あらすじ
「絶世のブス」ながらウェディングプランナーとして活躍するわたし、北條香澄は、フラワーショップに「わたし並みにブス」な城ノ宮さんが配属されたことに思いがけず動揺していた。「意識の高いB専」久世課長の目に彼女はどう映るのか……。そんな時、城ノ宮さんが先輩プランナーの玲子さんを陥れようとしたのを知ってしまい!? 笑って泣ける痛快お仕事小説!
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Posted by ブクログ
メインのエピソード3つ
・新キャラ城ノ宮さんの抱える闇
・一人の新郎を巡って同じ日に式を挙げようとする新婦2人のキャンセルチキンレース
・出席代行サービスを利用する新婦
そう言えば、自分たちもキャスケードのブーケやったなぁ
ってか、そんなにオーソドックスなものだったのか?
カタログ的なものではそんなにページ数を割かれてなかった気がするんだが?
それにしても城ノ宮さん、典型的な僻みブスか?
まぁ、それに対する香澄のキレっぷりも見事
1巻につき1回はキレる事になっているのか?(笑)
城ノ宮さんは挿絵で描かれているけど、そんな顔立ちの人いるけどねぇ
外国人のモデルさんの中には厳ついおっさんみたいな顔した人もいるし、素材はともかく仕上げ方次第な気がする
女だけの集まりに参加するごとに一握の女子力が失われていくという言葉、財前さんらしいけど至言かもしれないなぁ
リピータのいるブライダルプランナーという存在がウケる
さらにウェイ系のウェイ加減も面白い
この辺は明らかに非現実的なものだけど、物語だからこそ面白く読める
結婚は婚姻届を出せば成立するのに、なぜ結婚式と披露宴をするのか?
「結婚をしたい」のか「結婚式をしたい」のか?という問い
僕はもう結婚する気もないわけだけれども、もし万が一縁があってする事があっても結婚式はもうしないなぁと思う
前回ので満足しちゃったものね
ただ、準備の面倒の中にも楽しさがあったり、当日の祝福されっぷりもいいものがあるけどね
出席代行サービス
流行っているんだろうか?
それを利用してまで披露宴したいか?
ま、使う人にはこのエピソードのようにそれなりの事情があるんだろうけどさ
その辺の事情を配偶者に隠してちゃんとその後に一緒に生活できるものかね?
そう言えば、「リップヴァンウィンクルの花嫁」で黒木華がそんな役をやってたな
普通に卒なく飲み食いして、その上お金まで貰えるというのはすごくお得感があるけど、実際は何かと大変な面もあるのかもね
Posted by ブクログ
前作から気になっていたBUSUのライバル!
これはもしや課長が心を揺さぶられるのか!?と思っていたら、そうではなかった展開に安堵したりも。
顔や名前についてのコンプレックスを中心とした話だった気もしますが、そのコンプレックスにどう捉えていくのかで人生って大きく変わるもんだろうなって、今回の3弾を読んで不覚にも考えさせられちゃいました。
にしてもそろそろ課長との大きな進展を期待したいところでもあります。
Posted by ブクログ
久世課長の変態っぷりは影を潜めてます。香澄ちゃんのライバル登場か?とかなり心配しましたが、久世課長の愛は本物のようです。城ノ宮さん、最初は嫌な人だなって単純に思いましたが、その感情を否定する気にはなれず、だけど、だからってと思う感情がないまぜになりました。最後の話は泣けてきました。香澄ちゃんはどっちを選ぶんだろうって思いましたが、最後の最後まで新婦を守ってくれてよかったです。努力だけではどうにもならないことに抗うことも受け入れることも、どちらも苦しく切ないなと思いました。
Posted by ブクログ
ここぞというときの久世課長と最後のセリフはかっこよかったな。
二人の距離もだんだん近づきつつあるかも…。
自分の容姿にコンプレックスはあるからといって、他人へ妨害するのは読んでいて嫌だった。
自分の容姿へのコンプレックスと、内面、すべてを受け入れてくれる人、久世課長は確かに変人だけど、読んでいて羨ましくなってしまった。
続編も楽しみ