伊東フミのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
借りたもの。
夫婦間のコミュニケーションにおける障害の原因が生育環境に由来する“考え方のクセ”から起こっていることを提唱した一冊。
タイトルが以前流行った“男女(脳)あるある”な本のようで、本質はそうではないという切り口が斬新だった。
同著者が提唱する「愛着障害」に関する本を何冊か読んでいる。内容はそれとほぼ同じ。ただし、コミックになって読みやすいこと、マンガの絵の綺麗さ、可愛らしさで、家族間(親子、夫婦共に)のコミュニケーション不和の不愉快さが緩和される。
コミックは「不安型」と「回避型」に分類される夫婦のケースで進んでゆく。
それらを見ていると、生きづらさ、それに起因する後天的な精神疾患 -
Posted by ブクログ
1巻は久世課長の変態の印象が強かったけど(笑)、今回はウェディングプランナーのお仕事エピソードの割合が多くて、久世課長の登場も最初と最後ぐらいだったので、全体的に普通に?お仕事小説として読めました。それはちょっと寂しいような気もしますが。新人の財前さん、いろんな意味で手強い相手ですが、彼女が言うような事を私自身言われたことがあるので、香澄ちゃんと同じで納得いくようないなかいような、悶々とした気分になったことを思い出しました。久世課長、本物の愛を自覚するのか。振り回される香澄ちゃん、かわいそうに。だからこんなこじらせ野郎より武内さんにしとけばよかったのに。
-
Posted by ブクログ
"不安型愛着スタイル"と"回避型愛着スタイル"
私はまさに前者で、夫は後者に近いものがある。
自分のことばかりに必死で相手の傾向まで考える余裕もなかったので、今回特徴などを知れて良かった。
「心の安定基地をつくる」
本音の伝え方も聞き出し方も「回避型」向けに工夫すればいい。
できるだけ感情的にならない
✕ なんで〜!?
◎ どうして〜?(ほがらかに)
依存的に受け取られないような言葉を選ぶ
✕ なんで〇〇してくれないの!?
◎ 良かったら〇〇してほしいな〜ムリなら大丈夫!
事実に基づいて話す
✕ (どうせ〇〇なはず・・・)〇 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私にできることは、あなたの幸せを演出すること!
絶世のブスである自覚を持ち、それゆえに誰かの幸せな瞬間を演出したいとウェディングプランナーの仕事に励む北條香澄。異動してきた美形の年下上司・久世課長にいきなり求婚されるが——。
久世課長がどう考えてもひどい。いくらなんでもサイコパスすぎない? 本当に物は言いようだと思いつつ、主人公があまりにも挫けないので一気に読んでしまった。笑えるか笑えないか、ギリギリのラインを突っ走っている。ウェディングプランナーのお仕事小説としては、仕事のハードさも描かれていて、なかなか面白い。
外見については繊細なもので、確かに自分より美女のウェディングプランナーを