浦沢直樹のレビュー一覧

  • 20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 1

    Posted by ブクログ

    2008年公開の同名タイトルの映画が購入のきっかけ。1973、21世紀のある年、1997、1969と時代が前後しながら進行するストーリーに、漫画にも惹きこまれた。回想シーンのいろいろな事物が、ほぼ同世代のためにありありと思い出されるのも良かった。

    0
    2015年03月04日
  • 20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 2

    Posted by ブクログ

    ユキジ、オッチョが物語のキーパーソンとして動き出した。ホームレスの神様も良い味を出している。映画でも衝撃的だったシーン:〝ともだち〟から逃れてきた謎の男がケンヂに地球の存亡を託す場面は緊張感がある。姉キリコの回想では、ケンヂに注がれる無償の愛を感じた。

    0
    2015年03月04日
  • 20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 3

    Posted by ブクログ

    ケンヂの仲間は簡単には集まらなかったんだ。人生で背負うものが重いと思い切るのは難しいってこと。ケンヂだけが〝ともだち〟に立ち向かう決意をするのが格好良い。オッチョも登場だ。

    0
    2017年08月14日
  • 20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 4

    Posted by ブクログ

    オッチョがタイでの活動を切り上げざるを得なくなる事件に、既存の裏組織と〝ともだち〟組織の暗躍があった。有名なあの台詞「ケーンヂくん! あーそーびーまーしょ!」が出てきた(笑)敷島教授って、実在のO槻教授にそっくり。映画では原作と似ているキャラが多いと感じたが……本書の初版の時期を見ると2001年3月なので、雑誌連載時を考えると同時代のパラレルワールドという目で見ても面白いな。

    0
    2017年08月20日
  • 20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 8

    Posted by ブクログ

    本集の副題は「ケンヂの歌」歌詞にコードを当てて数ページを使い熱唱。音楽の素養のない自分は映画で歌われたメロディーを思い出しながら読んだが、どうもしっくりこなかった。小泉響子がいい感じで活躍している。キャラ的に好きかも。

    0
    2017年08月14日
  • 20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 9

    Posted by ブクログ

    ヨシツネがぎりぎりのところで小泉響子を救った。カンナは持ち前の力でマフィアを束ねて法王暗殺を阻止しようとする。オッチョ・ユキジもこの動線に加わり「しんよげんの書」の暗示する未来へ向かう。巻数からするとまだ序盤で、この引っ張りはすごい。

    0
    2017年08月14日
  • 20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 10

    Posted by ブクログ

    小泉響子を襲う災難は加速度的に面白くなっていく。〝ともだち〟側の人間として登場したサダキヨだが、小泉を守る側になった心境の変化の理由が今一つ判らなかった。老人施設に入っていた恩師に会って、彼は救済されたはずだが……

    0
    2017年08月20日
  • 20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 11

    Posted by ブクログ

    出生の秘密を知り荒れてしまうカンナ。しかし回想のケンヂが彼女の心を取り戻していく。フクベエ、モンちゃんに続きサダキヨも死んでしまった。悪夢のような未来でこの先何人の同級生が犠牲になるのか? という不安感が否応なくあおられる。物語は、今読んでいる2014年を追い越していこうとしている、不思議な感覚を持って読んでいる。

    0
    2015年03月04日
  • 20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 12

    Posted by ブクログ

    マルオは国民的歌手・春波夫の付き人として生きていた。理科室のメッセージに気づき、ヤマネへたどり着いたオッチョ。物語のピースが少しずつ埋まっていくが……フクベエが生きていたとは!?(って死んじゃうけど)

    0
    2017年08月20日
  • 20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 13

    Posted by ブクログ

    〝ともだち〟の死を万丈目たちも認めたが、世界の終末に向けた暴走は止まらない。ヤマネの告白を再現するオッチョ。それは〝ともだち〟が描いた恐ろしい計画だ。春波夫のケンヂとのつながりや、今はそば職人のケロヨンのことなど、ケンヂにつながりケンヂへの裏切りを悔やむ念から〝ともだち〟に立ち向かう決意を感じられて嬉しくなった。

    0
    2015年03月04日
  • 20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 14

    Posted by ブクログ

    再びバーチャルな'70年代へ行くことになったヨシツネたち。そこで(読者には知らされないけど)〝ともだち〟に関する重大な事を気づく。そして頭部の包帯に例のマークを描いた〝ともだち〟が復活! どんなトリックなのか? ってまったく忘れている……

    0
    2017年08月20日
  • 20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 15

    Posted by ブクログ

    いきなりイタリアの出来事から入った本集では、ローマ教皇庁ですら〝ともだち〟が浸潤していることを読者は知ることになる。そして2015万博での〝ともだち〟の復活劇は、人々を狂信的にさせるに足る演出だった。巻末では遂にケンヂが!

    0
    2017年08月14日
  • 20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 16

    Posted by ブクログ

    カバーのタッチが変わり、カラーページが挿入された。巻数はもう終盤なのだが、人気が上昇してきたということだろう。イジメられっ子のサダキヨ、傲慢で裏表のあるフクベエ、自己中心的な力関係で友人と接するケンヂたち。それは子どもの社会で普通に繰り広げられている風景なのかも知れない。〝ともだち〟が作り上げた「昭和」の街で暮らす人々は、塀で囲まれた世界に疑問を持たない人々がほとんどで、現代の風刺とも受け取れる。

    0
    2015年03月04日
  • 20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 17

    Posted by ブクログ

    サナエとカツオの活躍が嬉しい。〝ともだち〟に支配されたと思われた東京で、その不自然さに気付いた子供たちだ。ケンヂも生きていた。自分が子どもの頃に流行ったモノが紙面に溢れてくる。最後は「あしたのジョー」か?!

    0
    2015年03月03日
  • BILLY BAT(14)

    Posted by ブクログ

    一つの終わり。
    それはあくまで、歴史が枝分かれした分流の話。本当の終末は、まだまだ先。

    ・・・なのだろうね。

    0
    2015年03月03日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 18

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    14-18巻。いやーついに完読。しかし、やっぱ難しいな。すっきりしない。最後の空のベッドってヨハンがまたどっかに行ったってこと?ヨハンの本当の名前は何だったの?お母さんはどうして生きていたの?どうして一人の手を離したの?どうして二人とも女の子の恰好をしてたの?511キンダーハイムにはヨハンはどうして入ることになったんだっけ?何回も読まないと理解できないわ。でも面白かった。ヒトラーがユダヤ人を抹殺しようとしたんだから、こんな子どもを洗脳するような計画があってもおかしくない気がする。あぁ恐ろしい。子どもがかわいそうだ。

    1
    2014年09月18日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鈴木さんのお勧め漫画。ようやく読み始める。1~3巻一気読み。さすが鈴木さんオススメだけあって面白い。ドイツが舞台なので、殺された人たちの名前が覚えきれず、ごっちゃになるのが難点か。3巻のはじめに出てくる無差別テロの人たち、急にテンマがその事件を知ってたていで話が進むのが不満。普通、背景のニュースでその事件をやってるとか、伏線があるもんじゃね。この先どういう展開になるのか楽しみだ。

    0
    2014年07月21日
  • BILLY BAT(11)

    Posted by ブクログ

    浦沢先生の一大IF歴史サスペンス?最新作。歴史の裏に見え隠れする“ビリーバット”の謎もだんだん核心に迫ってきた感あり(気のせい?)。ディズニーを挑発的にもじったりしてホント浦沢先生イカすw

    0
    2014年07月20日
  • BILLY BAT(14)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「来栖、ついに月へ行く」
    荒唐無稽な話であるにも関わらず、それがあたかも現実と地続きであるような説得力を持たせるのは浦澤先生の天才たる所以ですね!
    でも、ケヴィンがマンガ描くのと、来栖が月に行くのは同じ時間での出来事?何だか、訓練もそこそこに、すごくあっという間に月に行ったような印象が……

    1巻からの流れを来栖目線で追うので、解答編としてスッキリ度高いです。何がどうなったら完結なのかは想像もつきませんが、もやもやでなく、スッキリとした完結を望みます!

    0
    2014年05月09日
  • BILLY BAT(13)

    Posted by ブクログ

    13巻ラストで最終回の提示。

    「モンスター」「20世紀」と世界の終わりとはなんぞや?みたいなテイストが多いですね。
    古今東西ぐちゃまぜにした、都市伝説&陰謀論。この先コウモリたちがどんな風に描くんでしょうか。

    0
    2014年01月26日