小塩真司のレビュー一覧

  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

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    いろいろ心理検査や世界と比べたときの国民性等から性格について知ることができました。

    自身の傾向を把握していると、周りと関わるときに少し楽になるような気がしました。

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    2024年07月11日
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

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    性格とは何か?いつ安定するのか?地域差、年代差はあるのか?加えて、性格が人生に及ぼす影響に迫る。

    主にビッグファイブに基づいて性格が論じられる。性格は変化し続け、地域差、年代差があるとする。
    一方で、差があると言っても統計上その差は大きくないことも述べている。国内外のメタ分析を用いた研究を多数引用し、説得力ある文章だったと思う。

    性格は行動を変えることで変容できるが、適応の結果である性格を大切にするべきとの意見に納得した。

    性格を知ることでどのように環境を調整すればいいか考えるヒントになると締めくくっている。

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    2022年04月05日
  • レジリエンスの心理学

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    レジリエンスを風に吹かれた木に例えていることが多い、と言われている意味が分かってきた。
     単に回復して元気になるというだけではない、様々な様態があることが理解される。
     卒論でも教育実習で失敗してどのようなレジリエンスがあったかということでもテーマになる。
    ☆カテゴリーのタブが反応しなくなったのはなぜだろうか?心理学を改めて追加した。

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    2021年11月30日
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

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    4章と5章が面白い

    こういう心理系の本の中で真面目?で読みやすい本は珍しいのでありがたいです。

    指導教官エピが個人的に好きです。

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    2021年05月28日
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

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    性格あたりの分野は、アカデミックな議論がないがしろになりがちだが、こちらは専門家のレビュー付きなので、有用。
    また話のねたにつかわせていただきます。

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    2020年11月14日
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

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    性格は歳とともに変わる。勤勉な人の方がコミニュケーション能力が高い人より社会で成功する。内向的な性格から外向的な性格へ、訓練すれば変えられる。

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    2020年10月18日
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

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    ビックファイブによる性格の分類
    ・外向性
    ・神経症傾向
    ・開放性
    ・協調性
    ・勤勉性

    勤勉性が高い人は長生きしやすい。欲情を我慢することが快感となり、ストレスを感じることなく健康に生きてくるからかもしれないという。
    協調性においては男性よりも女性の方が高いのは、老後のコミュニティやご近所さんの繋がりを見ても納得する部分もあります。
    また学生時代まで神経症傾向に男女差がないが、社会に出てから拡がるのも、まだまたま男社会な部分があるのだなと納得したり。

    住む場所、交遊関係、家族のあり方が性格を形作っていくと思うと、普段から意識して行動することは大切。

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    2020年09月20日
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

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    性格について論じた本。性格の年齢差、地域差、男女差に関するさまざまな言説や、結婚相手や職業選択といった人生の決断と性格との関連など多くの観点から性格を論じている。ふと「性格が〜」と言ってしまう場面に対して、研究を提示して実証していくのがとても興味深かった。1冊を通して何か結論に向かっていくというスタイルではなく、性格に関するさまざまな研究をまとめた辞典的な本である。

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    2020年09月05日
  • 性格がいい人、悪い人の科学

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    ざっくりとパーソナリティ研究を把握するのに適している。文章は読みやすい。込み入った研究方法や研究成果の記述は少なく,読者が自分自身の日常に関連付けやすい。

    日本文化(東アジア)で承認されている性格特性が研究において埋没している可能性の指摘あり。

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    2019年06月02日
  • 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学

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    ダース・ベイダー!

    違う

    いや違わない

    筆者は「ダークな性格」として、典型的なものは「マキャベリアニズム」「サイコパシー」「ナルシシズム」「サディズム」の四つであるとして、様々な面から論考を重ねる

    で、読んだ結果、やはりわいの性格としては「ダーク」からは遠いところにいそう
    もちろんそういった要素が皆無というわけではないけども
    でもそりゃそうスカイウォーカーの名を継ぐ者としてはそりゃそう

    そして筆者は最後に、その「ダークな性格」は、環境によって抑制されることもあるし、そもそも人類にとって「ダークな性格」って必要なのかもしれないよという壮大なまとめ

    まぁ、なんだかよくわからんかった

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    2025年12月05日
  • 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学

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    結局性格が悪いとはどういうことだったんだ…?
    人間だからね仕方ないねみたいなことしか分からなかった
    読解力が無くてごめんなさい

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    2025年11月19日
  • 心理尺度構成の方法 基礎から実践まで

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    やさしい心理尺度の作り方,というハウツー本ではない。読むのにある程度の基礎知識が必要。尺度構成に関するトピックを網羅している。尺度開発をしようとする院生や研究者向け。

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    2025年11月12日
  • 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学

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    性格の要素や用語など分かりやすく説明してくれていて、心理学ミリしら勢は「ほえー!そうなんやー!」と楽しく読みました。
    悪いとされている性格のことをまとめて『ダークな性格』と表現されていることに厨二心がくすぐられました。マキャベリアニズム、サイコパシー、ナルシシズムとかね、厨二心くすぐられる。
    2章3章あたりの、ダークな性格の人たちの社会での立ち居振る舞いの傾向の話は、あまり新たな発見もなく…まぁそうやろな…という印象でしたが、ダークな人物の内面以降また面白くて満足度高かったです。ダークな性格の人たちって、創作物ではカッコいいし、現実にも我が道を行ってるイメージでしたが、実は内面で苦悩してて孤独

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    2025年10月28日
  • 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学

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    心理学では認知心理学の中にパーソナリティ心理学を研究する分野があるらしい。そして、海外では研究が進んでいて、性格が悪い事自体を否定する訳ではなく、人類の進化の過程で淘汰されてきた訳ではなく残ってきているから、必要だよね、みたいな感じで受け止めた考え方をしている。心理学でいう性格悪いは、マキャベリスト、サディスト、サイコパス、あとなんかもう一個、に分けられるらしい。人を性格で分類分けしたり、この性格はこの傾向がある、みたいな事を研究してることは分かった。で、実生活にどう活かせるか、でいうと、やっぱりそういう性格以外にも色んな性格とか才能とかあるけど、そういうのも成長と共に変化するし、先天性のもの

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    2025年10月19日
  • 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学

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    あなたの周りに性格が悪い人、いますか?

    この本では以下4つの典型的な"ダークな性格の特徴"について主に言及しています。

    ①マキャベリズム:自分のリア駅のために戦略的かつ無慈悲に他者を利用する傾向
    ②サイコパシー:感情反応に欠け冷淡で、自己コントロールが欠如しており衝動的な傾向
    ③ナルシシズム:自分自身を誇大な方向へと導くすべてを採り入れようとする傾向
    ④サディズム:意図的に他者に肉体的苦痛や精神的苦痛を与えたり、苦しむ様子を見て快感情を抱く傾向

    こういったダークな性格が社会的な成功につながるのか、こういった傾向を持つ人たちの内面はどうなっているのか、性格の悪さは遺伝す

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    2025年09月27日
  • 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学

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    題名と作者を見て、読んでみました。作者の著書でだいぶ卒論と修論を助けてもらった覚えがあります。そんな著者が性格の研究をしていたなんて、と思い手に取りました。
    ダークサイドと言われるサイコパスやマキャベリズム等の研究の概観から始まり、性格の特性研究の紹介があり、盛りだくさんの内容でした。
    オチはそんな感じですよね、といった感じでした。

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    2025年08月28日
  • 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学

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    性格の悪さは誰の中にも存在する。本書ではマキャベリアニズム、サイコパシー、ナルシシズム、サディズムといった典型的な「ダークな性格」が紹介され、それぞれが人間関係や仕事、恋愛などにどう影響するのかが分析されている。読んでいると「性格の悪さ=排除すべきもの」ではなく、社会の多様性を支える一要素でもあることが分かる。確かに、ダークな側面があるからこそリーダーシップや創造性につながる場合もあるのだろう。私自身も完全に「性格が良い人間」とは言えず、時にダークな部分を自覚するが、それもまた状況によっては役立つのだと前向きに捉えられるようになった。

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    2025年08月22日
  • 性格診断ブームを問う 心理学からの警鐘

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    エセMBTIが数年前から流行していることについて,パーソナリティ心理学者のコメント。本家のMBTIについて知ってほしい。ネットでできるタイプ分けを目的とするものではない。日本での流行の素地はリクルートにありそう。そもそも性格検査というものはどういうものか。基本的な知識を知り,理解してほしい。しかし,流行しているのも事実であり,ある種の人間らしさ。何となく科学的権威有,確証バイアス,バーナム効果,自己成就的予言,所属欲求…。そろそろ血液型がまた流行してくる頃かな。クリティカルシンキングの指標として使える。

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    2025年08月14日
  • 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学

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    電子書籍が割引で買えたので購入
    期待してた以上に面白かった

    「性格が悪い」の要素を3〜4つに分類する説明方法は分かりやすい
    良いか悪いかの択一的な問題ではなく、グラデーションの中での位置付けの問題というのも、言われてみればその通りで納得

    自分はどうか、仕事で関わり合う困った人たちや、国内や海外のあの政治家はどのん位置付けかを考えながら読む
    本書の議論は抽象的な議論が多かったけど、自分なりに対人対応に役に立ちそう

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    2025年08月11日
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

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    ネタバレ

    MBTIの診断の結果が変わっていて、性格って何?と思い手に取った。

    本書は基本的にビッグファイブという性格を表現する5つの次元(外向性、神経症傾向、開放性、協調性、勤勉性)の指標を使って書かれている。この5つの指標は全てが突出しているから良いというわけでなく、組み合わせやそれぞれのバランス、時と場合による良し悪しを理解することが不可欠らしい。

    また、年齢、育った環境、場所、性別による性格の差があることも言及されている。

    特に面白かったのは第二章の最後で、性格を考えることが場所の特徴を考えることにも接続するというもの。地域や場所に応じて人の性格に違いがあって(ただし、個人差はあるし、地域間

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    2025年08月05日