小塩真司のレビュー一覧

  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

    Posted by ブクログ

    性格について論じた本。性格の年齢差、地域差、男女差に関するさまざまな言説や、結婚相手や職業選択といった人生の決断と性格との関連など多くの観点から性格を論じている。ふと「性格が〜」と言ってしまう場面に対して、研究を提示して実証していくのがとても興味深かった。1冊を通して何か結論に向かっていくというスタイルではなく、性格に関するさまざまな研究をまとめた辞典的な本である。

    0
    2020年09月05日
  • 性格がいい人、悪い人の科学

    Posted by ブクログ

    ざっくりとパーソナリティ研究を把握するのに適している。文章は読みやすい。込み入った研究方法や研究成果の記述は少なく,読者が自分自身の日常に関連付けやすい。

    日本文化(東アジア)で承認されている性格特性が研究において埋没している可能性の指摘あり。

    0
    2019年06月02日
  • 性格診断ブームを問う 心理学からの警鐘

    Posted by ブクログ

    MBTI(16Personalities)はほんとよく見かける。割と論理的に考えそうな人なんかもはまってるのを見て、いろいろ気になってたので読んでみた。この手のお手軽性格診断の是非の話。

    そもそも16PersonalitiesのMBTIはほんとのMBTIじゃないよって話から知らなかったのでびっくり。その他I章はいろいろ前提となる知識が紹介されていてまあよかったのだが。

    II章III章は、この手の性格診断への反論的な話なのだが、この本題に入ってからがどうも根拠の不明な話が続いて残念。MBTIもどき、MBTI, あるいは紹介されてるビッグ・ファイブ・パーソナリティのそれぞれが実際にどういう条件

    0
    2025年12月08日
  • 心理尺度構成の方法 基礎から実践まで

    Posted by ブクログ

    やさしい心理尺度の作り方,というハウツー本ではない。読むのにある程度の基礎知識が必要。尺度構成に関するトピックを網羅している。尺度開発をしようとする院生や研究者向け。

    0
    2025年11月12日
  • 性格診断ブームを問う 心理学からの警鐘

    Posted by ブクログ

    エセMBTIが数年前から流行していることについて,パーソナリティ心理学者のコメント。本家のMBTIについて知ってほしい。ネットでできるタイプ分けを目的とするものではない。日本での流行の素地はリクルートにありそう。そもそも性格検査というものはどういうものか。基本的な知識を知り,理解してほしい。しかし,流行しているのも事実であり,ある種の人間らしさ。何となく科学的権威有,確証バイアス,バーナム効果,自己成就的予言,所属欲求…。そろそろ血液型がまた流行してくる頃かな。クリティカルシンキングの指標として使える。

    0
    2025年08月14日
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    MBTIの診断の結果が変わっていて、性格って何?と思い手に取った。

    本書は基本的にビッグファイブという性格を表現する5つの次元(外向性、神経症傾向、開放性、協調性、勤勉性)の指標を使って書かれている。この5つの指標は全てが突出しているから良いというわけでなく、組み合わせやそれぞれのバランス、時と場合による良し悪しを理解することが不可欠らしい。

    また、年齢、育った環境、場所、性別による性格の差があることも言及されている。

    特に面白かったのは第二章の最後で、性格を考えることが場所の特徴を考えることにも接続するというもの。地域や場所に応じて人の性格に違いがあって(ただし、個人差はあるし、地域間

    0
    2025年08月05日
  • 性格がいい人、悪い人の科学

    Posted by ブクログ

    一概にこの性格がよくてこの性格は悪いとは言えないことが書かれてあった。それぞれの性格でメリットデメリットがある。ただ自己愛、マキャベリアニズム、サイコパシー、身体的攻撃性、仮想的有能感は迷惑な性格として紹介されて、メリットはほぼ書かれていなかった。勤勉性のプラスはメリットは多く書かれていたが、デメリットはなぜか書かれていない。勤勉性のプラス要素が多い人は長生きな傾向としているが、本当なのか?(根拠が書かれてなくて信憑性に欠ける)どんな性格にもメリットデメリットがあることを紹介しているが、筆者の価値観には勤勉性のプラスにデメリットは感じていないのか、気になった。この本の評価が低めなのは謎である。

    0
    2025年07月31日
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

    Posted by ブクログ

    性格は年齢によっても環境によっても変わるから、自分の性格をある程度理解して居心地のいいところで生きよう!

    国による自尊心の違いは国の文化とか歴史も関係ありそう。
    住んでいる地域によって人々の性格によって変わるのか、人々の性格によって地域が変わっていくのか、複雑で面白かった。

    0
    2025年03月08日
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

    Posted by ブクログ

    最新の性格心理学研究の現在地を知るのに良いと思います。
    性格心理学には、タイプ別診断的な類型論と、構成要素の大小をパラメータのようなイメージで捉える特性論がある。
    それぞれ長短あるが、類型論は全体傾向を掴むのには便利だけど、間違えがち偏見生みがち。特性論は細かすぎてだからなんなの?ってなりがち。
    性格は、変化していくことが確認されているし、国や地域、年齢、性別などで傾向性があるっぽいことは確認されてるけど、個人差の方が大きいから囚われる意味はあまりない。
    男性の方が女性より身長が高い傾向にあるものの、全ての男性が背が高いとはいえないのと同じ。そりゃそうだ。
    性格心理学の研究者が、現時点では気に

    0
    2024年12月05日
  • 性格がいい人、悪い人の科学

    Posted by ブクログ

    パーソナリティ心理学専攻の教授による本。数々の性格のタイプ、心理テストの事例などから人の性格を分析している。

    タイトルから導きだされる各種分析から、最終章では「社会に望まれるのはどんな人」というサブタイトルで、「多様性」について問題提起をしている。ここの内容がやや目から鱗だった。

    試験の点数だけでなく多様性を持った人を集めるために面接も併用、という方法に対し「かえって均質化されたフィルターを通して多様性が失われるのでは」という指摘はもっともだと思えた。筆者は面接を全否定はしていない。結局のところ「評価基準」を面接官側がどう設定するかが重要。

    面接の話だけではない。他者の異なる考え方をどれ

    0
    2022年10月29日
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

    Posted by ブクログ

    性格の5つの次元(ビッグファイブ)
    ・外向性
    ・神経症傾向
    ・開放性
    ・協調性
    ・勤勉性

    上記をもとに自己分析してみると、自分の性格がよく理解できそう。

    0
    2021年07月14日
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

    Posted by ブクログ

    性格の変化について知りたくて読んだ。
    研究の内容多めで、よく分からないとこもあった。

    私的には、5章が面白かった。

    0
    2021年04月06日
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

    Posted by ブクログ

    性格とは何か?性格の分類方法と、分類項目別の特徴とその傾向について、年齢・地域・性差・一生の変化などについての相関の有無の研究成果と性格の生かし方について紹介した心理学者の新書

    0
    2020年12月14日
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

    Posted by ブクログ

    何となく感じている性格に関する知識が、改めてデータを用いて実証されている。性格の完成については意外な結果で、人はある程度の年齢になると性格は変えられないんだろうな、と思っていたが、意識や習慣によってゆるやかに成長し続けると聞き希望が持てた。ただ、結局のところ「人による」というのが結論で、絶対は存在しないとのこと。

    どのような性格であっても、風土や環境によってのびのびと暮らせる可能性があるのであれば、自分の心惹かれる方を素直に選択していく重要性を感じた。人生のビッグイベントを経て、私も少しずつ成長していきたいものだ。

    0
    2020年08月25日