ行くことになった奴隷のウィリアム。だけど教室には入れてもらえない! ご主人の願いを叶えることはできるの――!? 身分は違うけど……想い合って支え合って家族になっていこう。「次にくるマンガ大賞2021」Webマンガ部門にもノミネートされた話題作、読むと心があったかくなる第2巻登場です!
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ワンコインで販売される奴隷と訳アリ少女のあったか物語。
周りから笑われたって一緒に手をつないで歩きたい。
食事は一緒にテーブルで食べたい。
家族だと胸を張って言いたい。
純朴なタニアには「奴隷の扱い」なんて常識はありません。
身分の差も、種族の差もなく「家族」として一緒に生活してほしいだけなんです。
毎日を一緒に過ごす中で、二人の心が通い合う瞬間はとても微笑ましく、あたたかい気持ちになります。
周りの目や評価は自分にとって本当に必要なのか。
普通や常識とは何なのか。
他と違う自分はおかしいのか。
そう自分に問いかけたことのある人にぜひ読んでもらいたい作品です。
感情タグBEST3
がんばれ!
悲しいお話なのかな?って思ったら、違った!
悲しい所ももちろんあるけど、お友達とか、良いキャラが居て良い!
がんばれp(^ ^)qって応援したいし、読むと元気をもらえる感じです❤
Posted by ブクログ
やっぱりこの二人の「家族」のやりとりとか好き。
奴隷と主人という関係は、人の目もあってすぐに解決するものではないけど、ご主人のタニアと中年奴隷のウィリアムは、お互いを思いやる気持ちがいっぱいで読んでいて本当に心があったかくなる。
時々言葉が足りなくてすれ違ったり話し合ったり解決してくのって、それってやっぱり家族だよね。
今回この二人の力になってくれるタニアの友達ラウラとそのお父さんラウルは、これからも力になってくれそうで頼もしい。あの強引さも含めて、常に及び腰のウィリアムをぐいぐい引っ張って欲しい。
そして、ウィリアムを売っていた奴隷商の主人とウィリアムの昔話は、胸が痛んだりほっこりしたりします。ウィリアムの人柄なのかいい人が集まってます。
こんなに心配してくれる商人いないよ…ウィリアム、良かったね…。
その主人の心配を吹き飛ばしたタニアの言葉は、まぁ、アレですよね。
娘さんを僕に下さい的な。
是非ともそうしてあげてください!!
中年奴隷のウィリアムに愛の手を!
匿名
友達親子神
タニアちゃんの友達ラウラちゃん親子が本当に良い人達で、タニアちゃんがウィリアム(奴隷)に優しいのも差別意識が無いのも
友達親子の影響を受けて来たからだと思います。
ウィリアムやタニアちゃんの家族としての成長を少しずつ感じました。
家族
奴隷は奴隷。という世界の中家族を求めて奴隷を買った少女は日々の食事や学費に悩みつつも奴隷と仲良く暮らしています。周りの視線、意見は変わらないままですが、まっすぐ大切な家族だと断言する姿勢はとてもかっこよく見えました。このまま仲の良い2人の生活を見守っていきたいです。