【感想・ネタバレ】Bの戦場2 さいたま新都心ブライダル課の機略のレビュー

あらすじ

“絶世のブス”ながらウェディングプランナーとしてお客様の幸せのために頑張るわたし、北條香澄は、自称“意識の高いB専”久世課長に斜め上な求婚をされ困り果てていた。そんな時、中途採用の年上新人、財前さんの教育係を任される。美人で自尊心の高い財前さんと仕事のやり方で対立する中、2人で担当したお客様が「結婚式の費用が払えない」と言い出して…!?

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Posted by ブクログ

いやもうほんまに面白かった!

何度も言うけど、人生二度目コロナ罹患中に読む本はこれしかないわってくらい、面白かった。
(明日から仕事復帰)

辻村氏の「本日は~」の次にこの本を読もうかと一回手にして

「いや…、ウェディングプランナー繋がりすぎるな…」

と、思って、一旦置いた。

この時代にウェディングプランナーのおもしろ小説と立て続けに縁があるとか、ある!?

(知らんがなー)

だって昨今の若い子は500万くらいかけて披露宴なんて早々せえへんやろ、そもそも結婚もせえへんやろ(それはそう)。

こういう時代もあったんよ…たった20年ほど前は…。


などと、すっかりファンタジーになりつつある結婚披露宴やけど、最近でもやる人はやるんかな? わからん。
ついでにわたしもしてません。せんでよかった。
親しい友人に呼ばれるのはそれなりに楽しかった。


閑話休題、前作より香澄ちゃんのキレがよかったし、あと、何やろうこの…ピュアな感じ…。

いいね…。

でも、プランナーとしてのお仕事話もしっかり書いているんやから、べつにそこに「ブス」のエッセンスを加えなくてもよくね???? とは、ここにきてもまだ思ってしまう。
それ、そんなに重要???? と、思いながら3巻を予約した。


今回のラストの展開が
「あっ、なるほど、そうきましたか」
と、膝を打ったので、次巻も楽しみ。

てかほんまに、香澄ちゃんはほんまに「ブス」なのか。そもそも「ブス」の定義って何よ。
自称できる「ブス」…。

そう言われたらわたしも「ブス」やったのかもしれん…。

(自分の顔に興味があまりにもないため、他者と比較することもなく初老になった)

「ブス」の真髄はそれ↑なのでは!?




余談やけど、この話の舞台は埼玉やし、著者も埼玉在住? 埼玉ラブ? な感じやのに、巻末に書かれてた「取材協力」が東京ドームホテルで、

東京ドームホテルかーい

って一番でかいツッこみが出た。(それは関係ない)

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2025年03月06日

Posted by ブクログ

サプライズに前触れなく泣きそうになった。元CAの後輩の正論が響き悩む。でも相容れなさも含め良いし、二人の関係の変化も愛おしい。お客様への温もりを持ち等身大に有能な香澄が格好良く、久世の好意に鈍感でない所は爽快。久世との関係はくどくなりかけた早々に変化して、戻って来て、更に波乱の予兆と、ずるい。すき!

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2018年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

購入。これに後悔はない!

なんか、凄いよね~絶対実写化とか難しい。小説でしか表せない。
でも、とても素敵な女性だから、この巻でも地味にモテる。そして何なんだあの上司!(笑)
私的に秋田出身に驚いた(自分と一緒だから)。
新キャラ登場で続編も気になるぞー!

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2017年07月06日

Posted by ブクログ

ぶっ飛んだ設定、主人公のツッコミが面白くドラマを見ている感覚で読み終えました。
1巻に比べると結婚式の描写が多かったのがよかった。

最後に現れた新しい登場人物がこれからどう影響してくるのか…続きも楽しみ。

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2022年08月02日

Posted by ブクログ

シリーズ2作目

今回のメインエピソードも3つ
・前巻のプロポーズ騒動の朝子さんの結婚式で酔っ払って暴言を吐く叔父
・お金がないにも関わらず結婚式をする若いカップル
・参列者全員が参加するような人前式


どんな式にしたいか明確で、お金をかけることを厭わないのであれば準備は結構順調に進みますわな
験上でも、やはりお金と手間暇がネックになるんだよなーと思う

ある程度酔っ払って陽気にはっちゃける親族というのも珍しいものでもないだろうけど、それを悪意を持ってやられたらどうしようもないな

そう言えば自分の結婚式でもプランナーさんへのサプライズ感謝の言葉はやった
司会の人から出席者に紹介してもらう程度だけどね
後に本人に聞いたところ、不自然に引き止められるのでもしやと疑ってはいたけど驚いたとのこと
まぁ、ぶっちゃけプランナーさんには感謝しかないっすわ


ご祝儀はなー それを前提とまではしないけど、ある程度は期待してしまうよね
だからといってプランナーが営業的に上乗せするのは職業倫理的にどうかと思う
考えによるんだろうけど、うちの会社の営業もそんな側面もあるからなぁ
本当にお客さんのためを思っての上乗せなのか、それとも自分の成績のためのものなのかで違うけど、それを客観的に区別する方法がないものね


人前式にも参列したことあるけど、やはりどこか間延びしている感はあるよね
「式」というからには多少の格式ばった部分は必要なんじゃないかと思うよ
神前式は本物だけど、ニセモノ神父・牧師だとしても「形式」に則る事で伝わるものってあるからね

どうしても参加型にしたいのであれば披露宴に詰め込む程度にしといたほうが良いと思う


それにしても、「ド素人が」発言のインパクトが強い
財前さん……
ブスにもの凄い形相で詰められるとかねぇ

1巻に比べてブスの特性を生かしたエピソードが少ないかな?
なのでブライダルプランナーのお仕事小説色が強い

だからこそ「ブスの機能性」発言が際立つ(笑)

遺伝的にブス遺伝子があるとして、それが適応にどう寄与するかということを考えた場合
ハンディキャップ仮説のように、「それでも生きていける」という生活力や精神力のアピールの意味はあるのか?
もしくは、容姿に関係なく魅力を感じる形質の配偶者をふるい分けられるとか?

そう言えば、顔に痣を持つ母親の美人な娘視点の戸田誠司のショートマンガがあったなぁ
美人だからこそ相手の内面の評価が難しいという側面はあるかもね

だからといって久世課長の内面の評価が高いかと言われると、そう断言できないところが苦しい…

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2021年06月09日

Posted by ブクログ

前作に続き、一気読み。
中途採用年上新人の教育係を任され、波乱が巻き起こる。
それにしてもヒロイン香澄、なんて素敵で可愛らしい女性なんでしょう。
絶世のブス、との設定だが。
前作では生花店の店長、武内さん。
今回は久しぶりに再会した幼なじみコータくん。
もちろん久世課長にも。
香澄さん、モテまくってます。
ウエディングプランナーとしてのお仕事小説としても、本当に面白い。

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2020年11月08日

Posted by ブクログ

期待通りの面白さでした!!第2弾は課長との更なる親展を期待してたけど、良い感じの裏切りで、さらには第3弾を早く読みたくなる展開でした!!
毎回この小説読むと人間中身だよね、ということを感じられずにはいられません!!
第3弾も期待大!!

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2018年05月26日

Posted by ブクログ

前作からの続きで始まる。
仕事で挫けそうなときも前向きになれるかも。
久世課長のキャラが何とも言えない。
自分にコンプレックスのあるので、読んでいて笑えない部分もあるけど、軽く読めるし、読後感もよい。

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2017年12月18日

Posted by ブクログ

1巻は久世課長の変態の印象が強かったけど(笑)、今回はウェディングプランナーのお仕事エピソードの割合が多くて、久世課長の登場も最初と最後ぐらいだったので、全体的に普通に?お仕事小説として読めました。それはちょっと寂しいような気もしますが。新人の財前さん、いろんな意味で手強い相手ですが、彼女が言うような事を私自身言われたことがあるので、香澄ちゃんと同じで納得いくようないなかいような、悶々とした気分になったことを思い出しました。久世課長、本物の愛を自覚するのか。振り回される香澄ちゃん、かわいそうに。だからこんなこじらせ野郎より武内さんにしとけばよかったのに。

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2017年08月20日

Posted by ブクログ

主人公の香澄のことがより深く掘り下げられた巻だった。
1 は主人公と周りを取り巻く環境の確認?どのうよな話かの流れがメインだったが、今回は新たな登場人物含め香澄のウェディングプランナーとしての思い。他課長とのやりとりがより鮮明になっていった。

明らかに新たなライバル(ブス?)の登場の予感で終わったのが、面白いかったし気になる。

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2024年04月13日

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