小塩真司のレビュー一覧
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ビックファイブによる性格の分類
・外向性
・神経症傾向
・開放性
・協調性
・勤勉性
勤勉性が高い人は長生きしやすい。欲情を我慢することが快感となり、ストレスを感じることなく健康に生きてくるからかもしれないという。
協調性においては男性よりも女性の方が高いのは、老後のコミュニティやご近所さんの繋がりを見ても納得する部分もあります。
また学生時代まで神経症傾向に男女差がないが、社会に出てから拡がるのも、まだまたま男社会な部分があるのだなと納得したり。
住む場所、交遊関係、家族のあり方が性格を形作っていくと思うと、普段から意識して行動することは大切。 -
Posted by ブクログ
ダース・ベイダー!
違う
いや違わない
筆者は「ダークな性格」として、典型的なものは「マキャベリアニズム」「サイコパシー」「ナルシシズム」「サディズム」の四つであるとして、様々な面から論考を重ねる
で、読んだ結果、やはりわいの性格としては「ダーク」からは遠いところにいそう
もちろんそういった要素が皆無というわけではないけども
でもそりゃそうスカイウォーカーの名を継ぐ者としてはそりゃそう
そして筆者は最後に、その「ダークな性格」は、環境によって抑制されることもあるし、そもそも人類にとって「ダークな性格」って必要なのかもしれないよという壮大なまとめ
まぁ、なんだかよくわからんかった
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Posted by ブクログ
性格の要素や用語など分かりやすく説明してくれていて、心理学ミリしら勢は「ほえー!そうなんやー!」と楽しく読みました。
悪いとされている性格のことをまとめて『ダークな性格』と表現されていることに厨二心がくすぐられました。マキャベリアニズム、サイコパシー、ナルシシズムとかね、厨二心くすぐられる。
2章3章あたりの、ダークな性格の人たちの社会での立ち居振る舞いの傾向の話は、あまり新たな発見もなく…まぁそうやろな…という印象でしたが、ダークな人物の内面以降また面白くて満足度高かったです。ダークな性格の人たちって、創作物ではカッコいいし、現実にも我が道を行ってるイメージでしたが、実は内面で苦悩してて孤独 -
Posted by ブクログ
心理学では認知心理学の中にパーソナリティ心理学を研究する分野があるらしい。そして、海外では研究が進んでいて、性格が悪い事自体を否定する訳ではなく、人類の進化の過程で淘汰されてきた訳ではなく残ってきているから、必要だよね、みたいな感じで受け止めた考え方をしている。心理学でいう性格悪いは、マキャベリスト、サディスト、サイコパス、あとなんかもう一個、に分けられるらしい。人を性格で分類分けしたり、この性格はこの傾向がある、みたいな事を研究してることは分かった。で、実生活にどう活かせるか、でいうと、やっぱりそういう性格以外にも色んな性格とか才能とかあるけど、そういうのも成長と共に変化するし、先天性のもの
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Posted by ブクログ
あなたの周りに性格が悪い人、いますか?
この本では以下4つの典型的な"ダークな性格の特徴"について主に言及しています。
①マキャベリズム:自分のリア駅のために戦略的かつ無慈悲に他者を利用する傾向
②サイコパシー:感情反応に欠け冷淡で、自己コントロールが欠如しており衝動的な傾向
③ナルシシズム:自分自身を誇大な方向へと導くすべてを採り入れようとする傾向
④サディズム:意図的に他者に肉体的苦痛や精神的苦痛を与えたり、苦しむ様子を見て快感情を抱く傾向
こういったダークな性格が社会的な成功につながるのか、こういった傾向を持つ人たちの内面はどうなっているのか、性格の悪さは遺伝す -
Posted by ブクログ
ネタバレMBTIの診断の結果が変わっていて、性格って何?と思い手に取った。
本書は基本的にビッグファイブという性格を表現する5つの次元(外向性、神経症傾向、開放性、協調性、勤勉性)の指標を使って書かれている。この5つの指標は全てが突出しているから良いというわけでなく、組み合わせやそれぞれのバランス、時と場合による良し悪しを理解することが不可欠らしい。
また、年齢、育った環境、場所、性別による性格の差があることも言及されている。
特に面白かったのは第二章の最後で、性格を考えることが場所の特徴を考えることにも接続するというもの。地域や場所に応じて人の性格に違いがあって(ただし、個人差はあるし、地域間